Kennyのブログあれこれ

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瓢箪・夕顔の味

2012-07-19 11:23:54 | 日記
7月19日 (木曜日)  晴れ  今日も暑くなりそうだ。

暑くならないうちに草取りをする。
小さな”あかちゃん瓢箪”だったが、ここ4~5日間で急に膨らんできた。

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更に花が咲き、虫の助けを借りて受粉されたところから、
次々と実を付け始めた。


まさに沢山実を付けて千成瓢箪の様になって行くのであろう!かな!
一昨年は1本で30個程の大・小の瓢箪が獲れた。
実際、上手く種が抜けたのは5個ほどで
くり抜いて容器にするには時間と手間がかかる・・・・・・。

買ってきた種は”瓢箪”で千成ではない。
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★瓢箪について調べてみた。
これは千成

・千成瓢箪の花

・瓢箪(ひょうたん)について、・・
大昔の瓢箪は、花を観賞し完熟した果実の中身を取り除いて飲み物の容器にする
植物でしたが、

その後に新品種が中国から伝わったり、変わった系統ができたりして、
未熟な果実を食べたり、保存食の干瓢(かんぴょう)に加工したりするようになって、
野菜の仲間入りをしました。


しかし千成(せんなり)瓢箪というと、
野菜や容器というよりも豊臣秀吉の馬印だといわれる方が多いのではないでしょうか。
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では、さまざまな内容を含めて瓢箪のお話をしましょう。

 瓢箪というと、野菜というよりも、水や酒を入れて持ち歩くための容器、
または表面を塗装するなどして加工し鑑賞するもの、と感じる方が多いと思います。

花は夕顔と呼ばれ、平安時代の昔から、夜咲く花として観賞されてきました。
では、源氏物語に登場する花の夕顔と、この花の咲く家に住む美しい女性のお話。もあります。

 現在の日本の園芸学会の
野菜リストには、ヒョウタンは載ってなくて、
でも細かくいうと、ユウガオはこの種(しゅ)のなかの一変種(へんしゅ)で、
そのほかに下の表でご覧のとおり三つの変種があります。
センナリヒョウタンもこの種のなかの一変種です。
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ユウガオ(スイカの台木)

フクベ(容器作り・観賞用)

ヒョウタン(容器作り・観賞用)

センナリヒョウタン(観賞用・野菜)

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●ユウガオは、、干瓢(カンピョウ)作りが主目的で栽培されていますが、
 スイカの接木苗の台木としても使われ、
 また若い果実を煮物として食べることもあるそうです。
★私が真岡の協力工場に毎週の様に出かけていた時
近辺は干瓢作りの産地と言う事もあって、玉が欲しいと言ったら
大きなフクベの玉をいただいたので、自分で干瓢を作って見たが
長くひも状に造れず、一玉分で止めて乾燥させたが、黄色くなってしまった。
残りの玉は煮物にして食べてみた。味の表現が難しい。


ユウガオで思い出すのは・・・・・・・・

小学3年ころ、父の勤める会社に冬季のみ”出稼ぎ”に来ていた方が
夏休みに遊びに来られては・・・とのお誘いで・・父と2人で出かけて行った。
遠い遠い。記憶だが、この当時の記憶は鮮明でしかも鮮烈である。
何せ、昔の武家の家に迷い込んだ感じだったから・・・・だ。

まだ、新幹線や高速道路なんて、陰も形もなく無いころ
そしてTVも家庭に普及するのは10年後だ!

在来線で三国トンネルを抜けて行くなんて、超冒険であった。

新潟に入って更に進むと宮内駅・・ここから山奥にバスで1時間以上入ったところから
更に山道を1時間以上歩いて分けいる、
湿った山道で至る所で湧き水がでている。

従って、水場に集まる小動物を狙って
途中、多くの蛇を、至るところで見かける。本当に夏山なので・・
沢山いるらしい。

丁度、蛙を加えて素早く藪に逃げ込むものも・・・

木々の小枝では多くの蝉が鳴いていて
普段人間が通らないせいだろうか?

