6月7日(日)今朝も朝早く目覚め温泉につかる。
ここの温泉は酸性度が高く、腕時計や指輪などの貴金属ははずして入浴して下さいと言われていた。
昨日の夕食の毛がに付きの料理や温泉も、私達全員が好印象を受けていた。
昨日は層雲峡から知床半島まで観光し、バス走行距離も320kmに達している。
今日も阿寒湖から三国峠や富良野を経由して札幌の定山渓温泉までの480kmの走行予定で、川湯温泉「湯の閣」を7時30分に出発する。
川湯温泉は硫黄山を熱源としている温泉で 幾つかの筋上の流れのある湯の川と、周囲の針葉の樹木が調和した旅情豊かな温泉として人気がある。
アイヌ語では、ここをセセキペツ(湯ノ川)と呼ばれ、極めて酸性度が高い温泉でリユーマチ・糖尿病・皮フ病などに効くといわれている。
川湯温泉は、戦後に大ヒットした映画 『君の名は』 で周辺にある屈斜路湖などが撮影地となったことから、当地を訪れる観光客が再び激増し、温泉街は急速に発展する。

車窓から「川湯相撲記念館」と横綱「大鵬幸喜」の像が立てられている
川湯温泉を出発してすぐに相撲記念館が見え、大横綱 「大鵬幸喜」の像が立てられている。
ガイドさんの説明によると、元横綱大鵬は、この地で少年時代を過ごし、関連する資料や写真などが展示され、お祭りには女相撲の大会まで実施され人気を呼んでいるようである。

川湯温泉の熱源でもあり、濛々と噴煙を上げる硫黄山
今日もガイドさんの名調子の案内がアナウンスされている。
バスの運転も極めて慎重で、乗客にできるだけ負担をかけないように気配りされた、ブレーキやハンドル操作をされているようで安心感が伝わってくる。
上空はどんよりと曇り厚い雲に覆われている。
程なくして、山の麓から大量のガスを噴出している硫黄山が見えてくる。
噴気活動は活発で大規模に噴出ガスを排出、山体のあちこちから火山ガスが噴出している。
バスは摩周湖へ通じる緑に囲まれた道路を走行して行く。
しかし、高度を上げるに従って霧が発生、10m先の視界も見渡せない深い霧となった。 まさに神秘の湖、霧の摩周湖である。

深い霧が発生、何も見えない「霧の摩周湖」
摩周湖は阿寒国立公園に位置し、摩周岳の噴火により誕生したカルデラ湖である。
日本で最も透明度の高い湖のひとつで、世界ではバイカル湖についで第2位、2001年には北海道遺産に選定されている。
摩周湖は急激に深くなって透明度が高く、青以外の光の反射が少ない、よく晴れた日の湖面の色は 「摩周ブルー」 と呼ばれた色彩を現す。
1966年に布施明が悲壮な絶叫調で歌った歌謡曲 『霧の摩周湖』 が大ヒットして一躍極光を浴びるようになった。

平成19年10月に訪れた時の摩周湖
深い霧で何も見えない、平成19年10月に訪れた時の写真を掲載する。
摩周湖はご覧のような美しい湖で、展望台からの眺望もすばらしい所である。

平成19年10月に訪れた時の摩周湖展望台から見た硫黄山
摩周湖から阿寒湖へ向かう阿寒横断道路を走行中に、雨も降り始め下の写真のような景観となった。

雨振るひっそりとした阿寒湖 遊覧船乗り場周辺からの景観
阿寒湖は全域が阿寒国立公園に含まれた湖で、北海道を代表する観光地となっている。
特別天然記念物のマリモや、ヒメマスが生息している。
阿寒湖に立ち寄った後、241号線を足寄町を経由して上士幌町に入って行く。
相変わらず小雨が降り続けている。
上士幌町の見渡す限りの広い畑作風景と牧場特有の建物が見えている。

