Bankの秘密基地

個人日記兼つれづれなるままに

MMDを触ってみる(6)

2009年10月25日 | Weblog
 アクセサリの扱い方にも慣れてくると今度は欲が出て、モデル自体の変更をやりたく
なった。PMD Editorでモデル自身への加工ができるが、実際にやってみると簡単な変更
なら素人でもすぐできることがわかった。とりあえず、自分用マニュアル第2弾としてPMD
Editorについて書いておく。PMD EditorとはMMDソフトで利用するモデルの編集用ソフトだ。
何故、PMD EditorというとMMDでのモデルデータはPMDというファイルに格納されていて、
そのファイルのEditingをするからPMD Editorという。ただそれだけ。

(PMD Editorによるモデル改造)

 MMDのすごいところは無料であるという点よりも有志が集まっていろいろなツールを自作
してそれをネット上に公開、それがさらに改良されてという具合に進化することだ。私が愛用
しているFirefoxも無料のブラウザだが、元はといえば今はないネットスケープ社が消滅した
後、有志が集まって進化させたブサウザだ。アンチマイクロソフトというかインターネットエクス
プローラーの機能に満足できない人たちが作り続けている。全てボランティアで寄付金などで
運営されている。私もMozilla Foundation(Firefoxを作っている財団)に寄付したことがある。
こういう人たちって必ずいるんだよね。マイノリティというか、反抗精神の塊というか。

 それはともかくPMD Editorを起動してみる。



 起動してからメニューを選び、モデルをファイルを開く。ファイルを開くとメニュー画面
が出てくる。



 メニュー画面の状態からでも変更できるが、変更しながら確認したい場合、というか普通
モデルの状態を確認しながら作業をした方がやりやすいのでモデルを表示させる。それは表
示タブを選択すると上図のようにモデルが表示される。



 モデルの変更は色々できるらしいが、今回は材質の色を変えるところからはじめる。とい
うか、形状や剛体、Jointの変更なんてまだ高度すぎて扱えない。材質タブを選択すると各
パーツの一覧が表示されるので変更したいパーツを選択。基本的にRGBの設定値を変えて色
を変更しいくのだが、Diffuse、Ambient、Specularの3つの項目それぞれを設定していく。
Diffuseが基本色なのでAmbient、Specularの設定は変えなくとも色は変わるようだ。設定の
変更で髪の色を黒に服を赤に変えてみた。





 状態の変更は即座に反映されるため確認は容易だが、メニュー画面からの表示でボーン表示
とかいろいろと邪魔なものも表示されて確認しづらいときがある。完成品を表示指せる為には
VMD Viewというプログラムを起動すれば見れる。表示画面からさらに情報タブを選択するとサブ
メニューに「VMD Viewで確認」というのがあるのでそれを選ぶと表示される。なお、このVMD View
では完成具合だけでなく、モーションデータを読込んで実際のダンスモーションでの破綻がないかど
うかチェックできる。但し、出力や楽曲の入力機能はない。
 材質の色設定はもっとも簡単な使い方で、素人でも簡単にできた。ボーン設定の変更とか
まだまだかなり多機能だが、モデルを歩かせることさえできない私にはまだかなり先の目標
だ。




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