木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

12月7日 国民健康保険運営協議会

2010年12月07日 | 木祖村議会と議員
12月7日 木祖村国民健康保険運営協議会 13:00~

協議事項
1)市町村国保広域化・財政安定支援方針(案)について
 県の資料はこちら↓
 http://www.pref.nagano.lg.jp/syakai/kousei/kenko-fukushi/kokuho/kouikika/housin-gaiyou.pdf
 
 本日は、広域化についての市町村側からの意見提出締切日でした。
 現在のところ村としては方針案に異論はなし。ただし具体的施策としては収納対策のみになります。
 なお、後期高齢者医療制度の見直しについては、政府は23年1月中に法案を提出し、25年4月から新制度施行を予定しているとのことですが・・・国会ちゃんと通るのかな?

 ほか、一部負担金の減免要綱について等

 なお、木祖村の国保の状況について歳出原因等を分析をしたところ、以前言われていた多重受診が原因ではなく、疾患の種類によることが判明してきました。
 少ない納税者で支えられている村の国保は、入院診療費がかかる患者が一名増えるだけで、数百万単位の医療費を公費で負担することになります。

 人口が多い都会なら高齢者層や低所得者層を富裕層でカバーすることができますが、平均所得が低い少子高齢化が進んだ過疎町村ではそれは不可能です。
 「国民--」と冠しても、実態は村の歳入で支えている保険制度。いずれ県全体で運営しなければならなくなるのは時間の問題でしょう。