福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

新型コロナ影響下 日本唯一の貨物専門航空会社NCAの奮闘 旅客便減の裏で物流を支える‼️

2020-05-11 00:10:00 | 飛行機の話題(乗り物ニュース)

新型コロナの影響による国際旅客便の運航縮小で、航空貨物を運ぶスペースが減っています。
日本唯一の貨物専門航空会社NCAにも業務上の制限など影響が及んでいますが、
日本の物流を支えるため奮闘しています。

今日も
神戸市上空を飛行



新型コロナ影響下で生鮮食品、石鹸やマスク、医療品などが増加

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界中で国際線旅客便の運航が大幅に減少し、
それらの便の貨物スペースに載せるはずだった貨物が積めなくなったことなどから、
国際線航空貨物便の需要が大きく増加しています。
日本でもたとえばANA(全日空)が、客室の座席にマスクなどを積みこんで国際線を運航しているほか、
貨物便を増便するなど、その対応に追われています。

そのようななか、日本では唯一となる貨物便のみを運航する航空会社NCA(日本貨物航空)が奮闘しています。
同社は2020年4月現在、日本で唯一「ジャンボジェット」ことボーイング747シリーズを運航し、
成田空港を中心にアジア、ヨーロッパ、北米などの貨物便ネットワークを持っています。

貨物便需要に対応するため、NCAは2月から3月にかけ20便、臨時便を運航し、
そうした状況は4月も続いているそうです。
新型コロナウイルスの影響下においてこの貨物便需要にスタッフがどのように対応しているか、話を聞きました。

――2020年4月現在、NCAでは、どのような航空貨物を運んでいるのでしょうか?

通常時は半導体装置、電子機器、自動車、衣類、生鮮食品、国際郵便など多種多様な物資を運んでいます。
近頃は、新型コロナウイルスの影響をうけ、
いつもより生鮮食品、石鹸やマスクといった衛生消耗品、医療機器の輸送が増えています。

新型コロナ影響下 NCAは重圧と戦い 工夫して貨物を運ぶ

――新型コロナウイルスの感染拡大で、働き方に変化はありましたか?
NCAでは、2019(平成30)年4月から現場スタッフなど、
その場を離れることが難しいスタッフを除く多くの部署で在宅勤務制度を働き方改革の一環として導入していました。
なかなか制度が浸透していなかったのですが、新型コロナの影響で一気に浸透しました。

在宅勤務制度を適用できない最前線で働くスタッフは、感染するかもしれない、
自分自身、もしくはほかのスタッフの感染が業務の維持に直接影響を及ぼしかねないという
緊張感のなかで業務にあたっています。
また、例えば輸入事務所の感染対策でフロアに入れる人数を制限するなどの対策を講じたことで、
これまでよりお客様を待たせてしまうケースもあり現場のスタッフは多くのプレッシャーを抱えています。

しかし、お客様の効率的な貨物輸送を支え続けたいという思いから、
「安全が経営の基盤であり、社会への責務である」というNCAの安全理念を胸に基本に忠実に、
スタッフ一丸で取り組んでいます。





――この状況下でスタッフは、どういったことを精神的な支えにしているのでしょうか?

NCAは2018(平成30)年に自主運休したことがあり、
そのときお客様に大変なご迷惑をかけてしまいました。今こそ「恩返し」するべき時と思っています。

たとえば2020年2月15日、中国へ向けた郵便物が想定以上に多くなり、
日々膨れ上がる郵便物の状況から、
NCAを使って日本郵便が初めてチャーター(貸し切り)便を運航しました。
そのときの郵便物の量は10tトラック15台分に相当する約9000個にも上り、
あまりにも多く通常の積載方法を変えなければなりませんでした。
安全性、正確性を確保しつつ、効率重視の運搬方法を特別に当局に認めてもらうなど工夫し、
多くの難題を短期間でクリアできました。
感謝の言葉をいただけたことは、私たちの支えになりました。

※ ※ ※

パイロットは空港と宿泊施設間を専用車両で移動する、などの対策を講じています。
事務所での2m以上の座席間隔を確保、事務所間の移動の原則禁止、
 NCAではこのほか、全社的にマスク着用、消毒や手洗いうがいの徹底のほか、
 なおNCAは2020年3月末に、パイロットが新型コロナウイルスに感染したことを発表しましたが、
同パイロットが搭乗していた便に乗客はいなかったほか、貨物に直接触ることもなかったとのことです。

NCAの経過観察中のパイロット1名の新型コロナウイスの感染を確認し合計7名が感染

現在は747-8統一ですが
昔は
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747-8      8機運用


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