車窓からの稲作風景 上士幌町付近
ガイドの流暢なアナウンスが続いている。
それによると、特にこの地域で有名なのはナイタイ高原牧場である。
この牧場は、日本一広い総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)の牧場で、国営事業によって昭和47年に完成、現在は上士幌町が運営している。
牧場では、乳牛の6ヶ月以上の低月齢牛を飼い主より預かり育成し、授精させ妊娠牛として分娩間近くなってから飼い主に戻すという、育成牛預託専門の牧場である。
夏場は広大な草地で放牧し、冬は7棟ある畜舎で飼育、馬も放牧されている。
バスは国道273号線の牧草地帯を過ぎると、山間部の曲りくなった道路に入り、雨の中、慎重な運転をしながら高度を上げていく。
大雪山系の山稜には所々で白い残雪が見えている。間もなく三国峠である。

車窓からの雨降る三国峠(標高=1139m)天気が良ければ景観は抜群
三国峠は上川町と上士幌町の境になる峠で、標高は1,139メートルで、北海道の峠では最も高く、晴れた日の、日本離れした大樹海の景色は、まさに日本一の絶景で、秋の紅葉と朝の雲海が特に美しいといわれている。
バスは三国峠を過ぎてから、昨日通った国道39号線に入り、断崖絶壁や奇抜な岩が続く層雲峡をガイドの説明を聞きながら通り過ぎて行く。
バスは旭川空港の横を通り、丘の町で有名な美瑛に入って行く。

国道237号線沿いの車窓から 美瑛にある「せるぶの丘」
美瑛の国道を通過している時に、セルブの丘が見えてくる。
思わずシャッターをきるとご覧のような撮影ができた。
この花畑からは、天気が良ければ、旭岳や十勝岳連峰の大自然な景観が楽しめる。
バスは美瑛町でJR富良野線を横ぎり、パノラマの道へ入る。
ガイドからこの町を一躍全国に有名にした写真家「前田真三」氏にまつわる話が伝わってくる。
バスは程なくして北海道らしい雄大な風景が見渡される「新栄の丘」に到着する。

美瑛パノラマの道にある「新栄の丘」
「丘のまち」と呼ばれる美瑛は、テレビCMのロケ地として有名で、名の付いた丘や木などがある。

花や農村景観の美しい美瑛にある 「新栄の丘」
ガイドによると、1971年、一人の風景写真家が日本縦断の撮影旅行の帰り、ふと立ち寄った美瑛や上富良野の丘の風景に感動、以来16年間美瑛に通い続ける。
そうして撮られた写真の多くは、写真集や絵はがきの他、多くのポスターや映画、テレビCM等に使われ、美瑛の景色は全国に知られるようになった。
後に彼、前田真三氏は世界的に評価を受ける写真家となり、廃校になった小学校を利用して美瑛の丘に写真館を開設、現在でも多くの感動を来訪者に与えている。

新栄の丘で添乗員とバスガイド、飛び入りの中国からの女性
4日間同行、細かい気配りの行き届いた添乗員女性と、北海道の各地ごとに名調子で語り案内してくれたバスガイド、元気ハツラツな中国人女性。
バスは新栄の丘のから国道237号線に出て富良野に向かって行く。
車窓からは雄大な丘の風景が見えているが、ラベンダーなどの色彩豊かな花咲く本格的な季節には、一ヶ月ほど早く、見られないのが残念である。
バスは間もなく中富良野にある農園「ファーム富田」に到着する。
ファーム富田は、中富良野町にある農園で、主にラベンダーを中心とした花を呼び物に、春から秋にかけて開園している。
園内にはドライフラワーを使用した土産屋や資料館などがある。

