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木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

東京レインボーウィークと憲法記念講演会

2015-04-14 23:40:52 | お知らせ
4月25日と4月26日、同性婚を考えるイベントに連投いたします。

4月25日土曜日の方は、文京区で14時から。
こちらは、かなり細かい法律論・憲法論が中心となる模様で、
現在、170人定員中、100人弱の予約があり、予約状況好調とのこと。

4月26日日曜日の方は、新宿で18時15分から。
こちらは、当事者の話がたくさん聞ける模様です。
25日の理論編に対し、実践編のような位置づけでも聞いて頂けるかもしれません。


憲法学者という仕事を選んだ時は、
ゴールデンウイークがこんなに忙しい職業とは思わなかったのですが、
ここ何年か、5月3日を中心に、仕事の入らないことはなく、
今年は、東京を離れてお仕事の予定です。

そんな5月3日、東京近郊にお住まいの方に、
こちらがお勧め。


あの『憲法主義』で有名な我らが南野森先生が、保坂正康氏とともに記念講演会。



聞くとことにろによると
南野先生は、東京にいらっしゃるとき、必ずこの本を掲げて歩いておられるそうで
(すごい宣伝効果だ!)
5月3日、南野先生に合ったら、ぜひサインをもらいましょう~。


参議院予算委員会での憲法論戦

2015-04-09 10:52:19 | お知らせ
昨日、
松田公太議員が参院予算委員会で、
辺野古基地問題について質疑をしました。

最大のポイントは、
松田議員と首相・政府側の「憲法理解」の対立です。

松田議員は、

1 普天間基地の移設先のような「国政の重要事項」は、
  「法律事項」として、国会が法律という形式で定めるべきである。

2 また、辺野古基地設置法を作ることになれば、
  特定の地方公共団体にしか適用されない法律なので、
  憲法95条に基づき、地元の住民投票の承認が必要になる。

3 基地の場所について、日米で合意しなければならないのは当然だが、
  それはあくまで対外関係であり、
  国内での必要な手続きは、まだ踏まれていないのではないか。

このような憲法理解を提示しました。


これに対し、首相・政府は、

1 移設先は国政の重要事項ではあるが、
  これはあくまで、行政の責任で政府限りで決めてよいことである。

2 政府としては、基地設置法案を作る予定はないが、
  国会が議員立法で制定するなら、それはそれで構わない。

という憲法理解を提示しました。

 
どちらの憲法理解が魅力的なのか。
議員と首相が、国民に重要な問題提起をしてくれたと思います。


参議院インターネット審議中継のHP

2015.4.8 予算委員会3:06:00あたりから、ぜひ、ご参照ください。



PTAの記事がでました

2015-04-05 19:47:42 | お知らせ
沖縄タイムスの連載で、違法PTAについて書かせていただきました。

こちらです。


明日から学校、入学、役員決めという方も多いかと思いますが、
違法PTAに対しては、次のように対応するのが基本です。


1 強制加入制をしくPTAから何か負担(会費納入や労役の提供)を求められた場合、

  「私が、この学校に通う子どもの保護者であることを、

   誰から聞いたのか?」

  を確認する。


2 次に、1の情報を漏えいした人は、違法な個人情報の第三者提供をしている

  という事実を告げ、直ちにやめること。

  PTAも、名簿から直ちに削除することを要求する。


3 PTAに入らないことで、

  集団下校から外す、プレゼントの対象から外す

  という強迫的な指摘を受けた場合、

  会員限定サービスをする団体が、なぜ学校で活動できるのか、

  学校長に確認する。


4 強制加入PTAに対しては、

  そのPTAの上位監督団体である

  全P連から、強制加入制を廃止するよう命令が出ていることを知らせること。


という対応になります。
どんとこい違法PTA。

なお、全P連については、こちらを参照。

対談イベントです!

2015-02-05 20:59:29 | お知らせ
おかげさまで好評いただいております『憲法の条件』。

2月16日(月曜日)
リブロ池袋本店午後7時から

大澤真幸先生と対談イベントです。

まだ十ヶ月強残っており、
いささか、今年を振り返るには早い気もしますが、
今年に入って、いろいろなことがありました。

ということで、今年を振り返りながら、
本の内容を更に深めるような対談ができればと考えております!

毎回、対談では何か秘策をと思っているのですが、
今回は、まだ考え中です。
何か、よい秘策をお持ちの方は、ぜひいらしてください。

ご来場いただいた方の中で、
私のお勧めブックに興味があるという方の中で
(少数者と思われますが、少数者への配慮こそ民主主義の真髄です)
先着数名の方に、
本屋さんということもあって、
私のお勧めブックについての記事をプレゼントいたしまする!

リブロ。

新年の新刊

2014-12-31 11:22:22 | お知らせ
新年あけます予定で、おめでとうございます。

新年、大澤真幸先生との対談『憲法の条件』が、
NHK出版新書より出版されます。

大澤先生は、いわずとしれた日本を代表する社会学者で、
憲法を巡る状況についていろいろお話をさせていただきました。

冒頭から、すばらしい問題提起をしてくださり、
対談は、広く深く様々なテーマに及んでおります。

ということで、ぜひ、お手にとっていただければ幸いです。