岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

日本人はなぜ車を「キレイ」にしていたいのか?

2013年01月18日 | コーティングビジネス
一昨日伊勢神宮へ初詣に行って来ました。
式年遷宮の年 米の座から金の座に天照大神のお社が二十年ぶりに引越しになります。
多数の参拝客でごった返し老若男女が厳かに厳粛に拝礼をされておりました。
私も皇室の安寧と日本国の発展を祈らせていただきました。


あらゆる車の「キレイ」を実現する車美容業「キーパープロショップ岐阜店」を運営する
立場から 神社仏閣を詣でる人々(もちろん私もその一人です)の祈りと 
いつも身奇麗にしていたいという心情がだぶります。

祝詞には「祓いたまえ清めたまえ」という文言と響きの言霊があるように
「汚れた状態は祓い清めるもの」という暗黙知があって
何度も寺社仏閣を訪ねる行動原理が 身近な自動車もいつまでも「キレイ」にしていたいという
思いと心の深部でつながっているのではないでしょうか。

「思い」とはいつも清廉潔白とはいかず
悪態をつきたいことも 文句の一つも言いたいことも あるいは怒鳴り散らしたり
ゴミをポイ捨てたりと 誰でもいやな事後ろめたい事の一つや二つ あるいはもっと多くの
「マイナス感情」をいだいいたことのない人はいません。
そうした「思い」が神様をたずねて清めてもらうという行動に結びついています。
「汚れ・ケガレ・気枯れを清めたい 身も心も」という日本人らしさが
車の美容業を成立させるのではないかと思いました。


「車の汚れた状態は 心の汚れた状態の顕れだ だからいつまでもキレイに乗りたい」
日本人は知らずしらずこのような心象風景を見ているのだと感じました。
「誰もが神様の前で真摯に手を合わせ祈る風景」
自分の相棒である「自動車」も 自分の一部なのですね。
だから洗車・コーティング専門店 キーパープロショップ岐阜店が
支持を集めているのだと・・・・・伊勢参りで思いました。


あらゆる車の「キレイ」は
イマージン車美容室 キーパープロショップ岐阜店で実現できます。
何なりとお申し付けください!
きっと幸運が舞い込むかもしれません。

バックアップシステムの稼動!

2013年01月17日 | 日記
ダウンタウンのハマちゃんがA型インフルエンザに罹り
自宅療養しているというニュースがありました。


すると昨日スゴウ店の臼井店長から
「体調がすぐれないので病院に行ったらA型インフルエンザと
診断を受けましたので申しわけありませんが3日ぐらい休まさせてください」と
連絡がありました。
それで今日スゴウ店は伊藤君と舟橋君の2人体制です。
明日は伊藤君が所用で休みとなっていますので
本店から武藤君がスゴウ店に入る予定になっています。

昨年年初キーパープロショップ岐阜の高山店長が
交通事故に遭遇し病院通いを余儀なくされた時
KPS岐阜をバックアップできる伊藤君をKPS岐阜に
武藤君をスゴウ店に相互移動して店舗運営を行なった結果
お店の運営システムに理解が進んで
今回の緊急時にスムーズに対応ができるようになっています。

少人数の運営ではスタッフが休むの出来事に
残されたさらに少ない人数で運営かアルバイトの手配という対処法しかありませんが
比較的近場にお店を展開するメリットで 本店から支店をバックアップできるという
体制が構築されてきました。
昨年の本店は必要最小限の人員で回していたのですが
今年からまだアルバイトですが二人の増員を行い
タイヤとコーティングのコラボが完成しつつあります
この余力が支店のバックアップにも繋がり
社内にも一層連帯感が強まる結果となり
何よりもお客様に不満足を与えてしまうことが
回避できるようになっています。

忙しい時は病気も避けて通りますが
少し閑になると風邪や病気といった事象も出やすいものですが
組織運営のベースとなる余力と それを活用したバックアップが
早速稼動して守りは固まり 
後は攻めるだけという構造になりました。

「攻める」のは伸びしろが一番あって さらに「ついている」KPS岐阜に絞り込みます。
分散して攻めるのは 弱者の戦略ではありません。
もてる力を一点に集中させるのが弱者の攻め方です。

その武器がポスティングによるチラシ配布です。
チラシはKPS岐阜専用です。
チラシはタイヤもキーパーも本店もスゴウ店もと言う構成になっていません
KPS岐阜の専用チラシです。
それを本店メンバーもスゴウ店メンバーも動員してポスティング活動を開始します。
守りのバックアップと攻めのバックアップの両立が
タイヤとコーティング商売のコラボで可能になったのです。

弱者の戦略は「一点集中」につきます。


新車ディラーコーティングの良さと矛盾!

