私の父が亡くなってから 1年半の月日が経った
仕事の忙しさにかまけて 亡父が使っていた部屋を片すとなく其のままにしていたが
時間を取って部屋を片付ける
亡父の部屋に集めていた物は知ると無く時が過ぎた
全てを片付けた訳ではなく 一部の場所を片付け、整理していた時
俺 ・・・・・ 今日から大金持ちだぁ~
桐箱の中には金色に輝く 「天正大判」
手あかを付けると悪いのではと思い 軍手を掛け表裏を見る
この大判の説明書きも添えられている
今や 金相場では値が付いており 重さを見ると 230g
9月15日 4,762円/g が高値 昨日は値は下がったものの4,320円/g
計算してみた 230gx4,320円=993,600円
約100万円の大金をゲット ・・・・ これを持って寒河江の歓楽街を暫しは
楽しめるぞぉ~ (うはうは・・・笑顔)
いや 待てよ!!!!! 我が家は「金欠病」に全員が罹っておるので亡父が持っている
はずが無い ・・・ と疑いネットで調べる
・・・・天正の昔 太閤秀吉が大阪城築記念として特別功労大名に贈ったものと
古史にあります いわれ深い出世招福大判であり 山吹色の輝きはあたかも
旭日昇日の光にも似て 保持する人の心を明るくし 厄を除き運勢を開き
偉人秀吉公の出世招福にあやかりこの人のすばらしい未来を招くと伝えられている
-- 引用 --
天正大判 実物は現在 1枚 13,500,000円
こんな高貴な現物を亡父 求めるゆとりは無かったし出来なかった-- 金欠病にて
今晩 この大判を持って夜の歓楽街に出かけ様と思っていたのだが ネットオークション
で下限なしの 1,800円で取引されていた
一瞬の大金持ちの夢は幕を閉じた (とほほ)
厄を除き 福を招く との説明書きがあったので縁起をあやかって保管する事にする
本品は・・・・記念品、諸景品、お祝いにこれ程
最適の物は有りません・・・ とさ