きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

二日間の福岡の講座を終えて思うこと。

2013-08-28 10:38:39 | 舞踊と振袖の着付け
好きこそものの…楽しんでこそ…
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」という孔子の言葉があります。
「一生懸命にやっている人でも、好きでやっている人にはかなわない。いくら好きでやっている人でも、楽しんでやっている人にはかなわない。」そんな意味だったと解釈しています。

それぞれのお教室にはそれぞれの雰囲気がありますが、「きものが好きで、楽しいおけいこの時間を過ごせる」…そんな教室なら最高ですよね。
福岡特別講座も、笑いの絶えない、しかも真剣な雰囲気の中でプロの技術を学んでいる、「きつけ塾いちき」のおけいこ場です。

確実に進歩している講習生の技術
二日間の8月講座を通して、最近入講された「H」さんをはじめとする皆さんは着付けの面白さをわかってきて、本当に楽しく笑顔でおけいこされてきています。
また、振袖部門の7回目の研修生の「I」さんは、着付けの面白さにハマっていただいて、着付け技術の細かい指導に移っています。
今回、衣裳方(舞踊の着付け)の技術認定試験に挑戦された美容師の「S」さんは、「私は素晴らしいところでお勉強していると思います。自分の今後の人生を考えて、いろんなところを調べて、最後にここに決めたのですが、ご縁があって本当に良かった。」と感想を述べて頂きました。
受験の結果は、一週間以内にわかりますが、美容師「S」さんの今後にかけた情熱こそ彼女の宝物だと感じました。

じつは、教える立場の私たち講師も、皆さまからの感想やお話で、反対に「お勉強させて頂いている」のです。
鹿児島・宮崎、そしてご当地福岡の受講生の皆さま、いつもほんとうにありがとうございます。

 
振袖部門で、おけいこにはげむお二人です。

今回の実技試験の風景です。



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