木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

11月24日 議会改革特別委員会

2011年11月24日 | 木祖村議会と議員
 19:00~ 議会改革特別委員会

 実は、村が行っている行政懇談会には議員が手分けして必ず誰かが出席するようにしています。その情報交換。
 6区より議員に対し「議会改革なんてやってるヒマがあるなら、過疎対策を…。議会で企業誘致プロジェクトをやれ」という意見があったらしい。

 「企業誘致」って言葉で言うのは簡単だけど、固定資産税や法人税を優遇しても、経営難で撤退しちゃうとそれっきり。極端に言えば、今過疎地で企業が必要とする人材を集めるのは海外より困難と言う事じゃないかと思う。
 他府県の誘致事例を調べてみても、地元には仕事を出さない…と、いうより地元に発注先がないからお金が地域に落ちない。地元は雇用される事が目的なので、企業としては不効率な面が出てきて、あっという間に撤退するというケースも後を経たないようです。

 加えてここ木祖村は、民間企業にとって今一番必要とされる情報面のインフラも不十分。私自身、ある旅行会社の社長さんが「北アルプスにアクセスが良い所」に事務所を借りたいと言うので、木祖村は上高地まで1時間でアクセスできるし、車庫証明も要らないよ~と誘ってみましたが。「未だに光ファイバーが来ていな所では、話にならない」とキッパリ言われました・・・orz・・・
 同じ過疎地であっても、四国あたりだとその辺がクリアできているから、Iターンも安心して商売できるという話も聞きました。

 さて議会基本条例案について。
 議員間の自由討議の項、議会の機能強化の問題については議会事務局のあり方についてが検討課題となりました。
 文面については執行機関の「監視」という文言に対し、言葉がキツすぎると反対意見が多い。じゃあどうすれば?と聞くと妙に削りたがるんですよね。自分達にとって不利だからですか???

 議会本来の「行政のチェック機能」を意味する文面が、案から消されてしまいそう…orz…