桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

白馬五竜

2012-07-31 17:33:24 | 山歩き情報
7月28日、29日と一泊二日の予定で信州の美ヶ原・白馬
方面へハイキングに行ってきました。
このページは二日目の白馬五竜のハイキングについて記した
ものです。

本当は、とおみ駅という所から白馬五竜テレキャビン(ロープ
ウェイ)に乗って、白馬五竜高山植物園に行き、そこから五竜岳
までの途中にある小遠見山へハイキングする予定でしたが、あい
にくのガス状態で見通しが効かず、ハイキングは断念、植物園を
見て回ることに変更しました。写真を撮りながら見て回ったので
3h位かかりました。


植物園ですぐ目についたのが、このタカネナデシコと、この
後出てくるシモツケソウでした。


ヤマブキショウマ。尾瀬でも見かけました。


ヤナギラン。私の好きな花の一つです。いっぱい咲いてい
ました。


白い色をしたヤマホタルブクロ。初めて観ました。


シロバナニガナ。これは、植物園で育てたのではなく、
自然に生えて花を咲かせたのではないでしょうか。


オオバギボウシ。街の中でもよく見かけますが、自然の
中で咲いている方が、見栄えがします。


花を見かけていたら、同行した人の私を呼ぶ声が。何か
と思ったら、一瞬ガスがはれて遠くに八方尾根が見えま
した。


シモツケソウ。この植物園の至る所に、いっぱい咲いて
いました。


カライトソウ。房状の花をいっぱい付けるみたいです。


ヒマラヤの青いケシ。ちょっと時期が遅かったみたいで、
本当はもっと鮮やかな色をしているようです。この植物園
の売りの一つですね。この他にも、たくさんの外国産の花
がありました。


ヒマラヤトラノオ。正式名はもっと違った名が付いていた
のですが、こちらの名の方が分かりやすいですね。


チシマギキョウ。なかなかいいものですよ。


白花のウツボグサ。珍しいですね。


チダケサシ。これもたくさんありました。


ちょっと変わった名前のタマガワホトトギス。


これは、ご存じのコマクサ。何ケ所か岩場にしてあって、
たくさん観ることができました。


白い色をしたコマクサもありました。初めてです。


イブキジャコウソウ。いい香りがする、といわれています
が、余り匂わなかったみたいです。


クルマユリ。コオニユリと似ていますね。


ミヤマコウゾウリナ。この株だけだった気がします。


シナノキンバイ。もっと花が開いてくると思います。


オトギリソウ。一緒に生えているのはヤマハハコみたいで
すね。


小さな蝶がいました。きっと、何とかシジミという名では
ないかと思います。


キンコウカ。湿原によく咲いています。


コメツツジ。もう終わりかけていたようです。


モウセンゴケ。花が咲いている所は、初めて観ました。


ニッコウキスゲもけっこうありましたよ。


クガイソウの群落。これも私の好きな花です。


植物園の上まで行って、少し戻ったところでガスがはれ、
振り返って撮りました。地蔵の頭と呼ばれているピーク
が見えます。


マツムシソウ。これも植えたようには見えませんでした。


キバナカワラマツバ。そばのプレートには、河原でよく咲い
ている、と説明がありました。


ハクサンフウロ。紫がかった濃い色をしていました。


カニコウモリ。湿った樹林によく咲いてたりしています。
見てきれいな花とはいえませんね。


ヨーロッパ産のエーデルワイス。


ミヤマオダマキ。なかなか味わいがありますね。


ヤマホタルブクロ。きれいに咲いていました。


カキツバタ。もう終わりに近いですね。


ヒオウギアヤメ。色が随分淡いので、違った花に見えます。


クリンソウ。街中でもよく見かけます。


ササユリ。初めて観ました。

まだまだ、この他にもたくさんの花があって見応えのある
植物園でした。人もたくさん訪れていました。
花を撮り切れていないな、と思いながら帰ってきました。
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美ヶ原高原

2012-07-31 16:01:41 | 山歩き情報
7月28日、29日、一泊二日で信州美ヶ原高原・白馬方面
へハイキングに行ってきました。
このページは、28日の美ヶ原高原について記したものです。

約4時間位かけて(かかり過ぎですね)、武石峠の先のビジター
センターに着きました。素晴らしく晴れた空の下、まずは王ケ鼻、
王ケ頭と進み、さらに美ヶ原高原を塩くれ場、美しの塔まで歩き、
そこからUターンして元に戻りました。全行程4.5h位でした。