通路に植えられた花 部屋一面がドライフラワーで色鮮やかに飾られた部屋

天井近くの壁に飾られた見事なドライフラワー

農園にはラベンダーも植えられているが花は無くポピーの花などが満開であった。

中富良野の車窓からの景観
富良野は、テレビドラマ『北の国から』の舞台となり、ドラマで登場した数々の建物が残っている。
富良野から美瑛へ向かう国道237号は通称「花人街道」呼ばれ、初夏を彩るラベンダー畑をはじめ、季節の花々が咲き誇る花畑が多く見られる。
「ファーム富田」の観光を終えた後、バスは国道452号線から道央道の三笠ICに入り、札幌中心部に向かって行く。
時刻も7時前後の黄昏の時刻を向かえ、札幌中心部のネオンや自動車のランプの色合いが増してきている。
バスはテレビ塔や時計台、赤レンガの旧北海道庁舎などを車窓から眺め、今日の宿泊先である定山渓温泉に向かった。

車窓からの札幌テレビ塔 黄昏時の札幌時計台
8時00分頃に定山渓温泉「ホテル 鹿の湯」に到着する。(走行距離は480km)
大きな立派なホテルである。 バイキング料理の夕食を終え、眼下の豊平川を眺めながらの入浴も最高の気分であった。
部屋は9階の定山渓温泉街が見渡されるすばらしい部屋である。
定山渓温泉は、札幌市南区にある温泉で、札幌の奥座敷とも呼ばれている。
この地の温泉の存在は古くからアイヌ民族に知られ、江戸時代には、松浦武四郎が旅行中に川の中に湧く温泉に入ったことを記している。
慶応2年(1866年)に小樽で、この定山渓温泉のことを知った僧美泉定山が小さな小屋を作って温泉宿としたことが始まりと伝えられている。
現在は年間200万人以上が訪れる北海道屈指の温泉として知られ、札幌市民をはじめ、国内外を問わず多くの観光客が訪れている。

定山渓温泉の景観
6月8日(月)晴れ 朝食を済ませ、8時00分にホテルを出発、国道230号線から453線に入り支笏湖(しこつこ)へ向かって行く。
天気は晴れているが恵庭岳や樽前山の山頂には雲がかかっている。
程なくして支笏湖に到着して観光に出かける。

満開のレンゲつつじと支笏湖・風不死岳
支笏湖は面積77K㎡、周囲40kmで最大深度が360.m、平均水深でも259mと
、田沢湖に次ぐわが国第2の深さである。
風不死岳(ふっぷしだけ)は、第四紀火山で、標高は1103m、山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつに苔の洞門がある。

ボート乗り場の支笏湖から恵庭岳を望む
恵庭岳は支笏湖一帯の最高峰(1320m)で、頂上東向きには爆裂火口があり、今も噴気が見られる。
西南尾根は1972年冬季オリンピックの滑降コースに使用されている。

支笏湖で恵庭岳をバックに添乗員さんと

支笏湖と風不死岳・樽前山
樽前山(標高1041m)は、明治42年の噴火、山頂に巨大ドームを持つ三重式火山として世界的に有名である。
現在、樽前山の火口の温度は高温状態が続いており、登山は外輪山までで、山頂のドーム周辺は立入が規制されている。
支笏湖の観光を終えた後、千歳味覚のバザールに立ち寄り、新千歳空港に向かう。 11時過ぎに新千歳空港に到着する。
今日の80kmを合わせた北海道4日間の走行距離は1120kmであった。
新千歳空港12:30 →JAL514便 → 14:00 羽田空港(乗り換え)14:30 → 15:35 大阪伊丹空港着
伊丹空港16:00 →空港バス(阪神高速)→ 16:30 大阪なんば(OCAT)
JRなんば から天王寺を得て 南大阪の自宅に18時ごろ帰宅する。
今回のツアー旅行は価格も安く強行日程であったが、ホテルや食事などの内容も格安さを感じさせない旅であった。
添乗員やバスガイドの人たちのサービス内容も十分で、この内容であれば機会があれば また参加したいと思う。
(全ての関係者の方々ありがとうございます)
ここの温泉は酸性度が高く、腕時計や指輪などの貴金属ははずして入浴して下さいと言われていた。
昨日の夕食の毛がに付きの料理や温泉も、私達全員が好印象を受けていた。
昨日は層雲峡から知床半島まで観光し、バス走行距離も320kmに達している。
今日も阿寒湖から三国峠や富良野を経由して札幌の定山渓温泉までの480kmの走行予定で、川湯温泉「湯の閣」を7時30分に出発する。
川湯温泉は硫黄山を熱源としている温泉で 幾つかの筋上の流れのある湯の川と、周囲の針葉の樹木が調和した旅情豊かな温泉として人気がある。
アイヌ語では、ここをセセキペツ(湯ノ川)と呼ばれ、極めて酸性度が高い温泉でリユーマチ・糖尿病・皮フ病などに効くといわれている。
川湯温泉は、戦後に大ヒットした映画 『君の名は』 で周辺にある屈斜路湖などが撮影地となったことから、当地を訪れる観光客が再び激増し、温泉街は急速に発展する。

