厳島神社の入り口で拝観料（300円）を支払って客（まろうど）神社の前を通り、東回廊へと進む。東回廊は写真の通り雅かで鮮やかな朱色の回廊である。
東回廊の中ほどからは、朱色の建物と建物の中央から、大鳥居が厳かな雰囲気の中で顔を覗かしている。
美しい景観である。東回廊と西回廊の中心に本社拝殿がある。
我々も本社拝殿で参拝を済ませ、再び神社の見学をつづけた。
拝殿の前には、高舞台と平舞台があり、その中央に大鳥居に向かって伸びている火焼前（ひたさきまえ）がある。
この近辺では多くの参拝客が思い思いのスタイルで、周りの景観を取り込みながら、記念写真を撮ったり、この海に浮かぶ、厳かな神社の景観に感動し、建物や造形物などを注意深く見学している姿が印象的であった。
また、この神社の廊下は、全て板で出来ており、床板の隙間も多く空けられている。これは高潮による浸水や降り込んだ雨水を、床下に逃がす働きを担っているようだ。先人の知恵と創意が、いたるところに活かされている様である。
拝殿から西門出口までには、能舞台や中央が弓形になった反橋の西回廊が伸びている。
西回廊の能舞台
東回廊から西回廊を望む
神社中央の平舞台方面
東回廊からの大鳥居
東回廊の祓殿
高舞台から五重塔を望む
西回廊の反橋（そりばし）
干潮時の厳島神社
厳島神社 http://www.miyajima-wch.jp/jp/itsukushima/