林道を王ケ鼻に向かって歩き始めましたが、両脇には花が
いっぱい咲いていてうれしくなってしまいました。
これは、イワキンバイ。王ケ鼻にも咲いていました。


コキンレイカです。信州へきた、という感じですね。


サワギク。日光の小田代原にもたくさん咲いていましたね。


ミネウスユキソウ。エーデルワイスの仲間です。群れを成し
て咲いていました。それも、いたる所で。


チダケサシ。これも、次から次へと現れました。


ハクサンフウロ。これも、いっぱい咲いていて、どれを撮っ
たらよいか迷うほどでした。


マルバダケブキ。これは一番最初に出てきたものを撮った
のですが、その後、いっぱい出てきて、特に群落を成して
咲いているのにはびっくりしました。


最初の分岐点で、右がこれから向かう王ケ鼻、左がその後
行く予定の王ケ頭(おうがとう)です。


王ケ鼻に向かう道筋は、所々お花畑状態で、この写真の
コウリンカがたくさん咲いていました。


タカネナデシコ。もっときれいに咲いているのが、いっぱい
ありました。


ウツボグサです。


アザミもきれいに咲いていましたよ。


シャジクソウ。ちょっと変わった花をつけます。


王ケ鼻に突きました。断崖の突端のような所です。


最突端へ行き撮りました。遠くに霞んでいますが松本市が
見えました。


この後行く、王ケ頭方面を撮りました。


ヤマホタルブクロ。この花もたくさん見ました。


コウゾウリナ。キクみたいでもあるし、タンポポみたいでも
あるでしょう。


マツムシソウ。王ケ頭へ上る坂の途中に、ひっそりと咲いて
いました。


王ケ頭に着きました。ここで標高2,034mですよ。


王ケ頭から、これから向かう美ヶ原高原一帯を撮りました。
美しの塔が分かりますか?


道端にノコギリソウが咲いていました。葉っぱがのこぎり
みたいですね。


すぐ先に、ピンク色したノコギリソウが咲いていました。


牛がいる辺りを塩くれ場といいます。牧歌的な景色ですね。


塩くれ場を過ぎた所から美しの塔方面を撮りました。ここ
から直線であともう少しです。


美しの塔に着きました。美しの塔は、鉄平石という石で作ら
れ、内部は避難小屋になっていて、吊り鐘がぶら下がってい
ます。
この後は、元きた道を戻りました。


美しの塔の近くにイブキトラノオが咲いていました。


もう少しで王ケ頭という所の坂道で咲いていた、コオニユリ。


最初に通った林道を歩いている時、蝶がかたわらの花に
とまったので、急いで撮りました。アサギマダラだと思い
ます。

この後、ビジターセンターに戻り、当日の宿泊地の白馬へ
向かいました。

美ヶ原は、まだ山歩きを始める前に一度行ったことがあった
のですが、今度また行ってみて全然印象が違っていました。
高原の広々とゆったりした空間、たくさんの花々、大変いい
所だと改めて思いました。


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尾瀬沼

2012-07-25 13:35:07 | 山歩き情報
7月23日、ニッコウキスゲを観に尾瀬沼へ行ってきました。
大清水に車を置き、車が通れるほどの林道を一ノ瀬茶屋まで
歩き、その先の登山口から三平峠まで上り、その後三平下へ
下り、尾瀬沼を長蔵小屋へ回り、さらに進んで目的地の大江
湿原へと向かいました。帰りは、同じ道をたどって戻りまし
た。全行程約7hほどでした。


ガスが巻く林道を歩いて行くと、道端にミヤマウツボグサが
咲いていました。


歩き始めて1h位したところで一ノ瀬茶屋が見えてきました。
ここまでくると、雨もまざってきました。


一ノ瀬茶屋で休んでいるとシシウドが見えたので撮りました。
シシウドはこの小屋の周辺でよく見かけます。


一ノ瀬茶屋のすぐ先の登山口を入った所にヨツバヒヨドリが
咲いていました。まだ早く、ピンク色の花が完全に色づくまで
には、もう少しかかりそうです。


そばには沢が流れていて、その岸上のヤマブキショウマです。


雨が多いせいか、沢の水量も増えていて、ゴウ々と大きな音
をたてて流れていました。
ここで、雨が本格的になってきので傘を差して行くことにしま
した。この先から急な上りが続き、足元の危ない所もあったり
して、ちょっと大変な思いをしました。


