きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

ガラス屋の世界

2006年02月25日 | ピスカリア
今日は朝から夕方までI邸の現場に居て、細々と作業をした。
今日は大工、アイアン屋、ガラス屋、設備屋が現場に入り、また最後は板金屋とエアコン屋が顔を出して、竣工直前ならではの慌しくも賑やかな雰囲気だった。

ガラス屋の須藤さん。
今日はお互い「待ち」の時間が多かったので、ガラスの切り方、コーキングをうまく打つための道具、ガラスの種類についてなど、仕事の話をいろいろ聞くことができた。
それぞれ「プロ」の世界があるんだなあ、と改めて感心した。

…昼過ぎになり、玄関ドアが取り付けられてガラスを入れ、コーキング作業にとりかかる。
ガラスをはめ込むのは数十分。
しかしコーキング作業に2~3時間要していた。
その大半は養生作業。
90cm×2mの建具だけど、養生の長さはなんと30m以上にもなる。
しかも養生テープをきれいに貼るのはとても根気のいる作業なのである。
養生テープをようやく貼り終わった後、「腰が…」と言っていたが、納得!の作業である。

ところで須藤さんは、大東文化大学ラグビー部がとても強かった時代のスクラムハーフで、当時高校ラガーマンで大学ラグビーの試合をテレビや生でよく観戦していた私としては雲の上の人のような存在である。
とはいえイカつい印象ではなく、とても柔らかい、物腰の低い方で、まさか「あの須藤さん」とは、話をするまで気がつかなかった。

わかめの思い出

2006年02月25日 | 今日のできごと
I邸近くの森戸海岸。
今、わかめを干している。
初春の風物詩だ。

自分は鎌倉に縁があったこともあって、子どもの頃よくわかめを食わされたものだ。
当時は味噌汁に必ずといっていいほど入っていたし、酢の物等で食べることもよくあった。
そういえば当時は、酢の物は見るのもいやなくらい苦手だった。

しかし年を重ねると舌が入れ替わるのか、酢の物と聞くとツバキが出てくるくらい好きになったし、わかめをはじめとする海藻類もよく食べるもののの一つとなっている。
あるいは、当時の追憶がそうさせているのだろうか。
もしかしたら、子どもの頃の食の思い出というのは、好きと嫌いとにかかわらず、実は生涯の食生活に大きな影響を与えるのかもしれない。