掛川で４日から６日まで「JAM全国安全衛生交流集会」。
全国から１５０名を超える参加者が集まり、盛大に開催された。
静岡県からも１９名の参加者、安全に対する意識の高まりを感じた。
開催地を代表してのあいさつで心の底から「命の大切さ」を訴えた。
『・・・・。私にとっては６月は特別な月です。
毎年、手帳を更新するとき「真っ先」に赤ペンで書き込む日があります。
それは６月２１日です。
単組委員長時代、７年前の６月２１日、会社で死亡労災事故を発生させてしまいました。
大切な命を奪われた家族も、彼の恋人も、彼の友人も、彼のいた職場もショックで立ち上がれませんでした。
大きな傷を残して、１年が経ち、２年が経ち、私は今現場を離れましたが、私自身の中にもまだまだいくつもの思いが残っております。
そのことを一生忘れないように、毎年の日課に赤ペンチェックを入れる訳です。
・・・・・。会社とは何か。
それは根本的には、人間が生活する、生きていくための社会的道具でしかないと思います。
そのことを、特に単組リーダーはしっかりと肝に銘じていただきたい。
私にもし当時そのような気持ちがしっかりと持てていればと悔やまれるばかりです。』
1日も早くこの世から、労災死亡事故が無くなりますように。