桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

前日光井戸湿原

2021-05-30 10:56:27 | 山歩き情報
2021年5月28日、旧粟野町の井戸湿原に行って
きました。前日光ハイランドロッジ前から牧場添いを
歩き横根山へ。横根山を下りて井戸湿原を巡った後、
象の鼻へ上り、牧場外周の道を回って戻ってきました。
所要時間は3.0hでした。


前日光ハイランドロッジ前をスタート。前方に見える
ゲートを入り、牧場柵添いに歩いて行きました。


ゲートを過ぎてすぐに白い花が咲いていた木。
ズミに似ていますが、エゾノコリンゴでしょう。


こちらはジシバリ(イワニガナ)。この地に多く
見られます。


ツボスミレも咲いていました。


こちらはズミ。この時季いっぱい咲いています。


真っ赤なヤマツツジ。いま真っ盛りで、この花を
目当てにこの日は写真を撮る人、女性のグループ
がたくさん訪れていました。


横根山に登るゲートの前でムラサキサギゴケが
咲いていました。


少し上ると横根山頂上に着きます。ここにも
ヤマツツジがいっぱいでした。


頂上から井戸湿原に向かって下りる道で、
ヤマツツジ・ミツバツツジが入り混じって
トンネル状になっていました。


面白い形状で咲いていたヤマツツジ。


シロヤシオの大きな木がありました。


シロヤシオは続いていっぱい出てきて、簡単に
近くによって撮れました。ただ、多くが花を
落とし始めていてピークは過ぎたようでした。


シカ防止柵を潜って湿原荘跡に行き、その前の
景色を撮りました。井戸湿原はこの先に広がり
ます。


こちらは、湿原への道を下りて行く途中で
咲いていたミヤマニガイチゴ。


分岐点まで下りてきました。湿原は左斜前です。
右の湿原外周道を行きました。


こちらはタチツボスミレですね。


ギンリョウソウが咲いていました。


こちらはレンゲツツジですね。でも当日見たのは
これだけで、本格的に咲き始めるにはまだしばらく
かかりそうでした。


どうです!このヤマツツジ。余りに大きく写真に
収まり切れていません。


沢の中でオクヤマガラシが咲き始めていました。


こちらはフモトスミレですね。


湿原にやってきました。木道が伸びています。


湿原周囲に咲いた花々。


湿原の中ではウマノアシガタ(キンポウゲ)が
咲いていました。


木道を突っ切った所で咲いていたスミレ。こちら
はサクラスミレみたいです。


湿原から象の鼻に向かう道でマイヅルソウが
咲いていました。


象の鼻(展望台)まで上ってきました。左端がこの
場所名の由来となった岩。向こう側に回るとよく
分かります。


展望台から真っ直ぐの景色。中央に見える三角の山
は皇海山です。


その右側の景色。中央に雲を被った男体山。その
右に大真名子山、女峰山。左中ほどには日光白根山
が見えています。


左側の景色では、右からの袈裟丸山、中央やや
霞みがかった赤城山が見えました。


象の鼻周縁部のベンチの傍にテンナンショウの
群落が。驚きです!


反対側に回って撮りました。外側を仏炎苞
(ぶつえんほう)、中の棒状のものが花の固まり
である肉穂花序といいます。ミズバショウと
同じですね。


象の鼻から牧場の柵添いに歩いて戻りました。
途中の湧き水の所でオクヤマガラシが咲いて
いました。


こちらはミツバツチグリ。この花も至る所で
目にしました。


ミツバツツジはもう終わりで殆どの花が落ちて
しまっていました。


ズミの花を大きく撮りました。


同じく、こちらはエゾノコリンゴです。

井戸湿原、たくさんのヤマツツジの赤に色どられて
いました。それとシロヤシオ・ズミの白が絶妙の
コントラストでした。ただ地上の花がいろいろ咲い
てくるにはもう少し時間がかかりそうでした。







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日光小田代原・戦場ヶ原

2021-05-27 10:23:59 | 山歩き情報
2021年5月24日、日光の小田代原・戦場ヶ原に
行ってきました。赤沼口から入って、小田代原、
戦場ヶ原を巡ってきました。所要時間は約4.0hでした。


