有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

撮り溜めと撮りたての絶滅危惧種

2024年06月13日 | 山野草
スズサイコを見に行った序に他の花等を見に行きました。
まずは前回僅かしか咲いてなかったコケオトギリ(苔弟切)を再訪。

 あらま沢山咲いてるでは有りませんか、蕾も沢山見られます。(赤いのが蕾) 

実は前日にも来てるのですが、花も蕾も全く見られませんでした。
たった一日でこんなにも変わるものなのですね、びっくり。

雨上がりなので花や葉に水玉が。 

別の日に撮ったユキノシタ(雪の下)。 

名前と季節が合わないような、名前は花から付けたのではないのでしょうけど。 

クマノミズキ(熊野水木)。 

ミズキ科ミズキ属の落葉高木で本州~九州に分布。 

名前の由来は三重県の熊野で発見された事から、花弁の長さは4~5mm。 

サンゴジュ(珊瑚樹)の蕾。
花柄や果実が赤くなる事からが名の由来ですが、蕾の時でもなるほどと思わせます。

マグワ(真桑)の実だと思います、養蚕に使っていたのが野生化したものかと。

少し前に見に行ったホウネンエビ(豊年蝦)も再訪してみました。
前回網を持って行かなかったので網を持って。(^^;)

前回はバラけてましたが、この日はかなりかたまってました。 

網でそっと掬ってみるとエビと言うよりプランクトンの様な。
お腹に卵を持ってるのが分かります。

触ってみるとエビのように硬くなくプヨプヨ、持つと潰れてしまいそう。
無甲目と言う分類なのでエビの様な殻が無いと言う事のようで。

ナヨテンマ(弱天麻)が咲いてるとの情報で一昨日見に行きました。
※手前のボケてるのもナヨテンマです。

ラン科オニノヤガラ属の菌従属栄養植物で千葉以西~九州に分布とされてます。
環境省の絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種、愛知ではⅠA類(CR)指定。

ここに10株有り、↓は一番多く花を着けた株。 

名前の「天麻」はオニノヤガラ(鬼之矢柄)の菌根を干した漢方薬の名だそうです。
こちらは茎が細くて弱々しい事から「弱天麻」と名付けられたとか。
花の大きさはこんな感じ、後で見たらアブラムシが写ってました、撮った時は気付かず。

横向きで。 

撮り難い花の中をなんとか。 

今年も見られて良かった絶滅危惧ⅠA類でした。
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