有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

散歩で見付けた花

2024年06月10日 | 山野草
仕事に行かなくなったので、体が鈍ってはいけないと近所を散歩して見付けた花等を。
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭)。

毎度の事ですが、誰が付けたのか凄い名前ですね。(^^;) 

タデ科イヌタデ属の1年草で全国に分布。 

花の直径は3~5mmと小さい、でも茎の棘が凄く、これで尻を・・・れたら。(>_<) 

もしかしたらクサフジ(草藤)かと思い撮ってみました。 

残念外来種のナヨクサフジ(弱草藤)でした。
白矢印の部分が花柄から突き出てます、在来のクサフジは花柄が萼筒の先端に着きます。

ん!キイチゴの実だろうか? 

と思って良く見たらどこかで見た事有るなぁ・・・。
画像の上の毛の生えた玉で思い出しました、そうだ!コウゾ(楮)の実だ。

ヒメコウゾ(姫楮)は雌雄異株ですが、コウゾは雌雄別株と雌雄異株が有ります。
雌雄異株の場合、枝のに近い所に雄花を着けその先に雌花を着けます。
画像は枝に一番近い所に実が有る(雌花)ので、この木は雌株と言う事に。

実を沢山着けてました、食べられるようですが食べた事は有りません。 

ムラサキニガナ(紫苦菜)が咲き出してました。 


キク科ムラサキニガナ属の多年草で本州~九州に分布、草丈50~150cm。 

普通真っ白ですが、これは赤味掛かったツルアリドオシ(蔓蟻通)。
土壌に赤い成分でも含まれてるのでしょうか?

ムラサキシキブ(紫式部)が咲いてました。 

でもなんだか花数が多くない?
調べるとオオムラサキシキブ(大紫式部)と言うのが有るようで、どうやら大のようです。
クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木で分布域がはっきりしません。
東海~九州南部と記されてるかと思えば東北森林管理局は北海道~沖縄としてます。
他を見ても分布域は様々、どれが本当なのやら???
環境省のRDBには岩手が準絶滅危惧に指定されてると、岩手には有ると言う事ですよね。

こちらが普通?のムラサキシキブ。 

オオムラサキシキブと同科同属で全国に分布する落葉低木。
花冠の長さ3~5mm、花の直径は3~4mm。

サンゴジュ(珊瑚樹)。 

スイカズラ科ガマズミ属の常緑小高木で関東~沖縄に分布。
果実期に円錐花序と実が赤くなり、珊瑚のように見えるのが名前の由来。

画像はまだ円錐花序(花柄)が赤くなってません。 

で散歩はどれくらい歩いたかって、この日は7.3kmでした。 
コメント