ギンリョウソウ。大きかったです。上りがピークに近づいた所の
シラビソの林の中にたくさん見られました。


上りのピークの三平峠に着いて周りをみたらゴセンタチバナ
が咲いていたので撮りました。まだ、雨に濡れていましたが、
空を見たら雲が切れて青空が出てきました。


エゾノヨツバムグラ。同じく三平峠で撮りました。
この後、尾瀬沼を目指して下っていきます。


モミジカラマツ。下りの途中で撮りました。尾瀬沼周辺でも
いっぱい咲いていました。


ヤグルマソウ。とにかく大きいのに驚きました。葉っぱの径が
60~70cm位ありましたよ。


下りの終点が尾瀬沼岸辺の三平下。そこから、長蔵小屋へ
向かう木道を行くとニッコウキスゲがいっぱい出てきます。


すぐに、尾瀬沼を前にした燧ケ岳の絶景ポイントの見晴台に
着きます。手前右には、まだワタスゲが残っていました。
燧ケ岳の上の雲は、この後もはれることはなかったです。


見晴台のそばには、サワランが咲いていました。


さらに木道を行くと、オオレイジンソウが出てきました。


これは、オタカラコウ。今年は、いっぱい咲いていました。
本当は、背が1m以上も高くなるのですが、花がよく咲いて
いたので、アップにしてしまいました。


ケナツノタムラソウ、という変な名前の花です。長蔵小屋を
過ぎて、大江湿原に向かう途中で撮りました。


ヒオウギアヤメ。長蔵小屋近くで撮りました。いっぱい咲いて
いました。


ハナニガナ。上りの途中で見たハナニガナは皆蕾状態で、
まだ早いのかと思っていたら、ここまできたら全開で、晴れた
ら皆花を開いたようです。


ヒメサユリ。毎年、長蔵小屋の前で咲いています。


アザミ。きれいに咲いていました。蝶や蜂がたくさん寄って
きます。


カラマツソウ。長蔵小屋を過ぎて、大江湿原に向かう途中で
撮りました。カラマツソウもいっぱい咲いていました。


大江湿原です。昨年は、満面ニッコウキスゲだらけでした。
今年は、まばらにあるだけ。鹿に食べられてしまった、と途中
で会った人から聞きました。自然界では、いたしかたがないこと
かもしれませんが…


反対側の尾瀬沼方面を撮りました。ここも、ニッコウキスゲが
ありません。


少し先に行って、振り返って撮りました。人が集まっている
木道分岐点が、ニッコウキスゲの一番の群落だったようです。
写真左が大江湿原、右が歩いてきた長蔵小屋方面。うしろは、
尾瀬沼に沿って沼尻に行きます。
ここまでで、戻ることにしました。


木道脇にハクサンチドリを見つけました。そういえば、この
花も今年は極端に少ないようです。


長蔵小屋前の休憩場に戻って昼食を摂っていたら、蝶がアザミ
に止まったのですかさず撮りました。


青く透き通ったトンボが飛んでいて、大きな葉に止まった所を
とりました。分かりますか?


ズダヤクシュ。これも木道脇で多く見られました。


シロバナニガナ。当日気づいたのは、これだけでした。


ネバリノギラン。三平下の木道脇に咲いていました。


三平下から上って、三平峠まで戻ってきました。往きの時は、
雨で大変な思いをしたせいか、撮るのを忘れてしまいました。
写真には写っていませんが、中高年のおじさんがたくさん休ん
でいて、騒がしかったです。


登山口~三平峠の間には見晴のよい所が二箇所あって、
これは上の方の見晴場。空と雲と空間がいいでしょう。
紅葉の時も、素晴らしいですよ。


これは下の方になります。やはり、すばらしい見晴ですね。
この後、もくもくと歩き大清水へ戻りました。

前半の雨に苦労し、ニッコウキスゲは少なかったにしても、
尾瀬はいろいろ花がいっぱいあり、十分満足して戻ってきまし
た。本当にいい所ですね。


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日光小田代原・戦場ヶ原

2012-07-19 10:55:54 | 山歩き情報
7月17日、また日光の小田代原と戦場ヶ原に行ってきま
した。イブキトラノオが一面に咲き、また、ホザキシモツケ
が咲き始めただろう、と思い出かけました。
前回同様に、赤沼から入り、小田代原、戦場ヶ原を巡って
戻ってきました。


