桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生石尊山(仁田山)

2014-01-29 10:59:57 | 山歩き情報
2014年1月27日、桐生市川内町の石尊山に行って
きました。またの名を仁田山といって、戦国時代に城が
設けられていた所です。川内町を、鳴神山登山口の駒形
へ向かって進む途中に三堂坂というバス停があって、
そこから登りました。頂上までの往復2h位でした。


これが石尊山です。右にちょこっと見える赤い屋根が、
三堂の一つの不動堂です。これが目印です。実は、この
写真は山を下りてきてから撮ったものです。山の形が、
よく見えるので最初に掲載しました。


不動堂と道路を挟んだ反対側の集会所敷地内にある、
三堂のもう一つの庚申堂です。山へ登る前に見ていきま
した。


山へは、駒形線の道路脇に立っている石燈籠から山側へ
(左折して)入って行きます。


入ってすぐの道端にはロウバイが咲いていました。きれい
ですね。これは、ロウバイの種類のうちの基本種でしょう
か?


どこが登山口かと探しながら進むと、何体かの石像が
道脇に並んでいました。川内町はいたる所でこのような
像を見かけることができます。趣深いですね。


道をさらに進むと栃久保ダムが出てきました。砂防ダム
にしては大きく迫力がありました。ここにきて、どうやら
道を間違えたと気づき、引き返すことにしました。


ここが登山口でした。燈籠を曲がって二つ目の石垣の路地
が、それでした。ダムから引き返す途中で出会った高齢の
御婦人に尋ねたら、案内してくださいました。バスの時間
を急ぐところ大変ありがとうございました。


ジグザクの急坂を上っていくと大きな倒木がありました。


ジグザクの道が尽きる辺りに、鳥居がありました。


鳥居のそばから、登る道の反対側(東側)の稜線を撮りま
した。吾妻山から鳴神山へ繋がる山々でしょう。


鳥居を過ぎると、枯葉が溜まるほぼ直登の道になり、やはり
倒木が目につきます。道は、全体として急な上に、荒れている
と感じました。


もうそろそろ頂上か、と思っていたら梵鐘が見えてきました。
鳴らすことができ、いい音色でした。


梵鐘の後には、不動明王像が据えられていました。右奥の
方には、石造りの社もありました。この一帯の後方一段
上がった所が頂上みたいでした。


頂上に着きました。樹木はありますが、平らになっています。
周りの見通しは、あまり効きません。


頂上を30m位行った先は掘り切りになっていました。写真
では、ちょっと分かりづらいかもしれませんが、敵の侵入を
防ぐために付けられたものです。この掘り切りが三本ある
らしいです。


樹の間西の方向に、赤城山の鍋割山が少し見えたので
撮りましたが、これも分かりづらいでしょう。


出発点に戻ってきて、集会所から道路脇の不動堂を撮り
ました。


残りの薬師堂を探したのですが、道路沿いには見当たり
ませんでした。地元の方に聞いたら、集会場側道路下に
お堂があるとのことでしたので、下りて行ったら、この堂が
ありました。これが薬師堂なのでしょうか?


薬師堂からさらに下って行くと、山田川に架かる橋があって
その上から鳴神山方面を撮りました。


また、橋の傍から撮った石尊山です。それにしても、この
シーンはのどかな感じがしていいでしょう。


同行したM氏が、橋を行った先の林に「ナニコレ、珍百景」が
あると言っているので、行ってみたらこれでした。二本の木が
繋がっていました。どうしてこうなったか、全然想像がつきま
せんでした。


最後に道路を駒形へ向かった先にある赤城神社(ここも
石尊山の登り口らしい)と、今源織物を見ていくことに
しました。写真の今源織物、現在は操業していませんが、
往時の隆盛が偲ばれる佇まいを見せていました。

川内町の石尊山、初めて登りました。距離は短く、短時間で
登ってこられますが、里山特有の急登と、道表示がないのに
は少し難儀しました。でも、独特の雰囲気があって、気持ち
よく登ってこられましたよ。

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桐生茶臼山

2014-01-22 16:10:54 | 山歩き情報
2014年1月21日、桐生市広沢町から茶臼山を登って
きました。今回のコースは、一木口から上って、大雄院脇
へ下りる桐生市のハイキングマップに載っているルートで
す。上り30分足らず、下り20分、休憩を入れて全体で
約1.5hのコースでした。


一木口の登山口です。近くに駐車場がないので、家から
ここまで自転車できました。約30分かかりました。


登山口の横には池がありました。アヒルと鴨(カルガモ?)
が葦の陰から出てきました。


少しすると分岐点に出ました。右斜め後方は樹徳高校の
グランドで、その周りに車が通れる位の道が付いていま
した。山へは写真左の広い林道を上って行きます。


分岐点標識の反対側道傍に何か変わったものが埋まって
いました。お地蔵様のお顔でしょうか、木彫りの彫刻で
した。


八王子山から茶臼山頂上へつながる尾根道に出ました。
いつもは右の八王子山側からきていました。左の茶臼山
頂上へ向かいました。


尾根道を少し歩くと左側(一木口側)に視界が開けた見晴し
の良い所があります。三脚と双眼鏡が置いてありました。
そこから、赤城山がすばらしく良く見えました。


さらに少し上って茶臼山頂上に着きました。


今度は頂上から赤城山を撮りました。手前は広沢町、
相生町ですね。


ちょっと左にずらして撮りました。遠くに浅間山、その
右に榛名山が見えています。


頂上のアンテナ塔を回って反対側へ行き、境野町方面を
撮りました。


さらに時計回りに動いて、南側から太田市方面を撮りま
した。ここにも望遠鏡、説明板が備えてありました。
逆光でよく見えていません。


東側(境野方向)に下り口があって、休憩後ここを下りて
行きました。


ストレートの急な道になっていました。ここを上るのは
大変そうです。


やがて分岐点(ここを馬場跡といっているみたいです)が
出てきて、右は八王子神社を経て姥沢口へ出るコース、
左の道が大雄院脇へつながる道となっています。


しばらくして道傍にコンクリート製のロウソクみたいなもの
がありました。頭には、往きに見たお地蔵様みたいな彫刻が
載っていました。道しるべとして、どなたかが製作して置い
たのでしょうか、五合目の表示がありました。


