口にするのはどうも憚られる。
そう話す方も多のが雑草の類。
オオイヌノフグリも、ママコノシリヌグイも歴とした正名。
それでも会話の中に登場するときには、「あれねぇ~」では困る。
だから改名希望論者が現れる。
たかが雑草ごときに二つも三つも名前は要らないし、迷惑な話だ。
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(2017.07.02 松江)
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ヘクソカズラ(屁糞蔓) アカネ科ヘクソカズラ属 Paederia scandens
(2017.07.01 須磨離宮公園)
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花筒の先端は5裂(下図は6裂)、中心部は臙脂色で白毛が密生している。
この臙脂色が花筒の先端部分にまで達している花の画像を見たこともある。
めしべは1本、花柱は2裂、時に花筒の外に出るので見える。
おしべは5本、花筒の下部についているので切り裂かないと上からでは見えないのだが
一度、かなり上部についたおしべを撮ったことがある。
果実の頃
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ヘクソカズラ
それでも名前ほどには酷さは無い気がしますから人それぞれ。
ドクダミの臭いが気にならないのと同じかも知れません。
めしべは必ず…では無いですけど、花筒の外にまで伸びていたりしますが、おしべは難しい。
そんな時には一つつまんで、左右に開けば…です。
手に少し臭いは残りますからそこまでしなくても良いのかも知れません。
ヘクソカズラが素敵ですね。
もうこんなに綺麗に咲いているのですね。
ヘクソカズラに最初出逢った時はいつだったでしょうか~
忘れるくらい小さな頃だったと思います。
あまり印象は残っていないのですが
夏休みには何処を歩いても何処で遊んでも良く目にするお花でした。
カメラを持つようになってあらためて見ましたら
「まぁ~何と素敵なお花でしょう~」でした。
キラキラ輝いて...花弁のフリルがどれも少しずつ違って中にはピンクに染まったようなものまで
そんなお花を見つけては「やった~綺麗~」などと・・・
もじゃもじゃで見えない中心部を覗き込んでは(○'。'○)ん? …などと座りこみました。
結局紐のような雌しべが2本確認できましたが後はわかりませんでした。
果実の輝きも素敵ですね^^大好きです。
今季も覗き込もうと思います。
いつも色々とありがとうございます。