木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

平成23年9月議会 一般質問2 源流の里らしい河川環境づくりについて

2011年09月24日 | 木祖村議会と議員
星の一般質問2問目。

2.源流の里らしい河川環境づくりについて

Q(星):備勢橋から花の木橋間で木曽川本流沿いの環境整備が実施中だが、その一方で再び住民から、出来るだけ花をつける木は残して欲しい。様々な種類の木を残してほしい。との声があがっており、村民に十分な周知が行われていないことが伺える。河畔林の間伐に関し、間伐の割合や樹齢や木の種類の取捨選択などはどのような基準で行っているか。

A(農林課長):樹種や樹齢の選定基準は村では決めていない。各地区の代表者による打ち合わせで基本的事項を確認し実施している。

Q(星):次に「源流の里らしい景観」とは何か。木祖村にしかないものを生かし、自然との共生を感じさせるような景観こそが、村民が自慢できる景観財産になる。そのためには、村が目標とする川の姿を示し、そうなる仕組みを作るのが行政の役目である。一部団体との話し合いだけでなく、住民と情報を共有して相互理解を深めることが重要だ。その点はどのように進めているのか。

A(農林課長):理想的な河川景観に関する方針は持ち合わせていないが、河川周辺を見た人に心地よい景観を提供できるようにと進めている。地域との合意形成や周知については、昨年の事業開始から隣組回覧などを活用して進めてきた。

(星):福島原発の事故以来、いまや本当に安全で、かつ自然の中で子供たちがのびのびできる環境の希少性が高くなっている。治水と景観維持を両立させ、安心できる環境を提供することが、将来の村の財産や事業評価につながると思う。時代に応じた対応や村外に対しても積極的に情報公開を進めていただきたい。



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