朝、畑を見て回った時に、収穫しようかなと思ったけれど、“もう少し赤くなってから”と明日に持ち越したトマトだったのに、夕方ハウスに水やりに行った時には鳥に突っつかれてしまっていました。
この痕の大きさからすれば、きっとカラスだと思われます。昼間、畑際の柿の木の下のフェンスにに3匹が止まって休んでいた!? 情報交換していた!? かのようでしたから。
飛び立った瞬間のデジカメ写真です。ブレていますが、ちょっと迫力があっていいでしょ!?
そして、これが突っつかれたトマトです。
さて、昨年の露地でのトマト栽培では、雨よけのビニールをかけていました。
それから、小さい頃の記憶に、田んぼのどれだけかを畑にして何本ものトマトやトウモロコシなどが植えてあって、横に流れている川に遊びに行った時、水やりに来ていたおばあさんに大きなトマトをもらったことがあるのです。
そして今も、トマトの栽培をしたり食べたりする時には、その時の光景がよみがえってくるのです。
ですから、露地でトマトを作る時に“雨よけのビニール”を必ずかける必要ないんだと思っています。
『雨に当たると裂果する』とか、本に書いていたりしますが、“程度”ものだと思ったりしています。
雨に当たっても、まともなトマトがどれだけ採れるのかを見たかったのです。あれだけ大雨もあったのに裂果したトマトはありませんでしたよ。
だから、 今年から始めた、雨よけのビニールをかけずにまともなトマトを採る実験は大成功なのです!とりあえず今年は。
昔、画家の池田満寿夫氏が『模倣から創造へ』という本を書いておられますが、この表題を借りれば、僕は、トマト栽培についても“模倣から創造へ”の段階に入ったのでしょうかね!?