桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

足利石尊山~深高山

2019-02-25 10:24:38 | 山歩き情報
2019年2月23日、足利市の石尊山、深高山に行ってき
ました。叶花の石尊神社のある登山口から石尊山へ登り、
幾つかのピークを越えながら深高山まで歩き、同じルート
を戻ってきました。所要時間は約3.5hでした。


登山口の石尊神社です。まずはお参りして出発。


神社前に、杉林に囲まれた登山道が延びています。
ここを登って行きました。


神社石段脇に三丁目を表示した丁石を見ることができ
ました。


少し歩くと不動明王の石像が出てきます。傍には八丁目
の丁石がありました。


杉林の間を上って行くと、やがて「女人禁制」の碑が出て
きます。その碑を確認した後、さらに上って行きました


道が岩交じりの急登になって、かなり上った所に釈迦岩
展望があります。右前方の山間にある岩がそう見えること
からの命名ですね。


拡大して撮りました。


道中で一番の岩場に着ました。注意して上ればそんなに
危険ではありません。


岩場の上に出ると絶景が待っています。これは西方の
赤城山の方向です。


こちらは90度曲がった南の景色。桐生の茶臼山が見え
ました。


先ほどの二方向の丁度中間に当たる景色で、桐生市街、
その向こうに榛名山が見えています。


上りが尽きかける所の石尊神社の奥宮が見えてきました。
ここが二十八丁目になります。


神社前から見えた景色を撮りました。丁度真ん中にある
林が登山口で、ここから登ってきました。


神社裏の台地に出ました。ベンチのある広場になって
います。石尊山頂上へはさらに奥へ進みます。


頂上へ向かって歩いていると、道脇にマンサクが咲いて
いました。予想していた通りで満足しました。


道の途中といった感じの石尊山頂上です。ここを通り過ぎて、
さらに先の深高山へ向かいました。


小さなピークを越えて歩いて行くと、やがて前方に小さく
深高山が見えてきました。


深高山の頂上も近くになった所で、マンサクが咲いていま
した。まだ早いみたいで、ちょっと印象が薄いですね。


深高山頂上に着きました。ここから折り返すのですが、
この時すでに風が強くなってきていて、戻りの道筋で
は猛烈に吹かれました。


突風に難儀しながら下りてきて、麓の石尊神社の向拝部
を撮りました。海老虹梁の形や、象と獅子が同居した木鼻
などがユニークでした。

石尊山~深高山、近場でありながら余りハードでもなく、
しっかりした山歩きも楽しめ、本当に手軽でよいコース
だと思います。その年最初の花、マンサクも楽しめます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢崎境

2019-02-17 16:38:51 | ブラ歩き情報
2019年2月15日、伊勢崎市の境に行ってきました。
旧日光例幣使街道の境宿があった所です。


まずは東武伊勢崎線の堺町駅の前にある境赤レンガ倉庫
を訪れました。1919年に境運輸倉庫株式会社によって
建てられた、繭の保管倉庫でした。二階建ての大きな倉庫
で、今年築100年ですね!


横からの外観です。


中に入って一階部分を撮りました。多目的ホールになって
いました。しっかり補修されています。


二階に上がって撮りました。回廊としてのみの使用だそう
です。


赤レンガ倉庫を見終わってから周辺を見て回ることに
しました。写真は赤レンガ倉庫の少し先の横町に入った
所の買い場通りです。かっては生糸取引が盛んに行われた
所みたいです。


買い場通りを過ぎて例幣使街道に出ると旧日光例幣使道
境宿の碑が立っていました。


その先の町屋造りの商家を利用した中沢カフェ。奥行が
あります。


こちらは、さらに先に行った所の土蔵造りの商家です。
ここから反転して例幣使街道を見て歩きました。


中沢カフェ前を通り過ぎ信号を一つ越えた所の旧板倉家
薬局です。隣り合う主家は1923年築、手前三階建て
の洋館は伝統的な町屋に代わる洋風の外観を持った店舗
併用の都市型住居である看板建築で、1933年に建て
られました。


こちらは同じく看板建築の陶器店井筒屋です。


さらに先にあった黒漆喰土蔵造りの見世蔵。旧斉藤材木商
で、1909年築だそうです。写真を撮ろうとしていたら家の人
が出てきて、屋根が立派だからぜひ撮るようにと言われました。


仰せに従い、道路を挟んだ向かい側から撮りました。たしか
に立派でした。また奥にも建屋が続いているのが分かりました。


さらに先に進み、こちらは織間本陣跡。石碑があるだけです。


その後、例幣使街道からそれて旧群馬県蚕業取締所境支所を
見に向かったのですが、その途中で見かけた佐波新田用水路
です。


こちらが旧群馬県蚕業取締所境支所で、1927年築の鉄筋
コンクリート造りの建物です。蚕の伝染病予防のための検査
をしたそうです。


ここでまた反転し、用水路に沿って堺町駅方向へ戻り、
絹の家に行きました。機業家金子仲次郎の住宅であった
もので、1937年築になります。工場とともに境町に
寄贈され、公共利用されています。


右の建物は工場だった所で、現在は図書館になっていました。


家の横には金子仲次郎顕彰碑が立っていました。


最後、東武伊勢崎線の堺町駅を撮って帰りました。明治期の
駅舎だそうです。

旧日光例幣使街道の宿場だった境。今回紹介した歴史遺産の
他にも、古い建物がそこかしこに残っていました。歴史を充分
味わうことができますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太田唐沢山