国道120号線すぐ傍の赤沼口。周囲の緑は薄く、
訪れたのはまだ早かったかな、と感じました。


それでも足元にはタチツボスミレの群落が。


湯川に架かる赤沼橋。この橋を渡って小田代に
向かいました。戦場ヶ原に直接行くには、この
手前にある橋を渡って木道を進みます。


クマザサの道の沿道にはタチツボスミレが頻繁
に出てきました。


また、フデリンドウも。小さいので注意して
いないと、見落としてしまいます。


シカの防止柵に来ました。この柵の向こうが
小田代原です。


柵を潜った所でツボスミレが咲いていました。
このスミレも小さいですね。


ミツバツチグリの群落。この花も、いま至る所で
咲いていました。


一旦小田代原を出て車道を歩き、バス停前で再度
入り木道を少し歩いた所で貴婦人(シラカバ)を撮り
ました。


こちらはサクラスミレです。木道の上から撮った
のでちょっと遠かったです。


ズダヤクシュの群落。まだ、花が付いたばかりの
処でした。


クリンユキフデが咲いていました。もう少し形のよい
ものを探したのですが他には見つかりませんでした。


カキドオシも咲いていました。開花の期間が長い
ので、この後もしばらくは見ることができます。


セントウソウもいっぱい咲いていました。この
花も小さいですね。


小田代原と戦場ヶ原の堺のシカ防止柵近くで
咲いていたチシマネコノメソウです。


戦場ヶ原側に入って林の中を歩いていると
ニシキゴロモが咲いていました。


大きく咲いたタチツボスミレ。この日見た中では
一番の大きさだったと思います。


木道脇で咲いていたワチガイソウ。


マイヅルソウはまだ早く、殆どが葉だけだった
中で、唯一蕾を付けたものを撮りました。


こちらはシロバナヘビイチゴ。きれいに咲いて
いました。


湿原に入った所で、草間の中に小さな白い花が
咲いていました。オオバタネツケバナだと思います。


ヒメイチゲ。ここまでの間でも幾つか撮ってきた
中で、これが一番と思いました。


コミヤマカタバミ。まだ咲きかけの処でした。


ミヤマウグイカグラ。赤い漏斗状の花が分かり
ますか。


こちらはクロミノウグイスカグラ。戦場ヶ原の
湿原にいっぱい咲いていました。いまが花の
時季だったのですね。


ワタスゲも白い綿状に変わりつつある処でした。


男体山をバッチリ撮りました。前面にはワタスゲが
ちらほらしていたのですが、写真では分かりませんね。


最後固まって咲いていたフデリンドウを撮りました。
普段は単独で咲いている場合が多いのですが、
珍しいですね。

日光の小田代原と戦場ヶ原、花の時季にはまだ
早かったみたいで、訪れる人も少なかったです。
でも、その分静かに見て歩けたので良かったと
思います。これから、ズミやツマトリソウなど
たくさんの花が咲いてきます。楽しみですね。





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赤城鍋割山

2021-05-16 11:37:38 | 山歩き情報
2021年5月14日、赤城山の鍋割山に行ってきま
した。姫百合駐車場から荒山高原に登り、鍋割山
頂上まで歩き、同じ道を戻ってきました。所要時間
は約3.5hでした。


