きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

基本からオリジナルへの進化②

2016-04-16 15:39:02 | きもののお勉強会

着れるようになったら着付けの本番…きものは日常着です
基本をみっちりお勉強したら、当然のことですが「きものが着れる」ようになります。
着付けを上達させる近道は、出来るだけ多く「きものを着てお出掛けする」ことです。

よく皆さんから、「着る機会がない」と言われます。
そんな時に私はよく言うのです。
「買い物をするときにきものを着ていけば…」。「お友達と食事に行く時に、きもので出かけたら…」。「映画鑑賞もきもので出かけましょう」。
つまり、きものは日常着なのです。決して非日常的なものではありません。

周りの視線を感じることこそ上達の秘訣
日常にきものを着て出かける…貴女の「きもの人生」のはじまりです。
一人できものを着ると周りからの視線を浴びます。最初は気恥ずかしいのですが、慣れてきますと、やがて心地よくなってきます。

着付けを上達させようと思うなら、周りの視線を感じることです。
それは、教室では得られない緊張感です。そうすると、「着付けはこれでよかったか」と、気になりはじめます。
当然のことですが、着付けを改善しようとする意識が生まれてきます。

衣紋は?、衿合わせは?、帯の高さは?、おはしょりは?、裾は?、帯揚げは?、帯締めの位置は?、等々…
冠婚葬祭の時にだけ着ても、上達をするどころか、着付けさえ忘れてしまうばかりです。
きものを日常着として着て行くことが上達の秘訣なのです。(つづく)



 




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭のアジサイが➠小さな花をつけはじめました… | トップ | 十二単が咲きました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

きもののお勉強会」カテゴリの最新記事