私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

亡くしたもの

2005-12-29 11:56:08 | 独り言

結婚して、環境が変わって失くしたと思っていた

友達は変わらぬ姿でいてくれていて

遠く離れてしまったと思っていたのに

本当は、こんなに近くにいてくれた

 

いつでも傍に居てくれたのに

手を伸ばせば届いていたはずなのに

そんなことも気が付けずにいた

 

子どもがいるから

旦那が協力してくれないからと

自分の心に言い訳して

心を閉ざしていたのは私

近づこうとしなかったのは私

 

忙しさに 心を亡くしていたのも私

忙しいという字は心を亡くす

そう書くことを教えてくださった人が居て

 

 少しずつ 私の心は慎ましく変わることを祈っている

心は 生まれたまんまの真の姿であるように

 

気付かせてくれて ありがとう

あなたがいたから 今の私がいることに

ありがとう


再会

2005-12-29 09:57:33 | 日々つれづれ
記事が、前後してしまうのだけれど、27日は、元職場で一緒だった男性二人と、食事に出かけました。
一人は、別居した時に、男性の立場としての意見を聞けたらと思って電話をしていました。
結局、その時に逢わずじまいになってしまっていたので、食事に行こうと誘いました。
一回り年上で、遊んでいるタイプで、でも信用できる人で・・・・
仕事していた時は、月に数回、二人で車で一日中一緒に居ました。
現場での仕事だったので、作業着だったのですが、おいしい店を見つけては、ランチに行ったり、時間が余ると、私を横に平気で昼寝したり・・・・

もう一人の人は、私が結婚して初めて好きになった人でした。
次女を出産して、復帰してすぐにその職場に転勤になり、結構大変だったのですが、支えてくれた人でした。
自らも、二人の子どもを持ち、深夜も働いていた奥さんと二人で子育てしていました。
一緒に、マラソンをしたり、野球をしたりする話を聞き、羨ましく思ったりしました。
その人の転勤が決まった時、二人きりの部屋で、書類を整理しながら、思わず泣いてしまいました。
私にとっても、びっくりで、私ってこんなにこの人のこと好きだったんだって気が付いたくらいです。
部屋を出た後、みんなの前で、
「○さんが異動しちゃうから、不安で思わず泣いちゃったよ。」
なんて言ってごまかして・・・・・

その後の送別会の飲みの席では、いつも隣に座って、一緒に3キロくらいの道のりを歩いて帰っていました。
少しでも、一緒に居たかった。もしかしたら同じ気持ちでいてくれるのかな。
そんな風に、思ってみたりしたけれど、このままの関係が一番いいななんて思っていました。
これ以上、近づきすぎてしまったら、何かを壊すことになるなと思いました。
この関係なら、ずっとこのままでいられる、そう思いました。

その人は、かっこよくて、人当たりも良くて、笑わせ上手で、男女問わず、好かれていて・・・・・
私の中では、非の打ち所のない人でした。
でも、いつも自分を責めているような人でした。
それを知ったのは、好きだと気が付いてからなのですが・・・・・
結局は、同じような人を好きになってしまうのでしょうね。

仕事を辞めてからも、昼に食事に行ったり、メールをしたりしていました。
でも、ある日突然、メールが届かなくなり、電話が変わっていました。
連絡もないし、ここまでなのかなぁ、迷惑だったのかなぁと思っていました。
でも、やっぱり逢ってみたかった。
自分の過去一緒に過ごした人と、逢って話すことは、過去の自分にも気付くことが出来るし、まだ少し、想いも残っていたのかもしれません。
食事に行こうと誘った人に、好きだった人も誘ってくれるように頼みました。

自分から、こんな風に誘うことは、今までになくて、
「誘ってくれて嬉しかったよ。ありがとね。」と二人に言われて、私も嬉しかったです。
「変わらないね。っていうか、前よりも華やかになっているし。」
「痩せたよね。」
それまでは、自分を着飾ることもせず、すっぴんに口紅だけで仕事をしていて、私が変わったことを気が付いてくれて、嬉しかったです。

