渡辺謙と樋口可南子の主演映画「明日の記憶」を見ました。
猛烈バリバリの部長（渡辺謙）が若年性アルツハイマーになってしまいます。
スケジュールを忘れたり、なかなか人の名前を思い出せないくだりなど、思わず我が身も疑ってしまいました。
症状はますます進んで部下の名前や地理や、最後には妻（樋口可南子）までもが判らなくなってしまいます。
そんな主人公が生きていくために残したもの、それは・・・・・・。
終わった瞬間、大きなため息をついてしまいました。
いい映画でした。
（後ろの席にいた初老のご夫婦、映画を見ながら痴呆についていちいち解説してました。「あら、分からなくなっちゃったよ」「俺もこれで2年も苦労したんだよなあ」などなど。頼みますから、その会話は家へ帰ってからにしてください。）