全然逃げないので手づかみで、簡単にいくらでも獲れる。
5匹程、捕まえては空に投げ投げ・・遊び・遊び、ようやく小さな集落にたどり着く
疲れた!(実際ゆっくり歩いてくれたんだろう・・)

そこの集落は、全部の家の姓が中村さんであった。
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大雨になると、山道が使えなくなって
バスの停留所近くのお店に行けなくなるので
1週間はジットしていることになると聞いた。

荷をを運ぶのには馬を使っていた。
従って、馬小屋と家が一体になっている。私には考えられない光景が目の前にあった。
馬は貴重なんだ。

そう言えば学校に上がる前、父の本家にも馬が居たなあ~!
蠅がいっぱい、いてイヤだった・・・・が

(冬は豪雪地帯で2階の小窓が出入り口になるそうだが5M以上も上だ。)
それぞれの家に小さい池が有って、鯉を飼っている。(イザと言う時の食糧)

聞いてみれば(父が・・)、
当主曰く、昔は武士、平家の落人?らしい家系で有るらしい。
この時、平家落人の末裔の方にお会いしたのだった。・・

既に不便すぎて、町に降りるお家も有った。
家主の居なくなった家は、すぐに崩れて行って木々に覆われていた。
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夕食時には昔からの御膳が出され、どう食べていいのやらわからずに難儀した覚えあり。
それに女性は一切、客のいる間中、顔を見せることが無かった。

裏部屋らしきものが有って、そこから気配はすれど姿は見えず。
奥さんのみお給仕で・・・・

それにお風呂の水も、カメに一滴づつ、清水を細い管でとっていて
貯めたものでは足りなくて
3軒分から借りて足してお風呂に入れさせていただいた。

その脇に石積で囲った塀が苔蒸す上に夕顔(ユウガオ)の細長い大きな実が
沢山実っていた。
蔓が凄く伸びて凄かった。
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その時、生まれて始めて食べたのが”ユウガオ”の煮ものだったのだ・・・
これって食べるものなんだ???

少々ツルとしてジュワーと汁が口の中で広がって、飲み込んだ後に、ほろ苦い
何ともいえぬ、大人の味・・・?であった。

そして夜、寝床でノミの大群と戦うハメになった。
一睡も出来ず・・
父も体中が痒いと、お互いに朝は辛かった覚え有り。

多分、戦国時代の足軽・雑兵達は蚤・蚊・虱・ダニなどには
苦しんだだろうな!・・・・それも慣れか?な
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幼少時の経験と言うのは

100回聞くより1見だと言うが

私は常に思う事は100回見るより1体験だと!strong>

この時の事が後のち、
どれほど個人的な体験に対する好奇心の導火線に火を付けけたことか?
(一寸恰好良すぎ!表現か)
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学校も、もっとペーパで評価するのを控えて
体験実施に力をいれたらと思う。
そうしたらイジメだって減るよ・・・・・。

そう言う私個人、加齢に伴って好奇心も最近・・・下火だ!
残り火をも燃やさねば。長々と燃やしたくはないが・・なあ~!

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以上、長々と夕顔の味を新潟経由?で述べてみた。

つづき
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フクベとヒョウタンは中をくりぬいて容器として使ったり、
外側を美しく磨いて観賞したりします。

 センナリヒョウタンは鑑賞用にもなりますが、
ごく若い果実を煮物や奈良漬にして食べます。
野菜としては珍物(ちんぶつ)とされています。

またヒョウタンやセンナリヒョウタンは棚作りして、
花や果実を楽しむのにも適しています。

庭に作った夕顔棚の下で、夏の夕方のひと時を楽しんでいる江戸時代の絵画などが残っています。




これは源氏物語(夕顔)の場面


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ヒョウタンを「ひさご」と呼ぶこともありますが、

ひさごはユウガオ・フクベ・ヒョウタンにトウガンを加えた果実の総称です。

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調べるのにあたって”野菜の語り部”のWEBを参考にさせていただきました。

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