先日の個展で発表した作品も含めて、「木の記憶シリーズ」新作十数点を新たにホームページのGalleryに載せました。
その中で、個展で発表した代表作2点を紹介します。
「祈り」102.0×50.0cm、木炭、パステルペーパー、神代杉、2011年作
©Kentaro Nishino
この「祈り」という作品に使われている木は、樹齢100年以上を超える神代杉です。
地中に埋もれて多くの年数を経て黒く変色した、貴重な御神木です。
材木屋さんの倉庫の片隅で、ホコリをかぶって眠っていたものを譲ってもらいました。
静けさの中に響き渡る、祈りにも感じるオオカミの遠吠えを、何百年も見守ってきた神代杉の中に木炭を使って表現しています。
「大丈夫だよ」80.0×31.0cm、アクリル、キャンバス、キハダの木、2011年作
©Kentaro Nishino
この「大丈夫だよ」という作品は、震災で被災した子供たちを思って描いた作品です。
復興に向けて頑張っている人たちを見て、大人ができる、子供にとって一番安心できることは、自分自身がしっかり生きていくことなんじゃないかと感じました。
その中で、個展で発表した代表作2点を紹介します。
「祈り」102.0×50.0cm、木炭、パステルペーパー、神代杉、2011年作
©Kentaro Nishino
この「祈り」という作品に使われている木は、樹齢100年以上を超える神代杉です。
地中に埋もれて多くの年数を経て黒く変色した、貴重な御神木です。
材木屋さんの倉庫の片隅で、ホコリをかぶって眠っていたものを譲ってもらいました。
静けさの中に響き渡る、祈りにも感じるオオカミの遠吠えを、何百年も見守ってきた神代杉の中に木炭を使って表現しています。
「大丈夫だよ」80.0×31.0cm、アクリル、キャンバス、キハダの木、2011年作
©Kentaro Nishino
この「大丈夫だよ」という作品は、震災で被災した子供たちを思って描いた作品です。
復興に向けて頑張っている人たちを見て、大人ができる、子供にとって一番安心できることは、自分自身がしっかり生きていくことなんじゃないかと感じました。
コメントありがとうございます。
今回は本当に木の力を借りて仕上がった感じがあります。
いつも木を見てから、その木の記憶を想像して描きますが、あまりの木の力強さでなかなか描くことができず、削らずに1年以上アトリエに置いていました。
ある時、別の作品でオオカミを描いたときに、ふと木の中に情景が思い浮かび、やっと形にすることができた作品です。
描くときにこんなに緊張した作品はあまりないかもしれないですね。
神代杉の額は風格があって素晴らしいですね。
直接観ることが出来なくて残念です。
ギャラリーに掲載された「祈り2」と「祈り3」の方は、先日拝見する機会がありました。
実はその折に「祈り2」を即決で頂く事になりました。
大切に飾らせて頂きます。
はじめまして。
「祈り2」の作品をご購入頂いてありがとうございます。
木目がとてもきれいに出ている作品で、この木を見たときから木炭でオオカミを描きたいと思っていました。
木には切り抜いた意外には何も加工しておリませんので、年月が経つにつれて、木の色が味わい深く変化していく様子も楽しんで頂けたら幸いです。
大事にして頂けるとのこと、とてもうれしいです。
ありがとうございました。
私も未加工の木肌のかもし出す雰囲気がとても気に入りました。
ギャラリーの記述を拝見して分かったのですが、槐の木というのもまた縁起がいいですね♪
実は2012年の年賀状に使わせて頂きました。
エンジュの木はよく作品に使う木です。
連載にも書いてましたが、日本では『延寿』という感じがあてられて、病魔を払い、寿命を延ばす縁起のよい木として使われてきたそうです。
このオオカミの祈りのように、来年は世界中でよい年になりますように。