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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

本白根で出会った花(2)ゴゼンタチバナ・コケモモ・オオカメノキ・ハイマツ等

2008-07-05 | 動物

高山植物の女王コマクサに会いに行く途中の遊歩道で、
イワカガミ・ミツバオウレン・マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウ・コケモモ・オオカメノキ・ハイマツ・ノビネチドリなどにであった。
「ゴゼンタチバナとツマトリソウ」 tomさん から教えていただきました。
有難うございました。

(撮影2008年7月2日 午後2時半ころ)

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 ゴゼンタチバナ(御前橘)  ミズキ科 ゴゼンタチバナ属
亜高山~高山帯の針葉樹林下や林縁に生える常緑の多年草。高さ5~15cm。
白い花弁のように見えるのは総苞片で、花は小さく10数個が集まってついている。


 ツマトリソウ(褄取草)  サクラソウ科 ツマトリソウ属
中部以北、北海道の亜高山帯や亜寒帯に分布している。高さ10~15cm。
花弁の縁に見られる紅色の縁取りを、和服の「褄とり」にみたてて命名。


 コケモモ(苔桃)  ツツジ科 スノキ属
亜高山帯~高山帯に広く生える常緑の小低木で良く分枝する。
卵形の葉は革質で互生し、光沢がある。
花は淡紅を帯びた白色で、枝先に数個下向きに咲く。
花冠は鐘形で、浅く4裂し、萼も4裂する。


 オオカメノキ(ムシカリ)  スイカズラ科 ガマズミ属
山地帯~亜高山帯の ブナを中心とした森林の中に生える高さ2~5mの落葉小高木。花序の外側の花は装飾花で5深裂し、中心部は小さな両性花で5裂し平開する。
名前の由来は葉が虫によく食われる、ということから。

 いもり池で見たオオカメノキ。


 ハイマツ(這松)  マツ科 マツ属
中部地方以北の本州,北海道それ以北に分布する常緑低木。
幹は走出枝が密生して四方に広がるが,風当たりの少ない山腹などでは
斜め上に伸びたりやや直立することもある。


 ノビネチドリ(延根千鳥)  ラン科 テガタチドリ属
山地帯~亜高山の林内や草地に生える高さ30~50cmの多年草。
花は淡紅紫色で、茎の上部に小さな花を穂状に多数つける。
唇弁に普通筋があり、距は長さ3~4mmと短く、強く湾曲して前につきでる。



    解説記事は 高山植物図鑑 を参考にしました。