調律の仕事

　明日のレコーディングに合わせてピアノの調律をしました。
お願いしているのは武雄市の調律師　中野さんです。
中野さんとももう３０年近いお付き合い、大ホールのピアノの調律なども数多く手がける佐賀でも指折りのベテラン調律師です。

中野さんは単に音を合わせるだけでなく、タッチの重さ、音色、響きなど細かい
箇所もすべて「お好みは？」と問いかけ、納得のいくまで調整してくれます。
それがの仕事へのプライドだと思いますし、調律の仕事とはそんなものだといいます。

コンサートホールで見事な演奏家の影に必ず調律師はいるのです。

中野さんは仕事が丁寧、仕事をしながら様々なピアノの話をしてくれます。
それが楽しくて　ますますピアノが好きになりました。

明日ピアノの録音をしますが、中野さんの作った音色がCDに残ることにもなるのです。

音楽は深いです。