桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城鍋割山

2020-08-16 10:35:05 | 山歩き情報
2020年8月14日、赤城山の鍋割山に行ってきました。
姫百合駐車場から荒山高原、鍋割山を往復してきました。
所要時間は約3.5hでした。


姫百合駐車場傍の登山口です。夏の日差しが照り付ける
中、歩き始めました。


歩き始めてすぐに、小さなヤマアジサイが咲いていました。


林の中を歩いて行くと、トチバニンジンと表示された花
が出てきました。


道が荒山高原手前の岩場になってくると花が増え、
タマガワホトトギスが幾つも咲いていました。


こちらはオクモミジハグマといいます。


花をズームアップしました。少し変っていますね。


ここまで若い株ばかりが続き、少し諦めかけていた
レンゲショウマが、突如現れた感じで咲いていました。
思わず、ヤッター!のつぶやきが…


少し距離がありましたが、固まって咲いている処を
撮りました。


こちらは近くのものを大きく撮りました。


こちらは最初のものとは別グループです。


こちらもです。


何れもまだ蕾が残っているので、しばらくは続いて花を
見られそうでした。


荒山高原へ着きました。この後、見えている山を手始めに
幾つかのピークを越え鍋割山へと歩きました。


上る道筋に幾つも咲いていたヤマトウバナです。


ワレモコウも、もう咲いていました。


こちらはフシグロセンノウといいます。


まるで撮ってくれといわんばかりに蝶がじっとして
いたので、希望通り?に撮りました。


保護ネットから顔を出しているのはナンテンハギでしょうか。


反対側の保護ネットの内側にはツリガネニンジンが。


さらに、足元にはサワオトギリソウが。


ピークが連なる峰まで上るとキオンが咲いていました。


その先にはこんなにいっぱい!に。


竈山を過ぎると、前方にこの連峰最後の鍋割山が姿を
現しました。


クマザサの中にコオニユリが咲いていました。


大きな岩を壁にしてクロイチゴの実が成っていました。
クロイチゴなるものがあるとは知らず初めて見ました。
表示がしてあって知りました。ありがたいですね。


先端の部分。岩に色が溶け込んでしまうかと思ったの
ですが。はっきり出ていました。


大空に向かうかのような感じでノリウツギが咲いていました。


鍋割山頂上に着きました。写真には入れていませんが、
何組ものグループが昼食を摂っていました。


頂上から眺めた前橋方面の景色です。少し霞んでいます。


頂上から同じ道を戻りました。ちょっとはっきりしない
のですがイヌゴマでしょうか、咲いていました。


火起山まで戻ってきたとき、赤城山の山々を撮りました。
左から、鈴ケ岳、鍬柄山、地蔵岳、荒山です。


リョウブが咲いていました。往路では気が付きませんでした。


ヒメシロネがクマザサの中から顔を出していました。


ミヤマカラマツです。まだ途中の開花状態です。


ヤマジノホトトギスも咲いていました。これから本格的に
咲いてくるのではないでしょうか。


最後に、こちらも往路では見逃してしまったレンゲショウマ
に気付き、締めの気持ちで撮ってきました。

赤城山の鍋割山、本当に暑い中、レンゲショウマが見られ
たらいいなと思い出かけました。赤城山でのレンゲショウマ
は初めてのことです。期待通りになりました。それにしても、
この日歩いたコースは花の種類が多いですね。それも併せて、
うれしくなってしまいました。




















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榛名沼ノ原湿原

2020-08-13 10:39:15 | 山歩き情報
2020年8月10日、榛名の沼ノ原湿原に行ってきま
した。県営松の沢グランド駐車場に車を置き、すぐ前の
ゆうすげの道入口から入って沼ノ原湿原を歩き、さらに
相馬山へ足を延ばした後、折り返し戻ってきました。
所要時間は約3.5hでした。