姫百合駐車場に着いたらまだサクラが咲いて
いました。こちらはヤエザクラ。


こちらはオオヤマザクラです。


駐車場を少し出た所が登山口です。ここにも
オオヤマザクラが咲いていました。


歩きだしてすぐにチゴユリが咲いているのを
見ました。


しばらく上ってきた後、道脇にトチバニンジンが
出てきました。まだ本当に小さな蕾を付けていま
した。


ユキザサもまだ蕾が出た処でした。


ニシキゴロモはちゃんと花開いていました。


何とカタクリが咲いていました!驚きです。少し
遠かったのを、鹿防止ネット越しに苦労して
撮りました。


ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)が
咲いていました。久しぶりです。


こちらはヤブレガサ。花も咲くのですが、まだ
その気配は一切ありませんでした。


山菜の代表格ワラビも出ていました。


荒山風穴です。吹き出す風の温度は19℃と普段
より高かったです。もっともこの日、桐生の街中
は30℃もありました。


こちらは小さなヒメイチゲと思うのですが…


カタクリは登るに連れていっぱい咲いていました。
先ほどの苦労は何だったのでしょうか。もっとも、
もう殆ど終わりに近かったですが。


荒山高原に出ました。まだ芽吹いたばかりで、
春がようやく訪れたような感じでした。


ミツバツツジも咲き始めた処でした。ヤマツツジは
全く花はなく、蕾が付き始めた処でした。


荒山高原から鍋割山に向かって上って行くと、
タチツボスミレが咲いていました。ただ、数は
少なかったです。


こちらは大きく咲いたキジムシロでしょう。
荒山高原では皆小さく咲いたものばかりでした。


傍に同じく黄色の花が。こちらはウマノアシガタ
(キンポウゲ)みたいです。まだ小さいですが。


火起山手前の稜線から遠くに苗場山や白砂山など
の山々が見えました。


フデリンドウ三兄弟。火起山頂上付近には
フデリンドウが多かったです。


こちらはサクラスミレ三兄弟です。


竈山を過ぎて、鍋割山に近づいてきました。


木段の杭に寄りかかるようにして咲いていた
サクラスミレ。この日、荒山高原から鍋割山
の間で一番目にした花でした。


鍋割山頂上が近くになった所でオオカメノキが
咲いていました。


鍋割山頂上に着きました。


頂上から前橋方面の景色を撮りました。目の前の
道を下りて行くと赤城国際カントリークラブに出ます。


戻りの道で見たこのスミレは(肉眼では)色が濃く、
別の種類かと思ったのですが、画像で細かく確認
したらやはりサクラスミレみたいでした。


火起山へ戻ってきたら、またフデリンドウを
撮ってしまいました。


戻りの道ではキジムシロ三兄弟。この日は三兄弟が
多かったみたいです。


荒山高原へ戻ってから、アカヤシオが咲いているか
と思い、荒山へ少し入りました。まだ残っていました。


咲いていたといっても、花はかなりおちていて、
もう完全に終わりでした。


下りの道で人だかりがしていたので覗いてみると、
花をみていて、それはザリコミでした。地味な花
なので気が付かない場合が多いかもしれません。

赤城鍋割山、ようやく春が来た、との感じでした。
それでも結構いろんな花が咲いていてよかった
です。これからもっと咲いてきます。楽しみですね!

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桐生鳴神山

2021-05-08 10:23:53 | 山歩き情報
2021年5月6日、桐生市川内町の鳴神山に行ってきま
した。この日の目的はヒメイワカガミとルイヨウボタンを
見ることで、駒形から鳴神山頂上、椚田峠、赤柴、駒形と
歩いてきました。所要時間は5.0hでした。


駒形の登山口です。フジの花が目立ちました。


左手にはもっと多くのフジの花が…


沢の中にはウツギが。沢に架かる広土橋を渡る際
撮りました。


第一石門まで上ってきました。ここまでの間、目ぼしい
花はありませんでした。花どころか緑そのものがない
状態で、シカの食害でしょうか?


第一石門を過ぎてしばらくするとヤマブキソウが
咲いていました。この花もこの日の見たい花でした。
ただ、この一株だけであとは小さな蕾のものが一つ
あっただけでした。


まだ出たばかりマムシグサ。と思ったのですが、
別の種類かも?


ウラシマソウ。赤柴側ではよく見かけるのですが、
こちら側は少ないですね。でも、この日はたくさん
見ました。


ヤマツツジが全開でした。


第二石門通過です。


ユキザサです。蕾状態でまだ花が開いていません。


肩の広場に上ってきました。


左手の「なるかみ小舎」の前でミツバツツジが咲いて
いました。


神社前のタカネザクラ(ミネザクラ)、こちらも
満開状態でした。


そのタカネザクラを近撮。


神社裏の道を上る途中でフモトスミレが咲いていました。


裏の道を鞍部へ上がり、さらに桐生嶽へ上る岩場に
ヒメイワカガミが咲くのですが、まったく姿がなく、まだ
早かったかと思いながらも、ブッシュ奥を探したら咲いて
いました。カメラに収め一安心つきました。