その後も出てきて、これは三合目でした。


最後は登山口の表示でした。左側から下りてきました。


そこからしばらく下りていくと大雄院の脇に出ます。さらに
畑の間を歩いてきました。


車道に出ました。ここが入山口でしょうか。ハイキングマップ
では、大雄院参道口が入山口になっているみたいですが。


最初の登山口手前にも池がありました。最初通った時は
気がつきませんでしたが。カルガモが三匹泳いでいました。

上りの途中で保育園児童の一団に会いました。近くの樹徳か
大雄院の保育園の子供たちでしょうか。元気よく歩いていま
した。安全で、楽に登れるので格好のコースになっているみ
たいですね。

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上永野蝋梅の里

2014-01-18 11:23:13 | ブラ歩き情報
2014年1月16日、鹿沼市上永野の「蝋梅の里」に
行ってきました。国道293号線尻内橋東交差点を足利
方面からみて左折、県道32号線を進み、同199号線
に分かれてしばらくした所にあります。


蝋梅の里の入り口を入った所。右に広がっています。三角形
の屋根の見えている所が一番の奥になります。蛇足ながら、
同園有料(300円)です。


まだ三分咲き程度で、これからしばらく見られます。


蝋梅に種類があるとは知りませんでした。これは「基本種」
花の中心が赤くなっています。見学の始めに同園のオーナー
が説明してくれました。なお、この基本種が見られるのは、
同園だけだとチラシに書いてありました。


これは「素心」。花の色が薄く、淡い。


こちらは「満月」で、花の色が濃いのが特徴です。


一番奥まった所に展望台が設えてあって、そこから全景を
撮りました。


ちょっと右側にずらして撮りました。


戻る途中で「満月」の古木を見かけました。「日本で一番
古い満月」と表示されていました。


「蝋梅の里」を見た後、近くの星野遺跡に寄りました。
星野遺跡は縄文時代の住居跡が発見された所です。後の
方に三峰山が見えています。


これは一番大きな住居。「縄文前期」の説明板が立っていま
した。


建物は三つありました。


また、32号線を挟んで反対側すぐ傍の御嶽神社にも寄り
ました。この神社の後が三峰山になります。


境内に入って右に直角に曲がると社殿につながっています。
三峰山に陽射しを覆われて陰になっていました。


水音のした社殿脇の滝は、落ちた周りが凍っていました。


里宮の脇の階段から斜面を上って行ったところは、「祖霊殿」
になっていました。茅の輪があったので、くぐって行きました。


祖霊殿脇に、三峰山へ登る登山口がありました。三峰山は
修験道の山でもあります。未だ、登ったことがないので、
今後計画したいと思っています。

三峰山は前から登山の検討をしていた所で、その近くで蝋梅が
見られるとは思っていませんでした。今回、蝋梅方々三峰山の
調べもついたので、ぐっと現実性が出てきました。
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富士山

2014-01-15 11:45:14 | 山歩き情報
2014年1月14日、新年早々富士山に行ってきました。
富士山といっても、世界遺産の話題に相伴して脚光を浴び
ている桐生の富士山(ふじやま)です。上毛電鉄(上電)の
富士山下駅傍の登山口から頂上まで、片道10分足らずの
登りでした。


自宅から自転車に乗って桐生からみどり市へ向かう途中、
渡良瀬川に架かる赤岩橋から富士山全貌を撮りました。


赤岩橋渡って、岸病院を左に折れ、上電踏切をまた左に
折れた所に「富士山下(ふじやました)駅」があります。
外国からの人が、富士山へ行こうとして来てしまった駅
です。丁度前橋方面から来た電車が止まったので一緒に
撮りました。


その駅の道路を挟んだ反対側に、富士山登山口がありま
した。


少し急な道の傍らには、神社で見られる御手洗の小ぶり
なものと「致 七合二勺」の碑がありました。


上りの道が二手に分かれ、左の急な自然道に「高尾山」
の碑がありました。この外にもこの富士山には幾つもの
碑が見られました。右の階段が付けられた道を上って行く
ことにしました。


頂上から一段下の見晴らし台みたいな平地には浅間神社
でしょうか、コンクリート製の社がありました。


その前から相生・広沢方面がよく見渡せました。背景の
山並みは、茶臼山を含む八王子山系ですね。


社前を左に巻いて上っていくと、反対側(西側)の景色が
見えました。遠くには榛名山、その左には浅間山が雪に
覆われた姿で見えました。雲の形が印象的ですね。


富士山頂上に出ました。


社にお参りしました。


社傍の柵には「富士山」と「標高163m」の標識が
架かっていました。標高差は60m位になるのでしょう
か?


下り途中で西の方に赤城山がよく見えたので撮りました。


登山口へ下りる道で結構急なのが分かるでしょう。その
下った所に先ほどの「高尾山」の碑があります。


富士山を下りて、上電反対側へ渡る途中で始発駅の
西桐生駅方向を撮りました。吾妻山がいつも見ているのと
違った形で見えます。


最初に撮ったのと反対方向から富士山下駅を撮りました。

こんなに近くにある富士山。実は、初めて登りました。
静かで、見晴がよく、なかなか味わいのある山と感じまし
た。一度は訪れてみることをお勧めしたいと思います。
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