風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、信用金庫の仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

水ぬるむ

2012年02月22日 23時59分59秒 | 風竿日記

雨模様の日々ですが、気温が驚くほど上がってきました。

雲や空の色も心なしか明るさが増してきて、春はちゃんと、もうすぐそこまで、やってきてくれています。

先日、友人が館長兼配達人兼厨房作業員兼便所掃除係りを勤める「よしだまんぞく館」に出向くと、フキノトウがたくさん並べられておりました。

待ちに待った春はすぐそこまで・・・・・。確実にやってきていることを実感できる頃となりました。

水が実にやわらかい穏やかな色をしています。

いわゆる「水ぬるむ季節」という日本語の美しい響きを胸に、時々襲い来る冬将軍の抵抗に首をすくめながら、

春の訪れを心待ちにしています。

日曜日は、ケアホームに居る母にそのフキノトウを見せてあげ、肩モミを15分の親孝行でありました。

ケアホームの病院のベッドのような母のワン・スペースにも、柔らかい日差しが差し込んでいて、80歳を超えた彼女は、まるで少女のように屈託なく笑うのでした。

 

みずぬるむやはらかりしも母はただ ホームの中の籠の鳥やも

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アクセス

2012年02月21日 22時57分23秒 | 風竿日記

風竿の「人生の達人」烈伝

ブログの開設から 1054 日
 
2月12日のアクセス数
閲覧数:1,717PV    訪問者数:570IP
順位: 910位 / 1,682,968ブログ中 (前日比  

 

こんなアクセスの状況が続いている。というのもアクセス記録が上のフォーマットで毎日報告されるんであります。

ランキングが三桁アクセスってのも時々あるんですが、やっぱ嬉しい。

全国で168万人の人がこのgooブログをやっている中で、910位というのは実に有難いことなんであります。

げいのぉ人でも無い初老のじいさんブログとしては、まったくもって光栄の極みなのですが、かといって世間様のお役に立っている訳でもないので、特に自慢することでもありません。

ただ、日常生活において一日にこれだけのお方とは到底お会いすることは出来ませんし、電話で話すのも不可能・・・・。

そんなことを思うときに、ご縁の有難さを噛み締めるしかないんであります。

    

さて、全国にゴマンといらっしゃるブロガーの皆さん、

最近face bookに押されがちではございますが、私たちは完結型のブログという情報発信媒体が性にあっているのですよね。

外に向かう日記たるブログ、今後も大切に刻み込んでまいりたいと思います。

 

 

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冬のライオン

2012年02月20日 23時59分59秒 | 風竿日記

職場の倉庫と車庫の間にわずかな空き地がある。

人が4人位辛うじて入れるほどのスペース。

そこは、どこからも見えない死角となっていて、

広い職場の中でも比較的分かりにくい場所なのである。

午前中の定例会議を終えて、車の中に置き忘れてきた手帳を取りに駐車場に行くと、その小さな空き地に人影が見えた。

今朝はとびきりつきの寒さであったので、一体こんなところで何をしているのだろうとまず、疑問が走った。

それから、金融機関のこと故、当然防犯上もよろしくない。

倉庫に放火でもされたら、それこそ一大事なんである。

一瞬その少年と目が遭ったが敢えて知らんふりをしながら、しっかりと観察する。

中学生か・・・・・・・。華奢な体つきである。

着ているものも普通で、別に突っ張っている風でもない。

この男子は悪い子ではなさそうだ。直感的にそう思った。

でも、学校はどうしたのだろう。

まあ、うちの敷地は誰でも自由に往来して、子供もよく遊んでいたりするので、敢えて咎める必要もなしかと・・・・とりあえず妥協点を見出す。

底冷えの寒さもあって、その場から立ち去ろうとした。

君子危うきに近寄らずなんである。

    

事務所への階段を上がってから、振り返りざまにもう一度見ると、まだ彼はそこに居た。

寒いのだろうサッカーボールを壁に向って蹴り続けている。

と同時に、警察官がバイクに乗ってキョロ、キョロと回りを見回しながらやってきた。

すぐそこに少年が隠れているのに・・・・・。

やがて警察官はゆっくり遠ざかって行った。

   

ははーん・・・・。

これはあの少年を捜しているのに相違ない。

何かやらかしたのだろうか・・・・・。

犯罪を犯しているんなら、これは看過出来ないぞと、迷った挙句に、結局は通り過ぎていった警察官の後を追った。

子供は社会の宝、みんなでちゃんと育てなくてはならないと、正義の味方のおせっかいが始まる。

300mも歩くと、くだんの警察官を見つけることが出来た。

「少年をお捜しなんでしょう。実はうちの駐車場の小さな空き地に、それとおぼしき少年が寒そうにしてるんですが・・・。」

「昨日から家に帰らず、ご両親から捜索願が出ています・・・・。」

何のことはない、通報者、第一発見者なんである。

すると警察無線で本署と連絡を取り始めたので、私は寒いこともあって役割は終えたとばかりに事務所に戻ることに。

戻り際に少年の隠れ家を見ると、まだちゃんと居たので、安心して仕事に戻ろうとしたのだが、気になって仕方がない。

補導されるんだろうか・・・・。

可哀想なことをしたと後悔の念が湧いてくる。

     

