休耕田のキンエノコロ。
開発計画の看板が立てられたから、来年はこの景色は無い。
コツブキンエノコロ イネ科エノコログサ属 Setaria pallidefusca(=Setaria glauca var. pallidefusca)
キンエノコロ(金狗尾)Setaria glauca(= Setaria pumila)
アキノエノコログサ(秋の狗尾草)Setaria faberi
(2018.09.21 立石)
☆
【キンエノコロとコツブキンエノコロ】
分類上ではキンエノコロの変種として区別されていたし
最近では別種とされているのだが
いつも気になりながら、その二種類を区別したことはなかった。
幾つかのページでは、敢えて区別することは無いと書かれていたりする。
それでも最近増えてきた気がする花穂の長いこの画像のものが
「コツブキンエノコロ」として区別されているようだ。
穂は長いので垂れていることも多く、花序の幅は狭いので細長く見える。
小穂がやや小さいので「小粒」と名付けられている。
最近では、フシネキンエノコロ(アメリカキンエノコロ)と名付けられたものが帰化しているようなので
ますます区別が面倒になってきている。
こちらは節根、掘り起こして確認することも必要だそうだが、花穂が直立、刺毛が疎らと言う点で
見た目での区別も可能だと解説されている。
☆
▲ 今年は至る所でキンエノコロ、花穂は長く細身、区別すればコツブキンエノコロ。
--------------------------------------------------------------
エノコログサ アキノエノコログサ キンエノコロ ムラサキエノコログサ オオエノコログサ
面倒なので避けて通っていました。
それでも見た目で区別出来るものは区別しておきたいですね。
「小粒」なのに花穂が長い…が気になっていますが
全体が細身なのは粒が小さいからだ、そう理解すると
なるほどこれは「コツブキンエノコロ」…と感じられるようになりました。
正しくは、小穂の「粒」を計測したりしないといけないのでしょうが。
エノコログサも色々な種類があるのですね。
花穂が長くて細いものがコツブキンエノコロと思って良いのでしょうか。
スタイルが良いですね。
色々憶えて行こうと思います。
いつも色々とありがとうございます。