車窓から「川湯相撲記念館」と横綱「大鵬幸喜」の像が立てられている
川湯温泉を出発してすぐに相撲記念館が見え、大横綱 「大鵬幸喜」の像が立てられている。
ガイドさんの説明によると、元横綱大鵬は、この地で少年時代を過ごし、関連する資料や写真などが展示され、お祭りには女相撲の大会まで実施され人気を呼んでいるようである。

川湯温泉の熱源でもあり、濛々と噴煙を上げる硫黄山
今日もガイドさんの名調子の案内がアナウンスされている。
バスの運転も極めて慎重で、乗客にできるだけ負担をかけないように気配りされた、ブレーキやハンドル操作をされているようで安心感が伝わってくる。
上空はどんよりと曇り厚い雲に覆われている。
程なくして、山の麓から大量のガスを噴出している硫黄山が見えてくる。
噴気活動は活発で大規模に噴出ガスを排出、山体のあちこちから火山ガスが噴出している。
バスは摩周湖へ通じる緑に囲まれた道路を走行して行く。
しかし、高度を上げるに従って霧が発生、10m先の視界も見渡せない深い霧となった。 まさに神秘の湖、霧の摩周湖である。

深い霧が発生、何も見えない「霧の摩周湖」
摩周湖は阿寒国立公園に位置し、摩周岳の噴火により誕生したカルデラ湖である。
日本で最も透明度の高い湖のひとつで、世界ではバイカル湖についで第2位、2001年には北海道遺産に選定されている。
摩周湖は急激に深くなって透明度が高く、青以外の光の反射が少ない、よく晴れた日の湖面の色は 「摩周ブルー」 と呼ばれた色彩を現す。
1966年に布施明が悲壮な絶叫調で歌った歌謡曲 『霧の摩周湖』 が大ヒットして一躍極光を浴びるようになった。

平成19年10月に訪れた時の摩周湖
深い霧で何も見えない、平成19年10月に訪れた時の写真を掲載する。
摩周湖はご覧のような美しい湖で、展望台からの眺望もすばらしい所である。

平成19年10月に訪れた時の摩周湖展望台から見た硫黄山
摩周湖から阿寒湖へ向かう阿寒横断道路を走行中に、雨も降り始め下の写真のような景観となった。

雨振るひっそりとした阿寒湖 遊覧船乗り場周辺からの景観
阿寒湖は全域が阿寒国立公園に含まれた湖で、北海道を代表する観光地となっている。
特別天然記念物のマリモや、ヒメマスが生息している。
阿寒湖に立ち寄った後、241号線を足寄町を経由して上士幌町に入って行く。
相変わらず小雨が降り続けている。
上士幌町の見渡す限りの広い畑作風景と牧場特有の建物が見えている。