2013年01月15日 | コーティングビジネス
トヨタ自動車が2年ぶりに世界の販売台数1位に返り咲くというニュースが流れました。
リーマンショックや東日本大震災・タイの大洪水で生産や販売が停滞していたのが
解消され実力がフルに発揮できるようになったからだそうです。
いつの間にか円高が円安に振れて お隣の韓国では逆にウオン高が進行し
日本は暗闇から脱しつつある感じですが 韓国は逆に暗くなりつつあるのでしょうか?
そういえば昨年韓国大統領が竹島に上陸したり 天皇陛下の謝罪を口にしたり
なにやら焦りにもにた挑発がましいことをなさったのも
こういった流れが底流にあったのかもしれません。


しかし国内の新車販売台数は頭打ちで保有台数の減少も現実味を帯びています。
すると誰でも分かることに 国内ディーラーの経営は新車販売に軸足を置けなくなることがあります。
ではディーラーは顧客の囲い込みに力を注ぎ 車検の獲得 スタッドレスタイヤ・オイル・バッテリーの
販売に力を注ぎこみます。
10年以上前は 「ディラーの車検やオイル交換は高い」と言うのが一般的でしたが
今は逆に安くなっています。 
デフレの時代には殿様商法は出来ないのです。
新車販売に付加価値をつけるため新車コーティングの抱き合わせもディーラーさんの
収益源のひとつです。  
圧倒的信頼感のあるブランド力と 
新車購入時という財布の紐が緩む時に 「車の塗装に良いですよ」と進められると
それにあがなう力は弱まり「そんなら頼むわ」となってしまいやすいものです。


5年耐久のコーティングで6万~10万円もする商品が新車と共に売れていくわけですから
ディーラーさんは是非抱き合わせ販売したい商品です。
商人の立場から言うと上流を押さえる上手い商売です。
お客様の立場からも納車前に全て済むから めんどくさくなく
親切な懇意にしているセールスさんのお薦めですと
何も考えずに購入となる次第です。
新車コーティングの売り手と買い手のダブルメリットです。


しかし一方そのコーティングのアフターメンテナンスという面では
お客様をないがしろにしている「売るだけ売って後は知らない」というような
やり方が普及しているのも事実です。

その1 洗車する手間が少なくなるという説明で購入したのに メンテナンスを自分で
    やらなくてはならないのはなぜ?

その2 メンテナンス剤として付属されたキットの成分がシリコンを含んでいるのは
    なぜ?


ワックスがけの手間隙を省けるからこそコーティングを購入したのに 
コーティングの上にワックスを塗る事になるのがメンテナンスなどと言うのは
ごまかしでは? と言う疑問が出てきます。
これなど専門知識がないユーザーをコケにしている感じがしますが
日本人は信仰深く慎み深い精神を大事にしますから
ディーラー(自動車メーカーブランド)に疑問をいだきません。
これを悪用しているとしか思えないのが
自動車メーカーのリコール隠しとしてニュースになるのは氷山の一部です。


私たちはそのギャップに商売チャンスを見て 
不特定多数の一般顧客様向けの洗車・コーティングショップを開業しました。
新車ディラーコーティングでは施工者の顔が見えません・・・私たちは見せます!
新車ディラーコーティングでは施工場所が見えません・・・・私たちはご自由に見てください!
新車ディラーコーティングではメンテナンスは自分でやる・・私たちは洗車だけでも歓迎です!
                        ・・・・私たちは洗車も室内清掃もOKです!
                        ・・・・私たちはメンテナンスも完備です!
                        ・・・・私たちはあらゆるメーカー車歓迎です!


新車ディラーコーティングにも良さはたくさんありますが
私たちが開業したキーパープロショップ岐阜店には
それを上回る良さを秘めています。

ご来店を是非お待ちしています。








祝 成人の日  デフレ時代の申し子立ち上がれ!

