Bankの秘密基地

個人日記兼つれづれなるままに

MMDを触ってみる(5)

2009年10月24日 | Weblog

 少しずつだがMMDにも慣れてきた。とはいったものの相変わらずモーションデータの作成
とまではいかない。アクセサリの設定とセンタバイアスの設定がようやく飲み込めてきた。
MMDの解説を丁寧に見れば問題はないのだが、どうも動画による説明というのはわかり易い
ようでわかりにくい。マニュアルならわからないところは繰返し読みとか、後でまた読み戻
すという作業ができるのだが、MMD動画説明ではそれができない。やはりちゃんとしたマニュ
アル集が欲しいところだが、いかんせん、MMDというソフトは無料であることから、作者の
好意で成り立っている。アプリケーションを作成した人たちはもともと自分の興味から作っ
ており、それを無償で開放していことからあまり要求することもできない。

 結局、分かっている人たちが片手間に初心者達にアドバイスをしているだけで、助ける義
務も義理もないのだ。MMDに興味がある人たちが自分たちでなんとかするしかない。いままで、
複数モデルのダンスモーションをどうするのか疑問だったが、ちゃんとHPに書いてあった。
というより、よく読まないと分からない。ということで自分用のマニュアルをブログにアッ
プしておけば読み返せるので書いておくことにする。


(複数モデルでのダンスモーション)

 まずは最初に1体目のモデルを呼び出し、モーションデータを次に読込んでおく。



 2体目を呼び出すと重なった状態で出てくる。これはデフォルトでモデルがセンタに設定さ
れているのでこうなる。よく間違えるのは、マニュアルで移動させてモデルを登録させて再生
させると、移動させたモデルがセンタに寄ってきて体が変な形に変形してしまうというものだ。
最初はならがなんだか分からずとまどったが、モデルのポジションはモーションデータ全体の
範囲設定を行い、対象となるモデルのセンタバイアスを設定することで位置決めする。



 センタバイアスはフレーム登録からセンタバイアスを呼び出すと設定画面が現れる。気をつけ
ることはセンタバイアスを設定してモデル登録を忘れることだ。再生すると重なっているという
ことになりかねない。あと、対象モーションの範囲設定も忘れやすい。とにかくモーション全体
を登録しておけばよい。そして範囲全体のバイアスを登録。



 2体目も同じように設定する。ここではx方向にプラス・マイナス10の範囲で設定した。そう
するとセンタを中心に対象の位置になる。それで再生すると並列してダンス開始。



(アクセサリ設定)

 アクセサリに関しても最初戸惑ったが、理解すると難しくない。アクセサリは対象モデルのパーツ
との関連付けをすれば良いだけだ。



 アクセサリを呼び出すとアクセサリは地面に落ちた状態ででてくる。これはデフォルトの設定が
地面だからで、それをパーツと紐つけるといいわけだ。



 アクセサリの調整、特に大きさの調整は縮小率の設定でおこなう。この場合、縮小率を0.4にした。




 同じく2体目も繰り返す。





 最後にステージだが、ステージにはいろいろな種類があり、スクリーンが連動しているものもあれば
静止したものもある。例ではスクリーンが連動するものだが、これの設定はステージのREAD.MEファイル
等で確認する。
ステージを呼び出したら後は音楽ファイルを読込むだけだ。但し、MMDはWAVEファイルしか読込めないの
でMP3音源、AAC等はWAVEにエンコードしてからでないとできない。フリーソフトではSUPER C(正確には
シェアウェア)やほかにも色々なエンコーダーがある。試すのは良いがあまりいろいろなソフトを試すと
音源関係のドライバが壊れて再生が早まわしになるような症状がでるときがある。そうなるとウィンド
ウズメディアプレーヤーや他の再生ソフトでの再生がおかしくなったりする。Youtubeやニコニコ動
画などのストリーミング再生にも影響するのでほどほどに。壊れた場合はシステムの復元。駄目ならOS
の再インストールも覚悟する。




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