2011年の震災まではよく釣れていた涸沼へ久々に出撃しました。
前日の夜は深谷で力水を注ぎ込んだので、エネルギー満タン、
30日AM5:45に板橋の自宅を出発しました。
首都高速の王子北ICから乗り込んで、常磐道へ乗り継ぎます。
平日の早朝なので、土建業者の車ばかり走ってます。
常磐道の友部JCで水戸有料道路へ乗り継いで、水戸大洗ICで降りて涸沼へ向かいます。
AM7:45 広々とした涸沼の南岸へ到着しました。
平日ですがハゼマニアたちの車がポツポツ停まっています。
私のシエンタ君も土手の草むらに駐車して、土手を上って様子を見てみますと、・・・
涸沼川の方向にはたくさんのハゼマニアたちが釣り始めていました。
投げ竿が目立ちますね。
私は彼らと少し距離を置いて、短い竿で足元から広く探ってゆくことにしました。
ちょうど満潮で、土手を降りて平らな場所が水没しているので、
ウェーダーを履いて、探り釣りを開始しました。
エサはホタテ貝柱です。
すぐにチョンチョンと小突くアタリが頻繁に出ます。
しかしこのアタリは・・・そうです、チチブのアタリ。
ヌマチチブがいくらでも掛かってきますが、ハゼのアタリは皆無です。
何処へエサを落としてもヌマチチブばかり。
↓ ↓ ヌマチチブはハゼじゃない。食べても美味しくないらしいです。
ダメですな。
1時間ほど探ってましたがハゼは釣れないので場所を移動。
涸沼川の大貫橋のポイントへ移動してきました。
こちらの場所のほうが有名で、平日でも多くの釣り人で場所取りされているのに、
今日はガラーンと空いてました。← 嫌な予感がします。
地元漁協のシジミ貝の漁船が前を行ったり来たり。
これでは投げ釣り(ブッ込み釣り)はできませんな。
大貫橋の周辺の沈みテトラの間の隙間を狙って穴釣りを試みましたが、
釣れてくるのはヌマチチブばかり。
ここも30分ほどで見切りました。
先週から急激に気温が下がったのでハゼの食いが渋いのかな?
だけどチチブは元気に食らいついてくる・・・最初からハゼはおらんのかな?
うーん、ハゼの群れは、ひょっとして、もっと下流の那珂川との合流点あたりまで
下っているのか?
再び場所を移動して海門橋のポイントまで下ってきました。
ここはもう那珂湊港の近くです。
海門橋の下は複雑な水流で、シーバス、クロダイ、ヒラメなどの大物がよく掛かる場所
なので、太ハリスの針でやってみることにしました。
透明度の低い汚れた涸沼川の水の色は、那珂川の奇麗な水に薄められて、
ここ海門橋のある河口まで下ってくると、海水も混じって、透明感が増しました。
ホタテ貝柱のエサを付けて、えいっ、海門橋の橋げた周辺へ投げ込んで、
ジビジビ・・・底をゆっくり移動させて寄せてきました。
3メートルほど寄せてきたところで、穂先に軽く叩くようなアタリ・・・
コンコン・・・コンコン・・・
おっ、ハゼの力強いアタリか?・・・針を呑み込ますためにラインを弛ませて、
しばらく待ってから、エイッと竿をしゃくって、合わせました。
あれっ?
グーッと重たいだけの感触・・・やばっ、根掛かりしたか?・・・
さらにロッドをグーンと立てると、重たいけど寄ってきます。
ゴミを引っ掛けたかな?
リールを巻いてゆっくり寄せてきて、あと5メートルぐらいのところで、
急にゴンゴン、ゴンゴン抵抗したので、
?何? もくずカニか? それともタコか?
なんだろう?と思いながら寄せてくると・・・
なんと、
↓↓ 立派なマゴチ君じゃないですか?
なんとまあ、ホタテ貝柱のエサに食らいついてくれるとは・・・なんとも有難い。
感謝、感謝、感謝。
ならば、もうハゼ釣りはやめて、マゴチやヒラメ狙いに切り替えようと、
駐車場まで慌てて戻って、ジグヘッドとソフトルアーの仕掛けで、
その後1時間ほど粘ってみましたが、・・・そんなにうまくいきません。
昼前に切り上げて、終了。
本日は涸沼のハゼはボウズ。全く釣れませんでした。
その代わり、あくまでも外道ですが、48cm マゴチ1匹をゲット。
↓↓ マゴチの口に掛かった丸セイゴ8号の小さなハリです。
ハリス1.5号、よくぞ掛かってくれました。
一昨年(2018.9)も不作の涸沼。
今年も不作の涸沼。
上州屋や釣り侍さんなどの釣餌屋のニセ情報に騙されません。
2020.10.4 追記
4日間寝かせたマゴチの唐揚げと刺身です。
どちらも大変美味しゅうございました。