(最強)ホームラン王列伝
こう書くからには、単なるHR王ではダメです。
HR王の中の選りすぐりです。
基準を設けました。
HR王、通算3回以上
年間50HR、通算3回以上
※年間50HRを打つのは限界に近く、50HR以上は少ないです。たまにマグレで打つ選手もいます。マグレを除外するために3回以上にしました。
この基準でどれだけの選手が該当するか❓
ベーブ・ルース
1920年54本 メジャー6年目
1921年59本
1927年60本
1928年54本
HR王12回
アレックス・ロドリゲス
2001年52本 メジャー6年目(実質)
2002年57
2007年54本
HR王5回
マーク・マグワイア
1996年52本 メジャー10年目(実質)
1997年58本
1998年70本
1999年65本
HR王4回
アーロン・ジャッジ
2017年52本 メジャー1年目(実質)
2022年62本
2024年58本
HR王3回
これだけです。
翔平君は、今年50本以上1回目です。
もう2回、達成すると列伝入りです。
少ないでしょう❓
ホームラン王の中のホームラン王と言えるのは、この4人だけです。
つまり❓
アーロン・ジャッジの凄さが分かると思います。
ジャッジは、去年は37本ですが大怪我をして休場しています。年160試合換算なら56本です。もし大怪我をしていなければ、3年連続4回目を達成していたと思います。
今年のジャッジは、打撃技術がまた一段と進歩しました。
ルーキーイヤーの次に62本を打つまで5年かかっています。技術で50本以上打てるまでには、平均してこの程度は時間がかかります。
技術で打っていますから、これからがジャッジのピークです。更に数年は50本以上HRを打つ年があると思います。
さすがに他の数字を比較するとルース越えは、無理ですがルース以降、最強のホームラン・バッターになると思います。
ルース以後が、アレックス・ロドリゲスとマーク・マグワイアだけしかいませんから、この二人を超えるのは、ほぼ確実だと思います。
こうして数字と回数で足切りすると、アーロン・ジャッジが今作りつつある記録が、ほぼ過去に比較可能な対象がないことが分かります。
翔平君は、ホームラン王列伝に一歩足を踏み入れたところです。まだまだ成長途上ですから、今後50本以上を又達成すると思います。
あと2回達成したら翔平君もホームラン王列伝に名を連ねることになります。
こうして見てくるとジャッジと翔平君の飛び抜け具合が分かると思います。
ジャッジは、通算の本数でもメジャー歴代1位になると思います。
翔平君は、ナ・リーグに移籍してラッキーでしたね❓
ジャッジと同じリーグにいたら、この先もHR王は無理だったかもしれません。
でも、翔平君にはジャッジにない優れた点もあります。
400塁打と100長打です。
400塁打は、また達成する可能性があると思います。
100長打も、やがて達成すると思います。
これはタイプの違いです。
翔平君は、どちらかと言うとアベレージ型の強打者です。だから安打数が増えて400塁打と100長打が達成しやすくなります。
ジャッジは、ホームラン型の強打者だから安打数が翔平君と比較すると少なくなります。
その分、400塁打と100長打が達成しにくくなります。
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