Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

本 「痴呆老人」は何をみているか など

2008年02月05日 23時19分36秒 | Weblog
 本は読んでいるんだけどね、このまえ、北一輝を図書館借りて読み始めたが、おれと相性が悪いのか、1章読んでやめた。個人主義が台頭するなか、個人ー国家ー無我(理想郷)の路線を天皇を手段に追求しようとしたナルシストとかなんとか・・・

 まあ、そんなことはどうでもよい。今日は案外読んだ。

電車の中でパラパラ読んだのが、現代アラブの社会思想 これは以前モズさんがちょこっとコメントに出していたから興味をもった。パレスチナにおけるアラブ社会の敗北とともに、マルクス主義が台頭したが、それがだめになり、陰謀論とともに、イスラム原理主義、過激な原理主義に突き進んでいく。そして、(終末の前兆→終末の日の前兆)破局→(死者の復活→最後の審判)審判→(天国と地獄)応報という終末論が支配的な思想になっている。著者はこの終末論をユダヤキリスト教との差異を強調するが、以前Grayという論者が西洋の政策が終末論的になっている、と論じていたね。
滝沢克己のようにいまでも誰でもインマヌエルなんだ、とかいったら狂人扱いされるかもしれん。それはそうと、天国は、かなりよさそうで、「さあ、思う存分お食べ、おのみ、これもみなお前たちのしてきたことの報いに他ならぬ」ずらっと列になって臥牀に身を、目(まなこ)涼しい美女を妻にいただく」(193)とかなりいいところらしい。
 ただ、心配なのは「欧米の良質な人文・社会諸学の知見が翻訳・紹介されて話題になるということが少ない」(16)エジプトでは、「ちょっとした諍いあっという間に公衆の面前で暴力沙汰になる」(30)といった現状だ。これと陰謀論、終末論が重なっていれば、もう一足触発の危機にあるとも言える。

さて次がタイトルの本で、 「痴呆老人」は何を見ているか
 ぼけが気になってきてたので興味をもった。面白いことに、知能の低下があっても環境、家族とうまくいっていればわりに平静に生活していってる老人も多いということ。それとコミニケーションの情動的側面が重要ということ。
例えば、
「主人なんかやっかいなものです、でもいないと困るし」
「そうそう家の息子が公認会計士になりましたんで、忙しいもんで」
「あらいいじゃない、とっても浴衣をきれば素敵にみえるわ」(59)
これ会話。
で、こうした「会話」は情報は伝達していないが、「情動」は伝達しており、そうした、優しさとか暖かさが伝達されていればそれでいいわけだ。
 なかなかネットでは伝わりにくいね。
 で、認識ってのは物理的刺激ではなく、意味の認識で、人は意味世界を構築し、そのなかで生きている。
 で、認知症の場合、例えば、いつ、どこ、だれ、という認識が薄れていくから我々との共有された意味の世界から隔絶され、そこに不安感や焦燥感、あるいは怒りが生じる。
 また、共有された意味の世界は文化的に異なり、日本人やアジア人の自己は家族などとのつながりが強調された自己であるに対して欧米ではつながりから隔絶されたアトム的な自己だという。
 まあ、それに関連して著者の「自己論」や「ひきこもり論」などが開陳されている。
日本人の伝統的な平等主義にも言及されている。古代日本では被征服民族は同胞(203)奴卑の人口は1-10%
 大化の改新後の律令制度でも唐とは異なり、租税の支払う能力の衣冠にかかわらず6歳以上の男女に無差別に給付
 渡辺京二氏は名著「逝きし世の面影」で、江戸時代後半から明治初期に二音を訪れた欧米人のよる膨大な報告・・・を分析・・・日本人大衆は幸福であり、礼節と親切がゆきわったているということでした。
 幕末、長崎海軍伝習所の教育隊長はカッテインディーケは「日本の下層階級は・・・むしろ世界のいずれの国のものより、大きな個人的自由を享有している、そのして彼らの権利は驚くばかりに尊重されている」(209)