鳴神山桐生嶽頂上です。昼食を摂るたくさんの人で
賑わっていました。


頂上から南方の吾妻山や桐生市街を撮りました。


双耳峰のもう一方仁田山嶽の頂上です。ヤマツツジが
咲きかけていました。


頂上すぐ傍の第一展望台から赤城山を撮りました。
雲の形が面白いですね。


仁田山嶽の方がヒメイワカガミが多く、いくつも
群落を作っていました。


元々小さくて、おまけに下向きに咲く花なので
撮るのが難しいですね。


木々の間にミツバツツジがいっぱい。まだ真っ盛り
の状態でした。


第二展望台からの赤城山。赤城山に春はやってきて
いるのでしょうか。


椚田峠が見えてきました。この後、右へ折れて
カッコウソウとルイヨウボタンを見に行きます。


カッコウソウは、前回(4月23日)より数は減ったものの
まだ充分きれいに咲いていました。


また一通り見て回りました。


スミレが咲いていました。ひょっとするとナルカミスミレ
かも!遠いので確かめようがありませんでしたが…


またカッコウソウに戻りました。まだまだいっぱい
撮ったのですが、きりがないのでここらで終わりに
します。


カッコウソウから離れて、道を下りる所で
ヒトリシズカが咲いていました。


さらに下った所で、ルイヨウボタンは咲いていました!!
シカの食害防止ネットに守られ、いっぱい咲いて
いました。まだ、これからも咲いてきそうでした。


葉の形がボタン(牡丹)に似ていることから付けられた
名前みたいです。


風が収まるのを待って撮りました。


大きく撮ろうと思うですが、距離があってなかなか
うまくいきませんね。


椚田峠へ戻り、赤柴へ下りて行きました。こちら側は
ヤマツツジが多かったです。


古い木の株を住まいにハコベが固まって咲いていました。


林道へ出るとタチツボスミレがポツンと咲いていました。
本来ならもっと咲いていてもよいはずなのですが…


この林道はウラシマソウが連続して出てきます。


ヒイラギソウは目いっぱい咲いていました。


近くに寄ったヒイラギソウ。


ほどほどの距離で見るとこんな感じです。


これはヘビイチゴですね。黄色が目立ちます。


タチツボスミレがもう一つありました。でも、花の色
の青がとても濃く、ひょっとしたら別種かも。


クルマ近くまで戻ったとき、咲いていたウツギを大きく
撮りました。

鳴神山、歩き始めたときは余りにも花が少なく、異変が
起きたかと不安になりましたが、目的としたヒメイワカガミ、
ルイヨウボタン、ヤマブキソウ、カッコウソウなどはしっかり
咲いててくれて、安心しました。これらの花はまだしばらく
楽しめそうですね。
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桐生観音山

2021-05-05 11:46:05 | 山歩き情報
2021年5月3日、桐生市菱町の観音山ハイキングコースに
行ってきました。泉龍院登山口から登って、中尾根、展望の丘
と歩き、今回は雨降山へ足を延ばし、その後菱四へ下りました。
所要時間は2.5h位でした。


登山口までの途中で見かけた花を幾つか撮りました。
最初はキランソウです。


白タンポポもまだ咲いていました。


こちらはムラサキカタバミです。可愛らしいですね。


登山口傍のキリシマツツジ。ヤマツツジはもう
終わって、花の姿はありませんでした。


泉龍院登山口です。写真には写っていませんが、
この日は連休中につきたくさん登っていました。


中尾根に向かって上る道にニガナが咲いていました。


中尾根すぐ手前でギンランが咲いていました。この
一株だけです。


中尾根です。寝釈迦に手を合わせました。


中尾根から展望の丘への道に咲いていたチゴユリ。
名前通り小さかったです。


目指していたキンランが咲いていました。丁度陽の光
がスポットライトのように当たって立派にみえました。
キンランもこの一株だけでした。


展望の丘の東屋に着いて、いつものように吾妻山を
撮りました。


こちらは観音山と桐生の市街です。


東屋を下りた所でマムシグサを撮りました。今年は
何処でもたくさん見かけますね。当たり年でしょうか?


雨降山への登り口です。3月頃に辺りのブッシュを
刈り払ったのですっきりし、別の場所へきたみたい
でした。


雨降山頂上です。こちらも刈り払いがされていました。
突き当たって右へ行くと前仙人岳です。


頂上にクサボケが咲いていました。こちらも小さい
ですね。


下りは回り道をして行きました。オニタビラコが風に
吹かれていました。この花もこの日たくさん見かけました。


こちらはマンリョウです。赤い実がたわわ、の感じ
でした。それにしてもまだ見かけるなんて…


管理道路へ戻り、その道を歩いていると頭上に何か。
アワブキみたいですね。上を向いて撮るのも大変です。


菱四の登山口広場まで下りてきました。ハルジオンが
きれいに咲いていました。


オッと、ここにもキンランが咲いていました。ちょっと
無理な姿勢で隠れるように咲いていました。


こちらはヘビイチゴでしょう。黄色が鮮やかでした。


シャガです。長く咲いていますね。


小さなツボスミレ。油断すると見過ごしてしまいます。


カキドオシ。小さな花が大きく咲いていました。


登山口を出た所の家で花を見せてもらいました。
エビネです。きれいに咲いていました。


こちらもエビネ。


こちらはジュウニヒトエなんだそうです。山で見かける
ジュウニヒトエは白が混ざっています。


最後に、白いヒマラヤケシ。珍しいですね。

観音山、キンラン、ギンランが咲いているかと思って
出かけました。僅かですが見られてよかったです。
それにしても、鳴神山もそうですが、今年は花が
実に少ないですね。天候の影響でしょうか。






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