木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

11月30日 生ゴミ処理機 使用レポート2

2007年12月01日 | 活動日誌その他
 11月30日 生ゴミ処理機(ナショナルMS-22)を使いはじめてから一ヶ月が経過しました。
 この一ヶ月、取扱説明書にあるように、キッチンの生ごみをひたすら追加してきたのですが、我家では内釜一杯になりませんでした。乾燥してしまうと1ヶ月分の生ごみは3L以下の容量に圧縮されたことになります。

 新聞紙に広げてみたところ、1リットルのアルミボウルに約二杯の容量です。ざるで篩って細かいものを分けたうえ、いささかマニアックですが、中身を分類してみました。


 

 細かいものは、コーヒー豆(我家では1ヶ月に500g分の中挽き豆を確実に消費しています)・茶殻(紅茶・緑茶)がメインですが、よく見ると細かい小骨や卵の殻など、様々に粉砕されたものが含まれています。
 サラサラで、袋詰めすると野菜用肥料として売れそうです。


 


 粉砕されずに残ったアラモノです。こちらも乾燥しているので手もみするともっと細かくなりそうです。結構形が判別できるものがありますが、臭いは気になりません。

 分解(粉砕)されなかった主なものを抜き出してみました。

 


1:梅干の種。半分に割れるんじゃないかと期待しましたが、ほとんど原型をとどめました。それでも9割ほどに縮んでいるようです。

2:魚骨類。半裁したイナダのカマ(頭)の骨は、パーツごとに分解され薄い骨は粉砕されましたが顎の骨が残っています。目玉も。
 右側の小さな魚骨はサンマです。サンマの骨はほとんど粉砕されたようで、6尾分は入っているはずですが頭は全く残りませんでした。なぜか尻尾の一部が煮干のように残りました。





3:野菜くずの類です。
 左上:白葱の根、白菜の基部など。ねぎは30%に、白菜の基部は10%のサイズに縮んで干からびています。
 左下:にんにくの皮や白葱の皮類の一部。投入時期にもよりますが、手もみすれば小さくなるのでいずれ粉になると思います。たまねぎの皮は粉砕されたようで見えません。
 右上:バナナのへたです。皮に比べて残りやすいですが、60%サイズダウンです。
 右下:バナナの皮やみかんの皮。黒くなって縮小します。みかんの皮は焦げすぎのようで、チンピにはなりません(笑)

 以上、原型を判断できるものを並べました。おそらく茄子のへたやらキュウリの端やらピーマンのへただのが混じっていると思われますが、ひからびてしまうので何がなんだかわかりません。卵の殻も5ミリ角程度に粉砕されています。
 ジャガイモやニンジン、りんごの皮辺りは粉砕された方に混じっているような気もします。

 こうしてみると、食物残滓物、いわゆる生ごみは意外にも少ないように思えてきます。むしろ、これらを購入する際に一緒に家庭にもちこまれる包材:発泡トレーやらPEトレー、ラップ、ビニール類、紙箱など、こちらの量の方が膨大だし、いかに無駄なものを一緒に買わされているかを痛感しました。
 
 ふと思い出したのですが、昔オリンピックなどでも採用されたという、コーンから作られたトレーだの、食べられるトレー(容器)だのってどうなったのでしょうか。
 
 とりあえず、アラモノは生ごみ乾燥機が回るごとに粉砕されていくようなので、もう一度リサイクラーにもどして様子を見ることにしました。
 原型をとどめているアラモノは埋めるという方法もありますが、定期的に篩ったもの(細かいもの)だけ捨てるという形で、花壇に撒いたりプランターなどに移してやるほうがいいかもしれません。

 今後もいろいろ実験してみようと思います。


 



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