車窓からの稲作風景 上士幌町付近
ガイドの流暢なアナウンスが続いている。
それによると、特にこの地域で有名なのはナイタイ高原牧場である。
この牧場は、日本一広い総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)の牧場で、国営事業によって昭和47年に完成、現在は上士幌町が運営している。
牧場では、乳牛の6ヶ月以上の低月齢牛を飼い主より預かり育成し、授精させ妊娠牛として分娩間近くなってから飼い主に戻すという、育成牛預託専門の牧場である。
夏場は広大な草地で放牧し、冬は7棟ある畜舎で飼育、馬も放牧されている。
バスは国道273号線の牧草地帯を過ぎると、山間部の曲りくなった道路に入り、雨の中、慎重な運転をしながら高度を上げていく。
大雪山系の山稜には所々で白い残雪が見えている。間もなく三国峠である。

車窓からの雨降る三国峠(標高=1139m)天気が良ければ景観は抜群
三国峠は上川町と上士幌町の境になる峠で、標高は1,139メートルで、北海道の峠では最も高く、晴れた日の、日本離れした大樹海の景色は、まさに日本一の絶景で、秋の紅葉と朝の雲海が特に美しいといわれている。
バスは三国峠を過ぎてから、昨日通った国道39号線に入り、断崖絶壁や奇抜な岩が続く層雲峡をガイドの説明を聞きながら通り過ぎて行く。
バスは旭川空港の横を通り、丘の町で有名な美瑛に入って行く。

国道237号線沿いの車窓から 美瑛にある「せるぶの丘」
美瑛の国道を通過している時に、セルブの丘が見えてくる。
思わずシャッターをきるとご覧のような撮影ができた。
この花畑からは、天気が良ければ、旭岳や十勝岳連峰の大自然な景観が楽しめる。
バスは美瑛町でJR富良野線を横ぎり、パノラマの道へ入る。
ガイドからこの町を一躍全国に有名にした写真家「前田真三」氏にまつわる話が伝わってくる。
バスは程なくして北海道らしい雄大な風景が見渡される「新栄の丘」に到着する。

美瑛パノラマの道にある「新栄の丘」
「丘のまち」と呼ばれる美瑛は、テレビCMのロケ地として有名で、名の付いた丘や木などがある。

花や農村景観の美しい美瑛にある 「新栄の丘」
ガイドによると、1971年、一人の風景写真家が日本縦断の撮影旅行の帰り、ふと立ち寄った美瑛や上富良野の丘の風景に感動、以来16年間美瑛に通い続ける。
そうして撮られた写真の多くは、写真集や絵はがきの他、多くのポスターや映画、テレビCM等に使われ、美瑛の景色は全国に知られるようになった。
後に彼、前田真三氏は世界的に評価を受ける写真家となり、廃校になった小学校を利用して美瑛の丘に写真館を開設、現在でも多くの感動を来訪者に与えている。

新栄の丘で添乗員とバスガイド、飛び入りの中国からの女性
4日間同行、細かい気配りの行き届いた添乗員女性と、北海道の各地ごとに名調子で語り案内してくれたバスガイド、元気ハツラツな中国人女性。
バスは新栄の丘のから国道237号線に出て富良野に向かって行く。
車窓からは雄大な丘の風景が見えているが、ラベンダーなどの色彩豊かな花咲く本格的な季節には、一ヶ月ほど早く、見られないのが残念である。
バスは間もなく中富良野にある農園「ファーム富田」に到着する。
ファーム富田は、中富良野町にある農園で、主にラベンダーを中心とした花を呼び物に、春から秋にかけて開園している。
園内にはドライフラワーを使用した土産屋や資料館などがある。


通路に植えられた花 部屋一面がドライフラワーで色鮮やかに飾られた部屋

天井近くの壁に飾られた見事なドライフラワー

農園にはラベンダーも植えられているが花は無くポピーの花などが満開であった。

中富良野の車窓からの景観
富良野は、テレビドラマ『北の国から』の舞台となり、ドラマで登場した数々の建物が残っている。
富良野から美瑛へ向かう国道237号は通称「花人街道」呼ばれ、初夏を彩るラベンダー畑をはじめ、季節の花々が咲き誇る花畑が多く見られる。
「ファーム富田」の観光を終えた後、バスは国道452号線から道央道の三笠ICに入り、札幌中心部に向かって行く。
時刻も7時前後の黄昏の時刻を向かえ、札幌中心部のネオンや自動車のランプの色合いが増してきている。
バスはテレビ塔や時計台、赤レンガの旧北海道庁舎などを車窓から眺め、今日の宿泊先である定山渓温泉に向かった。


