CMで安易な「おかまネタ」「おねえネタ」をオチにすることは、社会にすでにずいぶん浸透しているゲイ差別やトランスジェンダー差別の再生産になるのではないかと思います。そういったことが「笑ってもいい」「バカにしてもいい」「それが人にさげすまれるのは当然だ」という意識に根ざしているからです。
残念ながら社会がそういう意識であれば、多くの人が自分のことを正直に話せない。カミングアウトできない。だから、こうしたCMは、カミングアウトできないゲイの人ほど、見ていて傷つくことだろうと思いました。
そうだね。
諸外国のCMのように、LGBTはとにかくポジティブ!素晴らしい!なんていうCMは今の日本には似合わないし受けいれられないとは思います。しかし、情報発信の最先端である広告業界であれば、「この演出は、知らないところで誰かを傷つけるかもしれない」ということを敏感に察知してもらいたかったと思います
外国の動画の紹介からでも始めたらどうだろうか?
同性同士のプローポーズや恋は、あるいは、両方共、母さん、両方共、父さん、といった動画は、子どもたちにも受け入れられている。