KISHOの東京・沖縄・奄美日記

沖縄にいながら奄美と東京を巡るヒゲ親父の日記

港の記憶

2007-10-12 19:43:37 | Weblog
東京都有明・東京ビッグサイトで開催されている展示会「ナチュラルEXPO」を見学するため、新橋駅からゆりかもめで国際展示場前駅へ・・サプリメントや自然食の展示会です。途中、車中から晴海の岸壁に並んで停泊する琉球海運の「わかなつ」と奄美航路・有村運輸の大型船を目にしました。晴海港は沖縄・奄美航路の船舶が昔から寄港している大型港・東京の海の玄関口です。「わかなつ」をじっと見ているうちに、あの場所であった昔の別れのシーンを想い出しました。東京の大学を4年で無事卒業したものの、沖縄へ帰って仕事をしようにも就職先が決まらず、20代の若者は半ば悶々とした思いで沖縄行きの船に乗り、晴海港を後にしていました。一緒に乗船した友人2名も同じ立場・同じ思い・・岸壁の向こうには別れを惜しむ仲間や友人が数人・・。笑顔も見えたけれど、惜別の紙テープもない淡々としたお別れでしたね(別れの涙を胸に押し込んで)・・。あのとき、港に見送りに来てくれた何人かとはあれっきりでした。今は皆、どうしていることやら、元気にしているだろうか・・。
海と港の光景は、出会いもあれば別れのシーンも想い出させますね。記憶の彼方に鮮やかに残る、大事な大事な想い出・・。

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