車窓からの札幌テレビ塔 黄昏時の札幌時計台
8時00分頃に定山渓温泉「ホテル 鹿の湯」に到着する。(走行距離は480km)
大きな立派なホテルである。 バイキング料理の夕食を終え、眼下の豊平川を眺めながらの入浴も最高の気分であった。
部屋は9階の定山渓温泉街が見渡されるすばらしい部屋である。
定山渓温泉は、札幌市南区にある温泉で、札幌の奥座敷とも呼ばれている。
この地の温泉の存在は古くからアイヌ民族に知られ、江戸時代には、松浦武四郎が旅行中に川の中に湧く温泉に入ったことを記している。
慶応2年(1866年)に小樽で、この定山渓温泉のことを知った僧美泉定山が小さな小屋を作って温泉宿としたことが始まりと伝えられている。
現在は年間200万人以上が訪れる北海道屈指の温泉として知られ、札幌市民をはじめ、国内外を問わず多くの観光客が訪れている。

定山渓温泉の景観
6月8日(月)晴れ 朝食を済ませ、8時00分にホテルを出発、国道230号線から453線に入り支笏湖(しこつこ)へ向かって行く。
天気は晴れているが恵庭岳や樽前山の山頂には雲がかかっている。
程なくして支笏湖に到着して観光に出かける。

満開のレンゲつつじと支笏湖・風不死岳
支笏湖は面積77K㎡、周囲40kmで最大深度が360.m、平均水深でも259mと
、田沢湖に次ぐわが国第2の深さである。
風不死岳(ふっぷしだけ)は、第四紀火山で、標高は1103m、山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつに苔の洞門がある。

ボート乗り場の支笏湖から恵庭岳を望む
恵庭岳は支笏湖一帯の最高峰(1320m)で、頂上東向きには爆裂火口があり、今も噴気が見られる。
西南尾根は1972年冬季オリンピックの滑降コースに使用されている。

支笏湖で恵庭岳をバックに添乗員さんと

支笏湖と風不死岳・樽前山
樽前山(標高1041m)は、明治42年の噴火、山頂に巨大ドームを持つ三重式火山として世界的に有名である。
現在、樽前山の火口の温度は高温状態が続いており、登山は外輪山までで、山頂のドーム周辺は立入が規制されている。
支笏湖の観光を終えた後、千歳味覚のバザールに立ち寄り、新千歳空港に向かう。 11時過ぎに新千歳空港に到着する。
今日の80kmを合わせた北海道4日間の走行距離は1120kmであった。
新千歳空港12:30 →JAL514便 → 14:00 羽田空港(乗り換え)14:30 → 15:35 大阪伊丹空港着
伊丹空港16:00 →空港バス(阪神高速)→ 16:30 大阪なんば(OCAT)
JRなんば から天王寺を得て 南大阪の自宅に18時ごろ帰宅する。
今回のツアー旅行は価格も安く強行日程であったが、ホテルや食事などの内容も格安さを感じさせない旅であった。
添乗員やバスガイドの人たちのサービス内容も十分で、この内容であれば機会があれば また参加したいと思う。
(全ての関係者の方々ありがとうございます)
美瑛出身の私ですが、本当にいいところなんです
たくさんの旅行・・謳歌してくださいね。
今後も楽しみにして見せていただきます
コメント戴きあらためて写真や記事などを見ていますと、当時の旅行が鮮明に思い出されてきます。
本当はラベンダーなどの満開の時期に行きたかったのですが!
北海道は一度行くと また、行きたくなってきます。
不思議ですね。
また、機会があれば訪れたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。