きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

ボロ布ではありません…お稽古の帯です。

2014-01-31 17:05:05 | 振袖着付け
使いこんで、傷んで、縫いかがって…
帯結びのお稽古をするたびにお世話になる袋帯。
長年使っていると、手先の無地の生地がまず傷みはじめ、つぎにタレ先や帯の両側の部分がすり切れてきます。
三十数年の歴史の中で、着付けの講師を育ててくれたそんな帯たちが何本もあります。
ほころんだ所を縫いかがり、何回も使い込んでボロボロになった帯。
京都の紅葉の名所「常照寺」には「帯塚」があり、5月には「帯供養」があるとか。
帯結びを学ぶ人の想いを担ってきたものだけに、「供養」をしてあげなくては…






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