心の旅紀行

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岸信夫防衛相は朝鮮(北)を槍玉に上げている

2020年10月05日 | 世界
岸防衛相は概して今のところ発言が少ない大臣の一人だと思いますが、最近、朝鮮は脅威との見解を述べました。

アメリカの矛先が中国に向いている現在、朝鮮はそれほど日本の脅威ではないと思います。韓国はもちろん、アメリカも朝鮮に対して対立ではなく交流しようという姿勢を維持していると思います。それなのにことさら岸防衛相が朝鮮の脅威を強調するのが不可解です。本当は中国の脅威を言って防衛力を強化したいが、中国とは経済交流維持による不戦を重視しているので中国を脅威と言えず、朝鮮を槍玉に上げているのかもしれません。

このような言動は日本の外交評価を下げることになります。岸防衛相は、思想が片寄っており、井戸の中から上を見ており、空から世界を見ていないと思います。心配な防衛相です。

日本は韓国に対しても朝鮮に対しても威張っている印象を受けます。両国の反日感情の原因は、一番は過去日本が朝鮮半島を占領したことですが、現在も両国を遅れている国として軽視している態度が表に出ており、隣国に接する態度としては失礼です。特に朝鮮に対する態度は拉致被害者問題解決に役立ちません。

国の強弱関係なく、外国に対しては平等の精神をもって外交を行うことがだいじと思います。残念ながら日本はまだ外交上手とは言えません。アメリカとの同盟を基軸にして外交を行うという方針では、日本と大陸の間に高い壁を設けていることになり、日本が東アジアを平和にする希望が見えません。
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