しばらく階段の踊り場から高見の見物をしていたのだが、警察官は一向に現れないんである。

そのうち、少年が気配を悟って逃げ出さぬかと心配になる。

逃げ出せば彼はまた寒空の下、孤独な時間を過ごすのである。

ここは大人として、彼を保護してやらねばと決心した。

寒いので熱いお茶を飲ませてやろうと思い、湯飲みにすずれんばかりのそれを零さぬよう、注意深く持って彼のアジトに行くとそこには誰も居なかった。

ありりゃ、寸での所で逃げられたのかと落胆しつつ、駐車場の裏手に回ると、さっきの警察官から腕を掴まれて下を向いた少年が居た。

可哀想になり、お茶を勧めると、昨日から何にも食べて居ないという。

夜も軒下でやり過ごしたという。

昨夜はとびきり寒かった筈だ。零下を下回った筈。

見るとトレーナー一枚。

胸が痛む。

事情を聞けば、親から怒られて堪らず家を飛び出したのだという。「寒かったろう・・・・。」つい切羽詰まった言葉が出る。

そこには幼い頃の母親の愛情に飢えていた私が居た。

    

やがて警察のパトカーが現場に直行、同時に父親が心労に肩を落としながら駆けつけた。

捜索願いが出されていますので本署まで来て貰い事情聴取をします。

パトカーに乗せられそうな少年を引きとめ、

「何もそこまでしなくとも、ここでいいではないですか・・・・。」

警察署まで連れて行かれたという記憶は彼の人生にどういうモニュメントとなるのだろうかと危惧した私は、息巻く若い警察官を制した。

「バカタレが人に迷惑ばかけてから・・・・。」父親の叱責を

私は少年の肩を抱きしめて庇いながら・・・・

「皆んな、はがいいことばかりの世の中バイ。おじさんもはがいかことばかりやけど、我慢して頑張っているとバイ。」

「お父さんも心配して寝とらっさんとばい。君も寒かったろうが、親も心の寒かったとバイ。少しは我慢して頑張らんばいかんぞ・・・。」

少年は申し訳なさそうな顔をして、泣いた。

ただ泣いた。

 

よしよしそれでヨカ。誰にでも家出はあることたい。

 ライオンは厳しい冬を乗り越えて強いライオンに育つのだ。

心からそう思った。

 

 

 

 

 

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フライド・プライドが鹿島に来たバイ

2012年02月19日 22時24分35秒 | 風竿の音楽夜話

ギターとヴォーカルのデュオといえば、この辺じゃあ、つとに「Maimio」がごく一部に有名なのであるが・・・・・、わが国ではフライドプライドでありましょうね。

やはりというか当たり前というか、プロはすんごいんである。学芸会と劇団四季くらいの差がある。

昨夜はあのフライド・プライドのコンサートに鹿島のエイブルへ

ゲストに世界のトランペッター日野皓正を迎えての2時間は・・・・、

旱魃の大地に水が沁み込むが如くでありました。

日野さんは、おとといアメリカから帰ってきたばかりだとか。

しかし、フライドプライドだけでも7000円位はしているのに、世界の日野さん、日野皓正ですよ・・・・。

これでチケット2000円は安すぎる。

       

というか鹿島市が市民文化向上のために「市民立楽習大学」という楽しいサークルを立ち上げていて、この助成のお陰で安く鑑賞できたという仕組みなんである。

教育と文化の地方都市をめざすという鹿島市ならではの組織。

この大学には近隣の市町村の人にも門戸が開かれていて、年会費1000円也を払えばコンサートや映画や落語などが安く鑑賞できる。

鹿島も中々やるんである。

     

さて、フライド・プライドのライブ演奏は凄いの一言

ギターの横田明紀男さんのテクニックはまさに神がかり

  

 

この曲も次の曲も当日演奏してくれた。


スティービーワンダーの曲も結構やってくれるのが嬉しい

 

ステージ中は写真はご法度なので、アフターステージで横田さんのギターをパチリ

 

凄いいい音がしていたが、どんなチューンアップをしてるんだろう。弾いてみたかった。

ピンボケ写真だけど、右側のGodinというギター機種は違うけどボクも持っているのである。ただ持っているだけの話なのだが・・・・。

尚写真の日付は私の頭と一緒で狂っていますので念のため。

それでは横田さんのギターテクニックがどれだけ凄いのか

その一端をご紹介しましょう。

 


 

コンサートは9時に終わり、それから興奮した体をバンドの仲間中島君と居酒屋の生ビールで鎮め、延々と音楽談義

 

深夜というよりかは明け方酒樽のようになって家に帰り着いたのでありました。

 

これもフライドプライド効果なんであります。

 

でも本当に素晴らしいライブでありました。

 

 

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雪の土曜日

2012年02月18日 16時06分16秒 | 風竿日記

今朝は全国的に土曜日なんである。

早朝しぶしぶとベッドから起きだすと、一面の銀世界。

入っていたゴルフの予定は、うまい具合に中止が決定

久しぶりのオン・フリー・タイムと相成った。

フリーというのは実に嬉しく、かつ有難いもの。

またぞろ怠惰な温もりの残るベッドに潜り込み、次に起きたのは9時前であった。

さてさて、雪は・・・・・あれれっ少し溶けかかっているではないか。

しまった、と、慌ててカメラを持って家の周りに・・・・。

雪の日は絶好のシャッターチャンスなんである。

それは、日常の風景が一変するから・・・・・。

たいした家でもない我が家が、猫の額ほどの庭が、北欧の佇まいに変身するんである。

雪の帽子を被った手作りの竹垣は、なんか暖かそう。

そしてモチノキの実は色を際立たせてくれる。

雪はまるで魔法使いなのだ。

主が喜んでいると、不思議なことに、我が家のシンボルツリーも雪を愉しんでいるような気がしてくるではないか・・・。

そんな雪景色をカメラに収めて、はしゃぐ私

まるっきり子供なんである。

木々は挙って花盛りとなり、春が来たような味わい。

いい休日の朝であった。

さて、夜はフライド・プライドのジャズライブを聴きに鹿島へ

ささやかではあるが、音楽も聴けて贅沢な雪の土曜日なのである。

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