 ふーむ、この「逝きし世の面影」って本ちょっとみてみたいな。
 ググるとこんな引用があった。
“日本には礼節によって生活をたのしいものにするという、普遍的な社会契約が存在する。誰もが多かれ少なかれ育ちがよいし、『やかましい』人、すなわち騒々しく無作法だったり、しきりに何か要求するような人物は、男でも女でもきらわれる。すぐかっとなる人、いつもせかせかしている人、ドアをばんと叩きつけたり、罵言を吐いたり、ふんぞり返って歩く人は、最も下層の車夫でさえ、母親の背中でからだをぐらぐらさせていた赤ん坊の頃から古風な礼儀を教わり身につけているこの国では、居場所を見つけられることができないのである。(…)この国以外世界のどこに、気持ちよく過ごすためのこんな共同謀議、人生のつらいことどもを環境の許すかぎり、受け入れやすく品のよいものたらしめようとするこんなにも広汎な合意、洗練された振舞いを万人に定着させ受け入れさせるこんなにもみごとな訓令、言葉と行いの粗野な衝動のかくのごとき普遍的な抑制、毎日の生活のこんな絵のような美しさ、生活を飾るものとしての自然へのかくも生き生きとした愛、美しい工芸品へのこのような心からのよろこび、楽しいことを楽しむ上でのかくのごとき率直さ、子どもへのこんなやさしさ、両親と老人に対するこのような尊重、洗練された趣味と習慣のかくのごとき普及、異邦人に対するかくも丁寧な態度、自分も楽しみひとも楽しませようとする上でのこのような熱心-この国以外どこにこのようなものが存在するというのか。”(182頁、明治22年に来日した英人アーノルドの記したもの)スーさんの熱血うなとろ日記


あとは、
カラマーゾフの兄弟 (まんがで読破)
斜陽 (まんがで読破)
小説嫌いのおれにはうってつけの漫画。おもしろかったよ。







有道氏コメント欄のすごい体験談

2008年02月05日 22時12分00秒 | Weblog
有道氏のコメント欄ではすごいコメントがあります。
In front of me crawled a late middle-aged Japanese guy, barefoot, dishevelled and obviously cold and hungry. He was begging with the empty styrofoam instant ramen bowl. People acually spat at him in front of my eyes, and hurled epithets at him, contemptuously. I went to the Kiosk at the station and bought him a couple of onigiri and a couple of cans of warm tea. When I gave it to him he practically clung to my ankle thanking me, over and over. My associate arrived and we had to go. A besuited man who flashed a badge at me, denoting his employ at City Hall’s Social Service Dept, asked me quizzically, “Why did you do that? Feed that man?”
My reply was simple. “We live in the world’s 2nd strongest economy, and it is a shame for me to see him like that. There’s no reason for anyone to be in such need here. None! Japan is a rich country, and it should take care of its citizens.”
Well….it turns out that my name (which I’d exchanged to the mayor and governor) rang a bell as a no-BS kinda straight shooter, got someone’s attention.
Two days later I saw my “beggar” heading to the train, clean shaven, (and I found out later), housed, employed and now a contributing member of society.
I can’t claim that I shamed the powers that be into action. But somewhere, someone got a message. And to this day I still see the “beggar” in a suit and tie heading to work on a regular basis.
中年男が裸足でひげもぼうぼう、寒くてお腹がすいてそうだった。インスタントラーメンの空カップで物乞いをしていた。人々は彼につばを吐きかけ、侮辱的な言葉を彼に投げかけていた。キオスクにいっておにぎりを私はキオクスクでおにぎりと温かいお茶をかってやった。彼は私の足下にしがみついて感謝した。同僚がきたのでそこから立ち去ろうとしたいところ、市役所の人らしき人が、何でそんなことをしたのかとたずねる。私はいってやった。「世界で2番目の経済大国に住んでいるだ。あんな姿の男をみるのはつらい。そんなことがあってはいけない。国が面倒をみるべきだ。
誰かの目にとまったと見えて、2日後には彼はひげをそり、電車に乗っていた。後でわかったが、彼は、ちゃんと雇われ、社会に貢献している
DR


