河川敷のネナシカズラ。
少し高みに広がっていたのは、寄生していたクズが枯れてしまったので、運命を共にした。
散歩道に広がったクズには、同じように絡みついているし、
こちらはいたって元気(?)で、そろそろ花が咲く気配…。
そう思っていたら、1キロほど上流では先に花が咲き始めている。
(2010.09.10・16 大明石町)
(2010.09.21 玉津・大明石町)
(2010.09.22 大明石町)
㊧ ネナシカズラ 花は穂状に咲く。雄しべは5個、雌しべの花柱は1個。
㊨ アメリカネナシカズラ 花は固まって咲く。雄しべは5個、雌しべの花柱は2個。
(2010.09.24 大明石町)
(2010.10.02 大明石町・伊川)
シロザに絡みついてまだ広がっているものもある。
宿主のヨモギもしっかりと花を咲かせ、花粉を飛ばしている。
ネナシカズラ(根無し葛) ヒルガオ科ネナシカズラ属 Cuscuta japonica
(2010.10.16 伊川下流)
8月のネナシカズラ ネナシカズラ2 去年のネナシカズラ・アメリカネナシカズラ
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大きく写しだされた花を見るとネナシカズラも好きかなーと気持ちが変ってきました。
つぼみが愛らしいですね。
河川敷には流れから少し高い部分に舗装された遊歩道が作られたのですが、
何度も増水して土砂が堆積し、余り手入れはされていません。
ですから、雑草類、特に蔓性植物の天下ですね。
ナンキンハゼやセンダク、コマツナギ程度しか樹は育たないので、
草同士が絡み合っています。
とにかく嫌われ者同士が絡み合っているのを見ていると、おかしくなってきます。
競い合っている間に、アレチヌスビトハギが割り込んできたり…。
「花の写真」を熱心にお撮りになる人でさえも近寄らないでしょうね。
こちらは、今日確認しましたが四ヶ所で増えていました。
アメリカは一ヶ所だけ、ヨモギに絡んでいるだけです。