半月ほど前、自宅玄関の軒先にツバメが巣をつくりはじめました。
玄関先をフンで汚されてはたまりませんから、可哀相だけれども壊しました。
壊しても壊してもつくることを止めない夫婦ツバメに情も移り、とうとう根負け。
今朝覗いてみると、もう卵を温め始めています。
こうなると無事にヒナが生まれて巣立つことを願う気持ちで一杯になります。
こんなツバメにも子殺しがあると聞きます。
ただし、その子殺しは人間のそれとは違います。
新しいオスが前のオスの子供たちを攻撃し殺してしまうのですが、その理由は自分の子孫をできるだけ早く増やすためだということです。
人間社会、殺伐とした殺人事件のなんと多いことか。
人は「霊止」であるから万物の長であると先人が言いましたが、現在の人は「」に成り果てたのでしょうか。