携帯電話が変わったことは、水の中に落としてしまって、データが消えたのだと教えてくれました。
新しい番号も、アドレスも交換できました。
自分で、勝手に想像して、傷付いていた私。馬鹿みたいじゃんって思いました。
相手の行動を、想像してもいいことなんて何もないことを学習できました。

実はねって、今の状況を話したときに、男としての立場を聞かせてもらいました。
二人とも、夫婦で仕事していて、子どももいて・・・・・
結構、奥さんが何を言っても、受け止めてあげていて、子どもの成長のことも考えていて・・・・・
今まで旦那の話をした時に、女友達は、男の立場を理解するような発言が多かったのに比べて、自分だったらそういうことは思わないししないと言われました。
別居して、旦那の話をした男性は、みんな旦那の行動を否定して、女性は、ある程度擁護する、なんだか面白いなって思いました。

結構、遊んでいると思っていたのに、家族に対する想いはとても強くて、旦那のことを考えると悲しくなりました。
想いはあるのに表現できないのか、そういう想いが生まれて来ないのかは定かではないのですが・・・・
二人とも、私の仕事も評価してくれました。
カウンセリングの先生もそうだったのですが、旦那は、まったくと言っていいほど、興味を示してくれず、掲載されている本すら見てくれることはありませんでした。
旦那は、私から評価されることは求めても、私を評価してくれることは一切なかったのです。

旦那の話をしながらも、色んなことで、盛り上がり大笑いしました。
久しぶりにこんなに笑ったなぁと思いました。
「今年の忘年会の中で、一番楽しかったよ。ねこさんがいる頃が一番良かったよ。今は、職場の交流もないし、こんな話をして、笑うこともなくなったよ。いい時に辞めたね~。」
そんな風に言ってもらえること嬉しかったです。

下ネタ満載の話が始まってしまい、
「私は、どこでもそうなのよね。二人とも私のこと、女性として見ていないでしょ!」
Sさんに言った言葉を、もう一度言う羽目になりました。
「まぁ、受け止めてくれる人も、必要ということで・・・・」
同じような回答をされて、私って受け止めてくれる人なんだなぁって、改めて自分のことに気が付いたりして・・・・・

翌朝、二人からメールをいただきました。
「・・・誘っていただきありがとうございました。・・・色々とあるとは思いますがなるようにしかならないので・・・・・」
「ねこさんの笑い顔も見れて、なんかうれしい気分でした。また、いつでも声を掛けてね。いろいろあった時に、応援できなくてごめんね・・・・」
こんな風に、言ってくれる人たちが回りにいることを改めて気が付きました。
一人で殻にこもって、一人で傷付いていたこと。
ちゃんと目を開けて、周りを見渡せば、暖かい人たちに囲まれていて・・・・
それに気が付かなかったのも私なんだなって。

それまでは、逢いたいと思っても、何かと自分に理由をつけて、誘えなかった私。
でも、なんだ、簡単なことだった。
逢いたいと思えば、連絡を待たないで、自分から連絡すればいいし、頼りたいと思えば、頼ればいい。
こんな簡単なことが、出来ないでいたんだ。
それに気が付いたこと、大きな収穫でした。

夜遊び

2005-12-29 03:28:08 | 日々つれづれ
今日は、久しぶりに夜遊びをしてきました。
10月の終わりに、偶然再会した友達ともう一人の友達に会いました。
結婚する前は、3人でよく飲みに出かけていたのですが、結婚してから夜会うのは初めてです。
昼間は、ランチをするくらいで、もう何年も話したこともなく、二人は仕事をしていて夜も遅く、電話で話すこともなくなって、会うことはもうないかもしれないと思っていました。

旦那に愚痴をこぼすと、
「そんなことわしに言わなくても、相談する友達もいないのか!!」
と怒られていました。
結婚前、何かあるたびに、二人に頼っていた私。
「尾崎豊が死んだ時も、泣きながら電話してきたよね。」
なんて言われてしまいました。
私は、覚えていないんですけど・・・・
なかなか会うことも出来ず、二人にすがりつくこともなくなっていました。

