山形・寒河江に住む私にとって初めての経験
三陸沖 M8.8(13日M9.0訂正)を震源とする寒河江は震度5弱となった
11日 午後2時46分 ガタガタより始まり 約5分程横ぶれ続いただろうか・・・
玄関前にある石灯籠・・・ 今迄地震にあっても揺れる事なく 気にもしていなかった
のだが 今回は今にも倒れそうであり 手前に停めている車にのしかかりそうであるが
成り行きまかせするしかなかった 倒れる事無く乗り切る
揺れが治まると同時にPCで地震情報を見よう~と 事務所に戻ると
停電になっていると知る
其のうち 通電になると思ってはいたのだが通電ならず 日は序々に暮れていく
車のテレビより見る 被災地の様子は目を疑うものであった
我が家では電気を使わないサロンヒーター 3台あったお蔭で食事は摂れた
終わりなき続く余震を考えると 暖房のない家中で寝るのが不安になり
当夜は車(アコード)の中で今迄見た事のない地震、津波の後遺症を見ながら
足を丸めながら家族全員で一夜を過ごす
夜も明けたが停電状態 20年前に購入した車のシュガーライターより
AC100Vに変換するインバーターを思い出し捜す
何時通電なるか判らない時を エンジン掛けっぱなしで自宅へと100Vを供給し
「湯たんぽ」を抱きながら一日中テレビより流れてくる報道を見る
通電なる迄の一日半 アイドリングながらもエンジン掛けっぱなしにすると
ガソリン量少なくなり 補給にといつものガソリンスタンドに行く
停電が原因なのか販売停止となっており 営業しているスタンドを捜す
セルフスタンド 40分待ちにて給油するが 15リットル制限にて自動停止
いつになったら満タン出来るのだろうか?
空になったタンク 仙台よりガソリンを運ぶタンクローリーが来ない事には
販売予定なし・・ と言われ残りのガソリンを長期に使用するしかない
寒河江への通電はまちまちであり我が家への通電時刻 18時15分
電気の有り難さをこの歳になって初めて経験する
今回にて地震に対する準備がいかに大切かを身に沁みる
ノンビリ屋の親父にとっての教訓 乾電池ラジオ、アナログストーブ、車よりの
携帯電話充電器・・・ 等 常備しておかなければならないと・・・・・・
被災にあわれた方々に対し お見舞い申し上げます