ポルシェライフ

幼い時から911に魅せられ早ウン十年。今911を中心に動き続ける日々を綴ります。

美しい朝焼け

2011-03-13 07:07:36 | 日記

昨日もそうでしたが、東京の空は何も無かったかのように素晴らしく晴れ渡っています。

しかし、現実には一昨日の東日本大震災の爪痕が大きく残っている事を改めて認識しました。

我がカレ2がお世話になっているファクトリーのオーナーは、浦安に住んでいますがこの辺りを中心に東京のベイエリア(埋立地)は甚大な被害を受けています。

地震発生直後に、東京ディズニーランドの駐車場が液状化し、冠水したとの情報が伝わり、周辺住宅地を含めた生活道路がひび割れや、段差が生じるなどの情報がありましたが、昨日は冠水した道路が乾き始め地面から噴出した土が風で舞い上がり付近一帯が土煙に包まれたようです。

更に液状化は道路だけに留まらず、住宅地等にも及び自宅駐車スペースが陥没。車が地面に滑り込み水没したとか。。。東北各県からの津波被害とは比べものになりませんがオーナーからすれば深刻です。ましてそれがポルシェだったりしますから。。。

また、液状化した部分はアスファルトの下にも大きな空洞を作ったりしていて、表面的には何も起こっていないように見えても、人が乗ると簡単に陥没する部分も有るようですから注意が必要です。特に水没している部分に安易に入ると、同時に陥没して腰の辺りまで水がきたなんて話もしていました。

当然、ライフラインの被害はこれだけにとどまらず、水道、ガスも全滅。高層マンションはエレベーターも一時停止するなど都市機能は完全に破壊されてしまっています。

一方、首都圏全体として交通機能の麻痺は昨日も続き報道からは想像も出来なかった事態でした。

同僚やお客様との連絡で明らかになったのですが、会社で待機して帰宅を控えていた人達も朝を迎えると同時に一路自宅を目指したようです。ところがJRを中心とした麻痺は完全に収まらず主要駅や構内は大混乱。普段の1時間半程度の通勤経路が8時間掛かったり、始発駅(上野)では電車の発車までに6時間掛かったりと歩いて帰った私の何とラッキーだったことか。。。

私も昨日、我がカレ2の安否?を確認しにファクトリーを訪れてオーナーの不在を皮切りに徐々に集まってきた生情報から、この災害の首都圏に及ぼした現状に直面した次第ですが、これがただファクトリーに行ってオーナーがその場に居たら、首都高の東部分や外環が閉鎖されては居ても、快適に流れた道路から明日から普段どおりに仕事をし生活できる。と思い込んでいたとおもいます。

先に言った東北方面の被害に比べれば些細なことですが、今回の東日本大震災の被害の大きさを痛感した一日でした。

さて、明日に備えて今日職場に行って一仕事してきます。