北村尚志のブログ

ようこそ!北村尚志のブログへ。音楽活動、番組情報、仕事、そして毎日のいろいろを紹介しています。

人間的なものとは

2013年02月11日 | 尚志の日記
ナント美術館展を見に行きました。

前評判通りのスケールの大きいものでした。

人物画などは肌や衣服の肌触りや皮膚のテカりなどもわかる繊細なものでした。
嫁さん「凄い、まるで写真のよう。」
確かにそう思いましたが、写真ではこうはなりません。

繊細に見える描写も近づいてみると、雑な塗り方をしています。
しかし少し離れてみると写真のように正確に見えるのです。

写真のように瞬間を正確に切り取るのではなく、
その時 作者に見えた映像を時間をかけて
塗り重ね完成形に近づけていく・・ここが大きう違うのでしょうね。

つい先日、あるミュージシャンとデジタル録音と
アナログ録音の違いを大いに論じたばかりでした。

写真の世界でもフィルムカメラとデジカメの違いを多く語られます。

正確さがウリのデジタルと暖かさがウリのアナログ論、
両者は技術の進歩とともに近づいていくでしょうが、

まだまだこれからも語られることでしょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウキペディア | トップ | 今日も全力投球 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

尚志の日記」カテゴリの最新記事