いやあ、すごい話ですね。

ところで、わたしうん十年日本で生活していますし、ホームレスが沢山いる東京都区内に生活していますけど、物乞いをしているホームレスってみたことがない。みなさんのところではどうですか?まして裸足で? そういえば、どこかのサイトで、最近の韓国の写真で、地下鉄内で、お姉ちゃんが乗客の前にしゃがみ込んで物乞いしていた写真をみたことがったけど、ああいうのは日本にない。私が覚えているのは、うん十年前、傷痍軍人が白い服着てアコーディオン弾きながら缶からをおいていたのと、最近では、坊さん(に扮してなのかもしれん)が駅前でお経を唱えていたときくらいだね。裸足のホームレスというのもみたことがない。

 で、中学生によるホームレス襲撃事件てありましたけど、あれは人気のないところでしょう。普通の人がホームレスにつばかけるってのは、想像しにくい。やっぱ一般人はそんなことしたら怖いって感じがある。で、こんなのありそうもないな、と思っていたら、やっぱり、この人、前回の記事の嘘つきさんでした。
 ただ、日本を知らない人が読めば、潜在意識にはいるでしょうね。

体験談ではないけど、日本に関するすごい評価もあります。

Alex, you are cooperating with this racist government on fingerprinting. You should have refused point-blank, sa “Yokoso! Japan” is a lie until such time as this racist fingerprinting is ended. It really is that simple.指紋採取する人種差別国家に協力するのかい?・・・・Kimpatsu

Scott (Lucas): To me, this issue is the same as when we boycotted tourism, travel, trade, and sporting participation of South Africa during the apartheid era. Japan has created an apartheid system, so it can suffer the same fate. Blockade the ports, and once the oil reserves get a bit low, watch a miraculous rethink on this issue from the racists in government.
この問題は、人種隔離政策をとっていたころの南アフリカの旅行や、貿易、スポーツ参加を拒否したときと同じだとおれはおもっている。・・・・
Kimpatsu

金髪ってハンドルつけるくらいだから、金髪ではなく、あえて金髪を意識するところをみるとアジア系の米人あるいは加人かもしれない。そういえば、
有道氏がリンクしていた日本裏ファイルの主張なんかは中韓の日本誹謗方式ににていましたね。まあ、こうしたことは、はっきりしたことはつかめない、つかめないけど、こうした人のコメントは追いかけてみるのも面白いかもしれませんね。





有道氏 自分に都合の悪いコメントは検閲、虚偽のコメントは掲載

2008年02月05日 08時20分06秒 | Weblog
有道氏のところの、この記事に関するコメント欄。
# DR Says:
February 2nd, 2008 at 7:49 pm

“Japan’s obligations under the international conventions on human rights including the U.N. Convention on the Rights of the Child.”
Like the UN convention on non-discrimination…??? And the UN Declaration on Human Rights??? Just nice pieces of paper to show the visitors! Hone…tatae-mae, neh? (O M E R T A!)

Just count the internicene murders: child-murders and elder-murders, along with murder-arsons etc. etc. over the past 90 days. Almost at massacre proportions, something like 200 people?………and all Japanese done, targeted and victimized. (Sweep under the carpet, OK?) Wink, wink!

“But the REAL problems, you know Hatoyama-sama,” (whist-whist-whist) (sub-voce), “are the foreigners! They put plastic out on paper days! They put steel cans into the alumi-can boxes….shame! shame! shame!”

“What are we to do? They break the RULES!”