2019-02-13 13:56:50 | 山歩き情報
2019年2月11日、太田市と桐生市の境にある唐沢山に
行ってきました。桐生市南公園に車を置き、県道を籾山峠へ
行き、太田市へちょっと入った所の登山口から入山、日向山、
菅塩峠などを経て唐沢山へ。折り返し、同じルートを戻ってき
ました。また、南公園へ戻って、折から開催中の梅まつりを
見て歩きました。全行程約3.5hでした。


県道脇の登山口です。ここから登り始めました。


最初に出てきた長い階段。ここを上るか、巻き道にするか
迷ったのですが、結局右の巻き道をとることにしました。


巻き道を上り切ると木立の合間に太田双葉カントリークラブ
のクラブハウスや芝のコースが見えてきました。


この日の最初の山の頂上。標高245mの表示しかされて
いませんが、高雄山といいます。


高雄山を過ぎて、しばらくすると分岐点に出ます。右へ行く
と天王山(後ろに薄っすらと見えています)。左が唐沢山に
なります。この日は天王山へは寄らずに、左へ曲がりました。


道なりに歩いて行くと、加茂沢峠の表示が立っていました。
そうした目で見てみると何となく、かっては道があったような
気がしてきました。


急坂を上って日向山頂上(220m)に着きました。この後、左の
階段を下りて行きました。


これがその階段。長く急です。帰りが思いやられますね!


階段を下り、道を回り込んで行った先が菅塩峠。ここを右
に下りて行くと菅塩沼、強戸方面になります。唐沢山へは
真っ直ぐを進みました。


また、上りになってしばらくすると見晴らしが殆ど効かない
この日のルートの中ではクリヤーな視界が開けました。強戸
方面です。林立する送電鉄塔がよく見えました。


上り切った所が分岐点になっていました。唐沢山へは左を
行きました。真っ直ぐはキャンプ場となっていました。


また、木々の向こうに唐沢山も見えました。あと
800mの道のりです。


唐沢山手前の分岐です。唐沢山は左、右へ下って
行くと太田市北部運動公園となっていました。


東屋のある唐沢山頂上が見えてきました。


頂上(261m)に着きました。


東屋の後ろの方向には、桐生市の広沢町、境野町、足利の
山々などが見えました。
この後、東屋で昼食を摂り、同じルートを戻りました。


同じルートを戻ってきて高雄山から県道を隔てた向こう側
に茶臼山が見えました。もう下山口は近くです。


下山口まであと一歩の所まで下りてきました。県道を走る
クルマも見えました。


下山してから南公園のウメを見て歩きました。まだ一部分
でしか開花していませんでした。そのため、祝日であった
にもかかわらず人出が少なかったです。


近くに寄って、紅梅を撮りました。


白梅もです。

籾山峠から唐沢山、落ち葉と枯れ木ばかりで見通しはよく
ありませんが、ちょっとしたアップダウンが連続、それなり
に歩きごたえがあります。違ったルートからのチャレンジも
してみたいですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足利長林寺~大坊山

2019-02-07 10:12:18 | 山歩き情報
2019年2月5日、足利の大坊山へ行ってきました。長林寺
をスタート、浅間山を越え、大坊山へ連なる山々を歩き、下山
後市内を通り、再度浅間山へ入り、長林寺へ戻ってきました。
所要時間は約3.5hでした。


スタート地点となった長林寺では、境内のシラウメが咲き
始めていました。


いつもは、今頃になると全面に氷がはる弁天池は、まったく
凍っていませんでした。今年は暖冬なのですね。


池の奥から長林寺裏手の浅間山を登り、頂上へと着き
ました。浅間神社の祠があります。


頂上から少し下った所で、この日歩く予定の山々を
撮りました。一番右が大坊山で、左端二番目のピーク
へ上り、ゴールの大坊山へ向う時計回りのルートです。


浅間山を下り、自衛隊道路を横切り、林道を歩いて、
先ほどのルートの出発点である登山口まできました。
ここからが本格的な山歩きが始まります。


最初の見晴台まで上ってきて、足利市街を撮りました。


その見晴台から緩い登りを歩きガケ山へきました。見えて
いる岩場を越えていきます。この日のルート中、一番の
難所です。


ガケ山頂上へ着きました。斜になった岩は遠くから見ても
その形が確認できます。


実は勝手にガケ山と呼んでいたのですが、正式名が
あかぎ山であることが、この日初めて分かりました。
足利百名山の一つ(第33座)だったのです。


ルートのちょうど中間辺りのピークまできました。写真は
西の両崖山の方向を撮ったものです。


ツツジ山下の分岐へ着きました。ここまでくれば後は
大坊山だけとなります。


その分岐点から見た西の方向の景色。普段であれば
遠くに赤城山が見えるはずですが、この日は雲に隠れ
ていました。


ちょっと右に目を向けたところの景色。はっきりしませんが
雪に覆われた日光白根山、部分的に雪が残った男体山が
見えていました。


後ろを振り返って、この後向かう大坊山も撮りました。


大坊山を上る途中で、それまで歩いてきたルートを撮り
ました。中央左の手前があかぎ山で、そこから時計回り
に歩いてきました。


大坊山頂上へ着きました。ここで昼食を摂ってから、
大山祗神社へ下山しました。


下山後、大山祗神社前駐車場脇の展望台から大坊山を
撮りました。

この日は曇って気温は低かったものの風がなく、大変
気持ちよく歩けました。久しぶりの山歩きでしたが、
恙なく歩けたので、この後もいろいろ行きたいと思って
います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする