桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生茶臼山

2015-01-31 14:00:55 | 山歩き情報
2015年1月29日、桐生市広沢町の茶臼山へ行ってきま
した。通常は籾山峠から登ることが多いのですが、今回は、
太田市薮塚町の東毛青少年自然の家を基点に、三本松
コース、茶臼山頂上、八王子山頂上、石尊宮コース、石切場、
滝野神社と、南面一帯を歩いてきました。所要時間は約2.5h
位でした。


歩き始める前に、自然の家を撮ってきました。茶臼山へ
登るコースは幾つかあって、写真右側にもクサリ場コース
というのがあります。


クサリ場の意味するところは、通常の山道の中のそれで
はなく、コース入口のすぐそばにある訓練用のクサリ場を
指しているみたいです。


この日計画していた三本松コースへは、先ほどの撮影点
から少し下がった所の野外炊事場を通って行きます。


炊事場の奥に登山口がありました。小さな行先表示を
挟んだ右が立岩コース。三本松へはその左を行きます。


登山口を入ってしばらくすると、岩場の急坂になりました。
距離はさほどありませんが、結構急でした。


籾山峠から荒神山へ繋がる八王子山系稜線の分岐点、
三本松へ出ました。左が荒神山へ、右が茶臼山へ向かい
ます。


稜線を上って、八王子山から茶臼山へ左に折れる分岐点
に着きました。今まで、ここが八王子山の頂上と思っていた
のですが、間違っていたことにこの後気がつきました。


分岐点から下る途中で茶臼山が見えてきました。


茶臼山頂上に着きました。巨大なアンテナが聳えています。


頂上から西、赤城山の方向を撮りました。すばらしい眺め
です。


少し左には、榛名山、浅間山がよく見えました。


これは、南側信州方面の景色です。


頂上北側の一段下がった所に東屋があって、その脇から
桐生・みどり市の街並みと足尾方面を撮りました。


茶臼山から下って、八王子山の分岐に戻ってきました。
この後、左の道を行きます。


少し行くと、左「金山城北の砦 古井戸跡」の標識が立って
います。本線は直進。


その古井戸を行った先が八王子山の頂上だったのです。
手前の石碑には「八王子」と刻まれていました。


八王子山頂上です。周りの見通しが余りきかない狭い
所でした。後に、茶臼山が僅かに見えていました。


本線に戻って進むと、また分岐が出てきました。庚申塔
が目印になっています。真直ぐの道は水道山へとなって
いました。右へ回って行きました。


ここが石尊コースへの分岐と思い右へ曲がりました。



曲がった先は、かなり急な下り坂でした。ここを下りて暫く
して道を間違ったことに気がつきました。もう一度急坂を
上り返して稜線に出ることにしました。よく確認しなかった
のが原因で、20分位ロスしてしまいました。反省!!


稜線をすぐ行った先が、本来の石尊コースの分岐でした。


下り始めて近くに、石尊宮がありました。


こちらは、十一面観音です。


視界がよく開けた所まで下りてきました。左に見えるのは
勝負沼。真ん前には、何やら西洋のお城みたいな建物が
見えました。実は、ここから先の下りる道が、斜面を刈り
払ったことではっきりしませんでした。


とりあえず勝負沼まで下りてしまい、車道を歩いてくると
石尊コースの登山口がありました。


そのまま車道を歩くと、石切場入口が出てきたので、その
脇道へ曲がりました。


脇道を進むと、左へ上ると滝野神社、直進石切場とする分岐
がありました。


直進した道の突き当たりが石切場でした。


藪塚石を切り採った跡がそのままの状態で残っていました。
何故かしら荘厳な感じすらしました。


石切場から丘を越えて行った先に滝野神社がありました。
昔近くに滝があったことから、「滝の」と名前が付いたみたい
です。この神社へは左の奥から入ってきました。


不思議なのは、この神社手前、通常参道に当たる所は
フェンスでシャットアウトされていました。何故なんでしょう?