–GONNA NEED SOME CITATIONS FOR THE MURDERS, OR ELSE THIS JUST AMOUNTS TO INVECTIVE, WHICH I WILL HAVE TO DELETE AFTER A FEW DAYS…
# DR Says:
February 2nd, 2008 at 9:37 pm

APPROVING THIS BECAUSE IT GOES BEYOND MERE INVECTIVE…

(Offline D.): Just seems like every day I flip on the TV, open (any) paper, either language as I sit in either the barber’s, the coin laundry or a doctor/dentist’s waiting room there just seems to be an endless stream of known-person to known-person fatal attack, (involving children), not counting the random, run of the mill, chance of the moment “see what I can get ji-ken” which ends up in somebody dying. And my posting (statistics being mental-math-estimates from gleaning the published info on BS 1 country-wide round up news (usually broadcast 1300h-1400h weekdays). Trust me, this is not a “hateful invective”…and the numbers may be more/less than 200 in actual numbers, but not by much, I actually like Japanese people, promise! I’m just plain T I R E D (in the most exhaustive sense) of seeing NJ portrayed as the demons, when the majority of the demons are home-grown!

Happy setsu-bun! Oni-wa-soto….!
魚拓

.....日本での子殺しや、老人殺し、放火殺人をみてみろよ、この90日間だけでも200くらいか?もう虐殺同然だよ・・・・


 これに対して、有道氏は、根拠の引用を求めて、それがなければ削除するぞ、ということなのですが、引用もなく、いや、床屋とかコインランドリーで読んだ記事からの印象ということでお茶を濁しています。引用がなかったのですからいったとおりに削除すればいいものをそのまま残しております。
 まあ、かれのコメント欄というのは、このように歪曲され、ねつ造され、あるいは誇張された体験談に満ちているということでしょうが、有道氏がご自身には都合の悪いコメントをを削除することからすると、彼にとっては都合のよろしいコメントだったのかもしれませんね。

 彼の社会問題やブログに対する姿勢がわかるよい事例だったと思います。
 
 ・・・・・もっとも、English only の外国人出身者にすれば、こうした内容が潜在的にすりこまれ、また、こうした偏向を根拠に主張がなされつつあります。こんなことでいいのかなあ、なんて思っているのですが・・・おれが過敏すぎるのかなあ、放っておいていいのかなああ、やっぱ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
協力しあいましょう。よろしくお願いします。m(_ _)m


 

産経の中国人バッシング

2008年02月05日 07時55分06秒 | Weblog
産経の記事について、有道氏が投稿している。
ギョーザだけじゃない? 派遣中国人が年金記録転記ミス
2008.1.30 22:23
このニュースのトピックス:言語・語学

 年金記録紛失問題で、オンラインシステムに未入力の「旧台帳」と呼ばれる手書き台帳記録約1466万件について、手書きデータをコンピューター入力用紙に転記する際に、中国人などの派遣労働者が漢字を読み間違い、誤記するトラブルが発生していたことが29日、民主党の厚生労働・総務部門会議で明らかになった。

 社会保険庁によると、昨年12月10日から20日までの間、外国人派遣労働者約60人に転記作業を行わせたところ、名字と名前の区切りを間違うなどのミスを連発。社保庁は全員を日本人に交代させた上で、すでにすべての転記ミスを修正しており、今後は派遣会社への派遣料支払額を減らすことも検討している。

 相変わらず、有道氏のコメント欄では日本に対する憎しみに満ちたコメントがあるが、しかし、この産経の記事ーーーというより、タイトルはやはり、非難されてもいたしかたないだろう。

 記事の内容自体は問題ない。名義に関してうとい外国人をそこで、起用したこと自体が社保庁の相変わらずの体たらくを示している。

 しかし、毒餃子とからめたことで、むしろ、「中国人はミスばっかして!!!」という中国人一般に対するバッシングと異ならないものになってしまっている。これでは、まさに有道氏のいつもの手口と相似なものになってしまっている。

 こうした卑劣な手口は非難されて然るべきといえよう。