2013年01月14日 | PR
昨夜から結構な雨が降りました。 
「雪にならないかな~」という思いも無いわけではありません。


一昨年の冬にアルバイトをしてくれた武藤君が
本年成人式を迎えられ 今日あいさつに来てくれました、
おめでとうございます。

昭和35年生まれの私が成人式を迎えた頃 
日本はちょうど高度成長期の真っ只中で
世の中になにやら華やいだ気分がただよい
今年より来年と未来に向かうにつれ 
世の中がもっとよりよい時代になるんじゃなかろうか と言う期待感がありました。

確かにインフレの時代で また来年給料が上がるはずだから
無理して車かってローンを組んでもやっていけるという
根拠のない信頼感が世の中に溢れていたような覚えがあります。

それから33年後の今年 成人を迎えた人たちは
生まれたときからデフレの時代で
年々景気が悪化し 物価の下落がお金の価値の増加と言う理屈は
何も体感することなく 将来に給料があまりあがらず加えて年金不安や雇用不安という
未来が暗く縮小して行くような世相を感じている人たちが多いようです。

インフレの時代からデフレの時代への境はどこだったのでしょうか?
おそらくバブル崩壊の年1992年だったと思います
その時代の生まれた人たちが成人を迎えるわけです。
その世代は 今度は明るい時代に向けて活躍する役割をもっています。
スポーツの世界では サッカー代表が若返り大活躍をし なでしこもしかり
スケートや体操 オリンピックで大活躍した人たちが デフレで暗闇に陥った日本に
明るい話題を提供してくれています。

当社のような零細企業にも 24歳・22歳・17歳の社員と社員予備軍が
勤務についてくれたとたん 社内が活力に満ちてきました。
ベテランの智恵と経験が若手の活力と相まって気が満ちて来つつある感じです。

若手が働き易いように「レール」をつくるベテランと
その「レール」の上をスイスイ走って成長していく若手とのコンビネーションが
噛み合ってきた感じです。
それが専門店同士のコラボを成功に導く原動力です。
タイヤ専門店と洗車コーティング専門店の隣地コラボは
若手とベテランの関係を良質なものにしてくれています。


雨の中ご来店くださったお客様の車を作業中する17歳を指導する高山店長


これから「キレイ」がドンドン今まで以上にハイペースで生み出されます。
KPS岐阜店の1月実績は中間までに 
前年同月比150%を突破し 250%以上の実績をたたき出しそうです。
デフレだろうがインフレだろうが 私たち日本人は「キレイ好き」であって
「キレイの価値」を知ったお客様がドンドン増えている証です。
ハイペースで増加するお客様の期待に応える為 
人材の育成が急務です。


タイヤ小売業における経営の核心を「見える化」した年頭の会議!

2013年01月12日 | タイヤビジネス
週末3連休の始まり土曜日
朝からKPS岐阜店は洗車・コーティングのお客様で賑わっています
まさに車美容業の繁忙期は土・日ということの実証です。
一月をタイヤ繁忙期と認識出来ないと嘆くことなく
その戦力をKPSに投入して車美容業の繁盛を下支えするとした
専門店同士のコラボ効果が如実に実証されています。

名づけて「カニ横」作戦とも呼びましょうか。
タイヤ3人 車美容3人の 一店舗あたり定員3人を基本に  イマージン本店とまとめて6人体制をとり
繁忙非繁忙に合わせて人員移動をします。
今の状態は タイヤ2人 車美容4人という陣容に変化しています。 
無駄をなくしコストを上昇を抑えつつ
収益の最大化を目指せます。

スゴウ店におけるタイヤとキーパーの小コラボを出発点に
本店に仕掛けたタイヤ専門店とキーパープロショップの専門店同士の大コラボ
一年半の時間をかけて望んだ効果を発揮するまでに仕上がってきました。
一月の実績が出るのはまだ半月先ですが 店の雰囲気からして
また大きな伸び率を示すのは間違いなさそうです。