ゆうすげの道入り口です。休日ゆえか、花を観る人、蝶を
撮る人などで賑わっていました。


沼ノ原湿原の最初の花はコウゾウリナです。


続いて、マツヨイグサ。この花もいま盛んに咲いていました。


イタドリは今出たばかりみたいな感じがしました。


クサレダマ。この日見たのはこの一株だけでした。もっと
あってもいいのではないかと思ったのですが。


マツムシソウ。湿原の至る所で咲いていました。


タカネナデシコ。この花もここで見ただけでした。


クルマバナ。こんなに大きく咲いているのは初めてです。


こちらはゲンノショウコでしょう。


ハクサンタイゲキ。変わった形をしています。いま
たくさん咲いています。


ウツボグサ。普段見かけるものより色がきれいでした。


チダケサシに蝶が止まりかける処を撮りました。


テリハノイバラ。地表近くで咲いています。


コオニユリ。この花もいまいっぱい咲いています。


オミナエシ。秋の代表的な花ですね。これからたくさん
咲いてくるでしょう。


ふと足元をよく見ると、小さな花が咲いていました。名前を
調べたのですが分かりませんでした。結構、幾つも咲いて
いましたよ。


シラヤマギク。どこにでも咲いていそうな花ですが、ここで
しか見ていません。この日はちょっと数が少なかったです。


ユウスゲ。この湿原を代表する花ですね。昼間ここまで
花開いているのは少ないです。


コウリンカ。コオニユリと同色で、緑の中では目立ちます。


ちょっと迷ったのですが、ニッコウアザミでしょう。


ヒメシロネ。花の付き方が変わっています。


ノリウツギ。この沼ノ原湿原では皆低木でした。


入り口から真っ直ぐ歩いてきて木道が尽きると前方に
相馬山が見えてきました。


また花に目を戻して、こちらはヒヨドリバナ。


先ほどの相馬山を撮った地点から少し先を行った所を右折
して突き当たった所にある分岐。ここをまた右折すると
湿原入り口に戻ります。左が相馬山へ向かう道になります。


相馬山への道を少し歩くとまた分岐が出てきて、右は
スルス岩、左が相馬山となります。


この相馬山の道になると、花はぐうっと少なくなりますが、
それでも幾つかはあって、写真はママコナ。


ホタルブクロも咲いていました。


二番目の分岐から少し歩いた所に東屋があって、そこから
視界が開けて榛名富士がよく見えました。


東屋付近の道脇でイヌトウバナを見ました。


こちらはキンミズヒキ。姿が変形している場合が多い
のですが、なかなか形よく整っていました。


林の中でヒロハヤマトウバナが咲いていました。


こちらはヤマブキショウマ。大抵斜面から突き出るような
形で姿をみせます。


オカトラノオがちょっと寸詰まりの中途半端な姿で
咲いていました。


キオン。まだ小さかったです。


いつもこれが花かと疑ってしまうオヤマボクチ。


相馬山に着くと、レンゲショウマは咲いていました!!
「森の妖精」です。この日の一番の目的の花で、期待は
適いました。


レンゲショウマは下向きに花開くので、花の正面を
撮るのは難しいです。


咲き始めてからまだ間がなく、蕾状態のものが多かった
です。これから何日間で咲いてきます。


蕾が多い中で咲いているのを見付けては撮りました。


なかなか思うようには撮れませんね。


幾つか纏まっているシーンを撮ったつもりです。


最後に撮ったのが、この日一番大きく開いていたものの
ようでした。


レンゲショウマを撮れたことで満足してしまい、相馬山頂上
へは寄らずに引き返すことにしました。大分下りてきて、
前方にスルス岩、さらにその手前に東屋が見えてきました。
湿原はもうすぐ近くです。


湿原では、木道とは異なる東側の道を戻ることにしました。
ノギランが咲いていました。


湿原の真ん中あたりに、こんもりした形で花の咲いた
木を見ました。ボタンヅルですね。


そのボタンヅルの花を接写したのがこちらです。


こちらはヤマハハコのつもりで撮ったのですが、どうも
よく見るとカワラハハコみたいです。


シモツケは小さいものしか見られませんでした。


こちらはヒメジオンみたいです。


オオバギボウシ。ここまでの間でもいっぱい見たのですが、
最後になってのこれが一番姿がよかったみたいです。


ミヤマシシウド。湿原入り口付近ではこの一本だけでしたが、
他の場所では固まって見られたようでした。


ツリガネニンジンも最後に撮ったものが一番みたいでした。

榛名沼ノ原湿原、いま花がいっぱいでした。ユウスゲ、コオニユリ、
マツムシソウ、チダケサシ、ツリガネニンジン、コウゾウリナ、
ハクサンタイゲキなど数えあげればもうきりがないほどです。加えて
相馬山のレンゲショウマです。大変な暑さの中でしたが、大満足
でした。







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