オオヤマフスマです。少なくなってきました。


ハナニガナ。いまが旬みたいです。いっぱい咲いていました。


小田代原に近くになってきて、お目当てのイブキトラノオが
出てきました。


ウマノアシガタ。これも長い期間咲いていますね。


私の好きな花で、クガイソウ。まだ早く、花が完全には紫色
になっていません。


ヤマオダマキ。茶色が濃いのが、ここの特徴です。


チダケサシ。当日は観たのは、ここの二株だけでした。


小田代原の全景。中央に例の「貴婦人」が…


ハクサンフウロ。小田代原、戦場ヶ原、共にいっぱい咲いて
いました。アップで撮った一枚を掲載しました。


ノハナショウブ。もう、終わりそうな頃合いになってきました。
前回、まだ早かったアヤメは既に終わっていました。


おや!何だろうと思って撮った、オトギリソウ。この株だけ
だった、と思います。


ニッコウキスゲの群落。ちょっと遠かったのですが、男体山
をバックに撮りました。


テガタチドリ。地中の根が手のひらの形をしているそうです。
この花を観られたのも、この日の収穫の一つでした。


アザミ。もう少しすれば、一面に観られるようになります。
すばらしい、の一声状態になります。


ホザキシモツケ。咲き始めたばかりで、まだ咲いている花が
少なく、もう少し時間が必要ですね。


ダイコンソウ。いっぱい咲いていました。


サワギク。これもいっぱい咲いていました。


キツリフネ。花の形が船みたいに見えるでしょうか?


バイカウツギ。バラみたいな感じがしました。


クルマユリ。戦場ヶ原に向かう道で、クマザサの中にポツン
と一輪だけ咲いていました。


戦場ヶ原の端で、群れをなして咲いていたイブキトラノオ。
バイケイソウもまざっていました。


ミヤマウグイスカグラの赤い実。戦場ヶ原のいたる所で観る
ことができました。


カラマツソウ。きれいに咲いていました。


ミヤマウツボグサ。分かりますか?


ミズチドリ。戦場ヶ原で観たのは初めてです。これも、この日
の収穫の一つです。


ホザキシモツケ。この日で一番よく咲いていたので、撮りま
した。


一面が見渡せる戦場ヶ原に入って、しばらく経った時、振り
返って撮りました。中央に僅かに湯滝が見えるのが、分かり
ますか?


ミヤマイボタ。これから本格的に咲きます。
ここまでで花を観て歩くのは終了、赤沼の駐車場へ戻りました。

いつ来てもたくさんの花が見られ、本当に小田代原、戦場ヶ原
はいいところですね。


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下仁田町荒船風穴

2012-07-12 17:26:31 | ブラ歩き情報
7月11日、下仁田町にある国の指定史跡「荒船風穴」を
見に行ってきました。荒船風穴は、今話題の「富岡製糸場
と絹産業遺産群」の構成資産の一つとして、世界遺産登録
を目指しています。


国道254線を内山峠の手前で左に入り、細い山道を通っ
て行くと、5~6戸の集落に辿り着き、その上に荒船風穴
があります。写真の標識が立っている所が入り口です。


入り口の最近作ったみたいな新しいコンクリートの階段を
下り、少し行くと、横道の標識が出てきました。何んだか、
緊張してきました。


そんなに歩かないうちに、風穴手前まできました。


風穴が見渡せる横へ辿り着きました。
風穴は、斜面に下・中・上の順で3基ありました。作られ
た当時は、石垣の上に建物があったそうですが、いまは
石垣状の風穴だけ残っています。


これは二番目の真ん中の風穴です。


一番上の風穴です。底までよく観えました。冷気が吹き出す
この風穴の中に蚕種の種紙を保存して、年数回のふ化を可能
にした、と説明にありました。


一番下(手前)の風穴は立ち入り禁止で、中が見えませんで
した。


風穴周囲には温度計が4基設置してあって、その内の一つを
撮りました。この日、市街地は30℃位あったのですが、ここ
へきたら涼しい風が吹いていて、とても気持ちがよかったです。
自然をうまく利用していると、感心しました。
ここまでで風穴見学は終了し、きたついでとばかり、下仁田町
を観ていくことにしました。


下仁田町のメインストリート。下仁田町も最近、古い町並みが
脚光を浴びています。
町を歩いて気付いたのですが、下仁田町も蔵がたくさんあり
ました。


戸が開いていたので、勝手に撮らせてもらいました(すみませ
ん)。通りに面して、間口は狭いのですが、奥行きが広いのが
よく分かります。こうした、家がたくさん並んでいました。


メインストリートを反対方向から撮りました。


そのまま歩いていくと牧口橋という橋に出て、そこから前方
の青岩公園を撮りました。下仁田町一帯は、日本ジオパーク
に認定されて、いろいろな地形や地層が楽しめます。
この青い石畳も、跡倉クリッペ(地層がすべった跡)の一つで
す。


最後に戻る途中で脇にそれ、諏訪神社の彫刻を観てきました。
社殿のほかに、そばの小社にも立派な彫刻が施されていました。

下仁田町は、ネギとコンニャクだけでなく、ジオパークなど、
まだまだ見るところがたくさんある興味深い所ですね。また、
機会をみて訪れたいと思っています。
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