ドローン攻撃「標的は官庁」 ウクライナと共闘のロ武装勢力幹部
2023年08月01日20時05分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080101038&g=pol
イリヤ・ポノマリョフ氏が東京都内で記者に話した内容です。イリヤ・ポノマリョフ氏は元ロシアの下院議員でウクライナに亡命して、ロシアの反政府組織の支援活動をしています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%83%95
やや反政府活動に関与している分、不明な点や分からない点があります。ロシア政府の非合法活動と重なる部分が出てきてしまうからです。
現在は、ロシア自由軍団の幹部と言うことになっています。ロシア自由軍団は、去年は義勇兵組織としてウクライナ軍に組込まれたウクライナの正規軍の一部隊でした。
今年は、ベルゴロド州の越境攻撃に参加しておりウクライナ軍との関係は、良く分かりません。ただロシア自由軍団には、最低数百人は参加していると思います。もちろんウクライナ紛争に参戦していますから実戦経験のある優れた部隊です。ウクライナ軍の評価は、優秀とのことでした。
ロシア自由軍団が絡んでくる話は、かなり本当に近い話になります。はっきり実態と実績が確認されている部隊だからです。
前置きが長くなりましたが、イリヤ・ポノマリョフ氏の今回の発言の中に・・・
「自由ロシア軍団には非常に強力なドローンの部隊がある」
と、あります。
モスクワのドローン攻撃を担当しているのは、この部隊である可能性があります。そうなるとロシア国内に潜伏している関連組織と連携していると思われます。今、散発的に実行されているドローン攻撃は、この先攻撃力が増す可能性があります。
そして、イリヤ・ポノマリョフ氏は政治部門幹部であると言っています。去年は、外部の人間でした。それはロシア自由軍団が単なる戦闘員だけの実戦部隊ではなく政治部門を備えたより高度な組織に拡大中であることを示唆しています。
今年の初めにAFPの記者が、自由ロシア軍団のメンバー数人にインタビューしています。それによると？
構成メンバーは、全員ロシア人です。
民族派右翼が多いようです。
（ロシア国内にいるのは侵略を肯定する過激民族右翼です）
目的は、プーチン政権打倒のために当時はウクライナの勝利のために義勇兵として参戦していました。
この概要は、今も同じだと思います。もう、その時からかなりの時間が経過しています。自由ロシア軍団はその後組織を拡大して、具体的にプーチン政権打倒のための活動を始めている事になります。
「裏切り者ではない」 ウクライナ側で戦うロシア人部隊
2023年1月15日 8:00 発信地：ドリナ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3445812
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/