自然の家からの帰り際、ナビの地図に載っていた近くの
北山古墳と西山古墳を見て行くことにしました。写真は
北山古墳で、麓は大きな石を使って整備されている様子
でした。


右にあった階段道を上った先に、北山古墳がありました。


北山古墳は、付近にある57遺跡中最大のもので、円墳で
した。玄室への入り口がぽっかり開いていました。7世紀
前半に築かれたみたいです。


古墳の周りは整備中みたいで、新しくつけられた道路脇に
は大きな不動明王が立っているというか、置かれていると
いうのか、あってちょっと突然なので驚きました。


こちらは、西山古墳。大きな案山子が立っている駐車場の
傍の小山の上にありました。


西山古墳は、6世紀頃に造られた前方後円墳でした。

茶臼山、身近な所にあって、いろいろなコースが楽しめ、
探せば歴史的な構築物なんかも結構あるみたいで、面白い
ですね。


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桐生ガッチン山・観音山

2015-01-27 11:24:39 | 山歩き情報
2015年1月24日、菱町のガッチン山・観音山に行ってき
ました。桐生市で指定している菱(観音山)ハイキングコース
を逆回りで、文昌寺口からガッチン山を登り、雷電山、観音山、
中尾根と歩き、泉龍院口へ下りて戻ってきました。約1.5hで
した。


家から歩き始め、桐生川右岸へ出たときに目の前に見え
るガッチン山(右)、観音山(左)を撮りました。暫く前に、
草木が刈り払われて、両山とも南面の一部で地肌が
むき出しになってしまいました。


文昌寺口から入って、イノシシに荒らされた道を上って
頂上へ着き、西側に開けた景色を撮りました。吾妻山が
くっきりと見えました。


目を少し左へずらすと、遠くに雪に覆われた浅間山がよく
見えました。


同じく頂上から、この後登る観音山を撮りました。剥き
出しの地肌が上まで続いています。


ガッチン山頂上を下りて、泉龍院方向へしばらく歩くと
分岐点が出てきます。真直ぐが泉龍院、左が観音山への
道になります。


ロープが下がる岩場の急坂を上り切って雷電山頂上に
出ました。社と釣鐘、説明板があります。


この雷電山から、真直ぐの道を進むと観音山頂上へは
すぐです。


観音山頂上へ着きました。閑散としていました。


奥まで進んで左側に見えた梅田の町並みです。その向こ
うは吾妻山から鳴神山へつながる山々です。


右側へ目を向けると前仙人岳、仙人ケ岳が見えました。


観音山頂上から霜で軟弱になった急坂を下り、また上り
返して寝釈迦のある中尾根にきました。ここから左の道を
真直ぐ進むと展望の丘へつながる道。右が泉龍院口へ
下りる道になります。


中尾根から下りてすぐの左脇に、「見晴台桐生ふじ」の
立札が立つ見晴台が新設されていました。


その見晴台から見た正面の景色です。どれが「桐生ふじ」
なのでしょうか? いままで聞いていたのは左にちらっと
麓が見える姥穴山が桐生ふじでしたが…


登山口手前の地点までずうっと下りてきて、そこから見えた
泉龍院を最後に撮ってきました。

いつもは観音山を歩いてくるといっても、実際は中尾根から
展望の丘へ歩き、桐生川へ下りて戻ってくることが多かった
のですが、今回は文字通り観音山へ行ってきました。この
コースも短時間ですが、展望が良かったり、岩場の急坂が
あったりして、楽しめるいいコースと思っています。
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足利両崖山~行道山

2015-01-16 11:26:11 | 山歩き情報
2015年1月14日、足利の両崖山から行道山までの縦走路
を往復してきました。織姫公園から歩き始め、まずは両崖山へ。
そこから足を延し、尾根道をひたすら歩いて毘沙門天最勝寺上
の駐車場へ行き、浄因寺へ回って、行道山へ上りました。戻り
は、大岩山を下りて、最勝寺に寄り、元来た道を戻りました。
全行程約6hでした。


織姫公園上の噴水公園のさらに一段上の展望が効く広場
から見た、足利の市街を撮りました。いい天気で、無風
の気持ちの良い朝でした。


その広場から、少し先へ行った所から見えた両崖山です。


両崖山頂上手前に展望台が組まれていて、そこから歩いて
きた織姫公園の方向を撮りました。


振り返った北の方向には、日光の男体山、女峰山が見え
ました。


展望台の先の階段を上って、両崖山頂上へ着きました。
中央御嶽神社で無事を祈ってから、右奥の下へ繋がる道
を下りて、先へ進みました。


下って、上り返した所からこの日の目的地、大岩山(左)、
行道山(右)がよく見えました。


そこからちょっと左へ向きを変えると、遠くに雪を被った
浅間山が見えました。


さらに道を進んで、ベンチがある所で休憩したら、目の前
に北関東道路のトンネルが見えました。この道路を通る時、
いつも山を歩いている時、このトンネルが見える場所は、
どの辺りかと考えたりしています。