この起点となったのは七年前です
当社はカノウ店としていた中古タイヤホイール専門店を退店しました。
いわゆるリストラの開始です リストラと言うと人減らしという一面もありますが
正しい意味は 事業の再構築という意味です。
中古タイヤホイール専門店の展開から退き 先行して出店していたスゴウ店を 
タイヤキーパーイマージンスゴウ店にコンセプト変更しました。
アルミホイールの嗜好品販売をやめて
タイヤとキーパーを組み合わせた店にするという方針に替えたわけです。
そしてスゴウ店はその転換に成功し 全ての社員にやれるかもという意識が芽生えました。
ところが当社は まだ過剰であった人員のため三年前
もう一度リストラで三店舗9人だった社員を二店舗で引き継いだ負担を
吸収できず再度リストラをすることになったのです。

それほど変更した経営方針を 現場に落とし込むのは時間がかかるのです。
しかしその結果社員の中に危機感が目覚め それでもって
タイヤ本店隣地にこのKPS岐阜店を建設できたわけです。
でも作っただけは何もなりません。
望んだ効果を発揮するまで育ってもらわねばなりません。
ここが最後の正念場です。
今日の繁忙の兆しを見ると  
七年前と三年前に行なったリストラで去っていった社員さんにやっと報いる事が
できるかもと言う思いが湧き上がり思わず涙腺が緩みました。



当社は今年25年目の歴史を刻みます。
創業から12年は上昇気運をいただきました
まさに20世紀末は「小さなタイヤ屋」が世間様のニーズにマッチしていたようです。
それから21世紀の始まりからの12年は下降気運に直面しました。
2001年9月11日のニュヨークの世界同時テロ事件や
2008年のリーマンショック
2011年3月11日の東日本大震災・原発事故など
社会情勢の変化の波を受けて 経営を取り巻く環境は一段と厳しさを増しました。


振り返ってみると12年サイクルという長期のリズムがあって
上り坂の12年 下り坂の12年でちょうど24年を経過し
次の12年サイクルが始まった感じです。・・・・今度は上り坂の12年です。
そういった兆しが店舗の日常の中に顕れたことに万感の思いがこみ上げるのです。


そして経営の舞台裏については
21世紀の下り坂に差し掛かってから当社の行なった設備投資の累計は8.000万ほどになります。
上昇中に行なう設備投資と違い 下降中に行なう投資はまさに一大決心です。
スゴウ店の建設 カノウ店の退転費用 そしてKPS岐阜の建設費用です。
事業の再構築と言うのは簡単ですが これだけの費用を個人商店に近い会社が
費用を調達するのは大変な事です それだけの覚悟があって尚且つ
従業員にお店の運営を委ねていくのは・・・・・・当時40歳の若さがあってこそでした。
タイヤ専業からタイヤ・キーパーコラボへ事業転換すると言う方針に
7年の時間8.000万の費用がかかったというのが舞台裏の真実です。


それゆえに昨夜のタイヤ物販ミーティングは経営の舞台裏 資金繰りについての「見える化」
につての話になりました。 
タイヤ販売において仕入れや販売はなるだけ店・個人に裁量を委ねております。
そうしなければ商売の面白みを感じることができないからです。
商品部を作り販売部門と分けるほどの商いをしていません。
すると個人の裁量で商売ができるので ただの店員と違って商人という意識が育ちます。
しかし資金繰りという経営の最重要項目は
社長の責任分野です。

このシーズンスタッドレス商戦はまさに早く盛り上がり12月中ほどには
もう一度の寒波に備えて仕入れを締める方向には進まず さらに増やす方向へ進みました。
機会損失のリスクと売れ残りのリスクを天秤にかけたわけです。
すると今シーズンの傾向は12月中頃で パタッと需要が止まってしまったわけです。
当社含めてヤル気のあるタイヤ屋さんは売れ残りリスクをもろにかぶったわけです。
帳面上は売上げも利益も計上していますが 現実には儲かったのが
現金でなく在庫として残るのです。
仕入れたものを売り切ってこそ現金が残る ここを忘れてはいけないのです。
スタッドレス商戦の前提として繁忙期から1月を外すというのは
まさに売れ残りリスクに対するヘッジ処置です。



タイヤ物販業はまさに見込み型の商売で たえず見込み違いというリスクにさらされますが
キーパーサービス業は受注型の商売で たくさんの受注をいただける仕組みを作れれば
きわめてローリスクの商売であるといえます。
このような観点からタイヤ(見込み型)とキーパー(受注型)のコラボの相性は抜群であると
判断できるのです。