有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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2週間待ったのに

2024年06月24日 | 山野草
2週間前に蕾が出始めてたトンボソウ、もう咲いただろうと再訪しました。
林道を歩き始めるとウツボグサ(靭草)が咲いてました。

シソ科ウツボグサ属の多年草で北海道~九州に分布。 

携帯用の矢を入れるための円筒状の武具「空穂(うつぼ)」が名前の由来。 

2週間前に見た場所に到着、あれれっ!成長してるもののまだ完全開花してません。
ラン科ツレサギソウ属の多年草で本州~九州に分布。

ノヤマトンボ(野山蜻蛉)、別名オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)。
距は展開してますが、肝心のトンボの翅に当たる側萼片が閉じたままです。

卵型の所が開き側萼片が翅に、唇弁と背萼片が上下に開いて顔になるのですけど・・・。
2週間待っても駄目でした(T_T)、別の所にも有るので更に林道を歩きます。

オオチャバネセセリ(オオチャバネセセリ)、今季初撮りです。
セセリチョウ科セセリチョウ亜科、前翅長16~21mm、北海道~九州に分布、幼虫で越冬。

湿った所にカキラン(柿蘭)が咲いてました。 

ラン科カキラン属の多年草で北海道~九州に分布。
環境省のRDBには31道府県で準~絶滅危惧Ⅰ類に指定、東京は絶滅となってました。


愛知では2020年のRDBでは指定外、まだ危惧されてないようです。 

一花に少し玉ボケを入れて。 

逆光透かし撮りは・・・今一でした。 

やはり湿った所に咲いていたノハナショウブ(野花菖蒲)。
2週間前に既に終わり掛けてましたが、新たに出て来たようです。

周りがボサボサで↓を撮っていたら写真機に真っ赤なダニが着いてました。(>_<) 

2ヶ所目のノヤマトンボ、う~ん、ここのも開いてませんでした。
一応側萼片が開いて翅のように見えてはいます。

横から見ると開いてないのに終わり掛けてるような?
あれっ!撮ってる時は気付かなかったけど、真ん中のは唇弁が開いてますね。
正面からなら中が撮れたかも?大失敗です。(>_<)

もう秋の花イヌヤマハッカ(犬山薄荷)が咲いてるぞ!いや待てよヤマハッカとは違うような。
帰ってから調べたらタカクマヒキオコシ(高隈引き起こし)でした。

シソ科ヤマハッカ属の多年草で、福島以南の太平洋側~九州に分布する日本固有種。
花期は普通8~10月、どちらかと言えば秋の花なのに今頃咲いてるとは。

林道脇に一本だけネジバナ(捩花)が咲いてました。 

ラン科ネジバナ属の多年草で全国に分布。 

次回の「山中と山麓に咲いてた花」に続く・・・。 
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