心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

フランスの自由主義者とイスラム教徒の争い激化

2020年10月28日 | 世界
フランスには大勢のイスラム教徒が住んでいますから自由主義者は無益な争いをおこさないように注意した方がいいと思いますが、自由を重視し、自制がきかないフランスの自由主義者の一部はイスラム教徒がどう反応するか考えず、表現の自由があると言ってイスラム教徒を怒らせる諷刺画をかいて発表したりします。最近はムハンマドイスラム教教祖の風刺画をかいた人がイスラム過激派に首を切られて殺されました。するとマクロンフランス大統領が、この表現の自由を尊重すると言って風刺画をかいた人を擁護しました。今度はフランスでこのマクロン大統領を批判したエルドアントルコ大統領の風刺画が発表されました。

とうとう世界のイスラム教徒がフランスに反感を持つようになり、フランス製品不買運動などが始まりました。

いかに表現の自由があっても極端な風刺画で他人を馬鹿にすることは無益な争いの原因になるので罪だと思います。フランスの自由主義者はフランスに住んでいるイスラム教徒に強い嫌悪感を持っているようで、風刺画をかいたり、見たりすると留飲が下がるのでしょう。フランスはイスラム教徒に自由主義順応を強いるとか、順応しない場合は追い出すとか、荒っぽい方針をとる動きも示しています。

恐らくフランスに住み着いたイスラム教徒はフランス政府や自由主義者の嫌がらせに耐えながらフランスに住み続け、子孫を増やしたりして意図的にイスラム教徒を増やすでしょう。この争いは、アメリカにおける白人対黒人の対立のように社会混乱の原因になるでしょう。

文化の多様化容認は美しい言葉ですが、現実は対立がおこります。日本でも、従来の日本文化に順応しない外国系異文化人が増えると、日本文化人は耐えがたいと言って異文化人排除を始めるでしょう。労働力不足だと言って日本政府は外国人労働者を増やす動きですが、将来、社会混乱の原因になるでしょう。外国人が少数派であれば、外国人は日本文化に同化し、問題をおこしませんが、外国人町が大きくなり、同化が困難になると争いが激化します。
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菅義偉内閣はアメリカ軍のため辺野古に新飛行場を建設することに執着

2020年10月28日 | 世界
中国の脅威を考えても菅内閣が意地になって辺野古に新飛行場を建設したがるのは異様です。どうして菅内閣は沖縄県がアメリカ軍基地のない沖縄島にしたいと一生懸命になっていることがわからないのでしょうか。国民のために政治を行うのではなく、自分の意地で行っています。

アメリカはグアム島に大きな固定基地を維持し、空母、潜水艦、イージス艦などを主力とするインド太平洋艦隊は、まさに移動基地として南シナ海、台湾海峡、東シナ海、西太平洋で自由に活動しています。すでに宇宙軍を設け、空からも中国を見張っています。アメリカ軍が保有する軍用機や長距離ミサイルは、数でも性能でも世界一です。

沖縄島にあるアメリカ軍基地の必要性はどんどん低下しています。

アメリカ軍人が犯罪をおかしたり、事故をおこしたりすると、沖縄県も日本政府も厳しいクレームをアメリカ軍基地につけます。何かアメリカ軍がやろうとすると沖縄県も日本政府もうるさい条件をつけるようになりました。うるさいことを言われながら沖縄島に基地を維持することはアメリカ軍にとって面倒です。自由に行動できないと基地機能を100%発揮できません。沖縄島は中国や朝鮮(北)に近くて防御がむずかしいという問題もあります。アメリカ軍は沖縄島に基地を維持する限界が来たと思っています。近年はアメリカ軍人の保養地としての利用の比重が高まっている感じがします。

普天間飛行場の代わりに辺野古に新飛行場を建設するとか、沖縄島の訓練場の代わりに別の無人島を用意するとか、近年の日本政府の行動は、これまでのアメリカとの長い関係や、日本を支援してきたと思うアメリカの心情に対する配慮のようなもので、日本の防衛のためとは言えません。お返しをしたいと思うなら、辺野古の新飛行場でお返しをするのではなく、アメリカの国内生産を支援し、アメリカに投資をしてあげるような平和的方法でやるべきです。太陽発電、水素生産、水素輸入に投資するといいと思います。

菅内閣は、これまでのアメリカの貢献に感謝しつつ、これからは自衛隊がしっかり自分で日本の防衛に当たると言って、アメリカが在日アメリカ軍を撤退させることができるようにしてあげるべきです。アメリカ軍はアメリカにまだ受け皿がないと言うと思います。受け皿づくりに時間が必要なことはわかります。とりあえずまちなかにあって危険だという普天間飛行場の軍人・機材は既存の在日アメリカ軍基地に移し、普天間飛行場は廃止とし、辺野古の新飛行場建設は中止すべきです。建設続行と言っても、聞くところによると辺野古は立地が非常に悪く、技術的に完成は容易ではないそうです。その上、沖縄県の反対が続きます。防衛的価値がありませんから建設しても大金の無駄使いで終わります。環境も破壊されます。建設中止が正しい判断と思います。

なお、辺野古のある名護市が、日本政府の交付金に目がくらんで新飛行場建設賛成と言っているそうですが、貧困に負けた情けない市です。これでは沖縄県は自立して県発展を実現できないでしょう。琉球国を維持するような覇気を持ち、産業をおこしてもらいたいものです。
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