でも、会えばあの頃のままで、もう友達には戻れないのかもしれないと思っていたのに、いつも会っているかのように話も出来て嬉しかったです。
明るく振舞っていたつもりなのに、10月に会った時、何かあった顔をしていたと言われてしまいました。
「ねこは、なんかいつも寂しそうな顔をしていて、出会ったときも、そんな顔していたよ・・・・」
ずっと私の恋愛を見守ってくれていた二人、何もかもお見通しだったみたいです。
頼りたかったのに、頼れなかったことを話すと、
「馬鹿だね~。なんでそんな風に思っちゃうの?私達を信じていないって言うこと?」
って怒られてしまいました。

考えてみれば、そうなんですよね。
友達のことは好きでたまらないんだけれど、相手が自分のことを好きかどうか自信がない。
でも、それは相手にとっては信じられていないことになってしまうんですよね。
今までも、そんな風に自分から線を引いていたのかなと思ってしまいました。

今までとは違って、自分の生き方をしっかり持っていて、何も考えずに過ごした私とは違って大人だなぁなんて感心してしまったり・・・・・
それぞれが辛い時期を乗り越えたこともあって、今までとは違った会話が出来て楽しかったです。
何も隠さずに話せる間柄なので、自分の気持ちを素直に話して、受け止めてもらいました。
それもまた、心地よかったです。
友達に、
「私達は、一種のアルコール依存症だけど、ねこはアルコールが飲めないからそんな風に男に依存してしまうのよ。アルコールに依存出来れば良かったのにね~」
なんて言われてしまいました。

「ねこは、結局、真面目なんだよね~。なんでも一生懸命になり過ぎるのよ。もっと自分がしたいようにすればいいじゃん。」
とも言われました。
自分で自分のことは真面目だと思えなくて、男にだらしなくて、いい加減で、意志が弱くてなんて思っているのに、勤めをしていた時も、よく言われて、理解できないでいました。
結局のところ、自分で自分を縛っている部分、多かったのでしょうね。

一人は、そのまま帰ってしまったのですが、もう一人の友達にクラブに連れて行ってもらいました。
そういったところはもちろん初めてで・・・・・
その友達は、離婚した当初、週末になるとそこに訪れ、寂しさを埋めるために男遊びをしていたことを教えてくれました。
もちろん私にそれを勧めるためではなく、行ったことのない私に社会見学で連れて行ってくれたのですが・・・・

途中、私のことを心配しながらも友達は用事が出来て帰ることになり、男の人とずっと話をしていた私を心配したのか戻ってきてくれたり、メールや電話をくれたり・・・・
いつも飲まないアルコールなのに、カクテル5杯も飲んでいたし、以前の自分と重ね合わせてしまったのでしょう。

私は、その男の人と、踊ったり話したり、ずっと一緒に話していました。
男と女の会話になってしまったのですが、何故か子どもの頃からの癖に共通点があり、それで盛り上がってしまいました。
そんな話を、他人にするのも初めてで、ここでその話を出来たこと、なんだかすごいなぁと思ってしまいました。
踊りながら手を繋いだり、抱き合ったりしていたので、盛り上がりついでに、そのまま流されてしまってもいいかなぁなんて思ったりもしたのですが、結局は、そんな気持ちも起こらず、通りまで出て別れました。

カウンセリングでラブ・アディクションを指摘されてしまったのですが、なんだかそういう気持ちは起こらないようでした。
結婚してからも、旦那以外の人に抱かれたい、すがりたい気持ちはずっとあって、それは、無理に自分の感情を押さえつけていました。
たぶん”彼”に会った時も自制心が強く、罪悪感ばかり残ってしまいました。
東京でSさんに会った時、自分に正直に行動して、セックスすることが自分を満たすのではないことに気が付いたせいもあるのでしょうか?
寂しさはずっと付きまとっているのに、今日知り合った男性に、それを埋めて欲しいと思う気持ちにはなれませんでした。

抱かれたいとか、満たして欲しいという気持ちは、好きな人にだけ生まれてきて、結局、そうではない人に対して、依存するということはないのだなと思いました。
結局のところ、罪悪感を持たずに行動したことで、自分の本当の気持ちが見えてきたと言うか・・・・・
カウンセリングで、説明していただいて、よくわからない部分が少しわかってきたように思います。