最勝寺上の駐車場に着きました。ここまでが行程の一段落
となります。この後、真ん中に見えている暗い道を浄因寺に
向かいます。その左は、通常コースの大岩山へ上る道です。


大岩山、行道山を横に巻いて行く形で道を進んだ先には、
ひっそりと佇んだ趣の東屋がある行道公園がありました。


その公園を下りた、浄因寺階段脇の東屋の所が出口と
なっています。


階段を上って浄因寺の門へきました。


さらに上って、境内へ着くと、ロウバイが咲いていました。


本堂の前から境内を撮りました。右手に見える清心亭は、
勿論閉まっていました。


浄因寺裏から上って、寝釈迦に着きました。暖かな日差し
が、お姿に注いでいました。


すぐそばの突端から見えた足利の市街地です。足利も山
が多いですね。


行道山頂上へ着きました。歩き始めてから、ここまで3h
でした。ここが、一応この日のゴールです。


頂上から、赤城山がはっきりと見えました。天気がよく、
吹雪いていませんでした。


戻りの道をとって大岩山(剣ヶ峰)頂上まで来ました。この後、
最勝寺へと下ります。


三大毘沙門天の一つに数えられる最勝寺は、お正月の
様相をまとっていました。


最勝寺から戻りの道を辿っていると、(往きの場合も同じです
が)このようなアップダウンの厳しい階段にいくつも出くわし
ます。写真は、春にカタクリの咲く里と呼ばれている辺りです。


さらに進むと前方に天狗山が見えてきました。両崖山の
隣になります。ここら辺りまできたら、空は天気予報通り
すっかり雲に覆われてしまいました。


両崖山頂上裏にきたら、このように葉が黄色くなった
ツツジみたいな木があるのに気がつきました。何の木
でしょう?


最後、展望台でもう一度足利の風景を撮ってきました。

この日は珍しく風にまったく吹かれず気分よく歩くことができ
ました。ただ、ここしばらく長時間歩くことがなかったせいか、
翌日は足が痛くなってしまいました。お正月の不摂生がたたっ
ているみたいです…
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足利石尊山・深高山

2015-01-10 11:07:39 | 山歩き情報
2015年1月8日、足利・叶花の石尊不動尊に車を止め、
石尊山から深高山への道を往復してきました。3hちょっと
の道のりでした。


いつものように、岩道を石尊山中腹位迄登ってきて、右手
の山間に見える釈迦岩に向かって道中の安全を祈りました。


同じ所から向きを変え、足利と桐生の境辺りの景色を撮り
ました。赤城おろしの冷たい風がびゅーびゅー吹いていた
おかげで、すっきりと眺めることができました。手前は、
採石場と、最近できたソーラーパネルです。


釈迦岩展望の所からすぐ上は、このような岩場になって
います。でも、慎重に登ればそんなに危険ではありません。


岩場をほぼ登り切って見通しの効く大岩の上から、赤城山
の方向を撮りました。雲がすっぽりと掛かっています。


ちょっと目を左にずらして浅間山を撮りました。


石尊奥宮の社まで上ってきて、前方の景色を撮りました。
写真からは分からないと思いますが、富士山も見えていま
した。


石尊山頂上です。道の途中みたいな所で、周りの視界も
効きません。ここから、深高山へさらに歩を進めました。


深高山への道は、緩やかなアップダウンの道が続きます。
風がなければ、陽射しが暖かく気持ちのよい山歩きが
できるのに、と思いながら歩いて行きました。


深高山頂上へ着きました。ここまで1.5h位でした。
だーあれもいませんでした!!


深高山から同じ道を辿って、石尊奥宮のすぐ上の台地まで
戻ってきてから、東南方向に見えた筑波山を撮りました。


その台地を奥宮へ下りるとき前方を撮りました。採石で
山の形が大きく変わってしまったのに、改めて驚きました。

前日の大風が少しは収まったかと思いでかけたのですが、
最初の上りの林を抜けて、岩の尾根に出た途端から、冷たい
風に吹かれ通しでした。まあー、この時季しょうがないです
ねー!!
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