私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

再会

2005-12-29 09:57:33 | 日々つれづれ
記事が、前後してしまうのだけれど、27日は、元職場で一緒だった男性二人と、食事に出かけました。
一人は、別居した時に、男性の立場としての意見を聞けたらと思って電話をしていました。
結局、その時に逢わずじまいになってしまっていたので、食事に行こうと誘いました。
一回り年上で、遊んでいるタイプで、でも信用できる人で・・・・
仕事していた時は、月に数回、二人で車で一日中一緒に居ました。
現場での仕事だったので、作業着だったのですが、おいしい店を見つけては、ランチに行ったり、時間が余ると、私を横に平気で昼寝したり・・・・

もう一人の人は、私が結婚して初めて好きになった人でした。
次女を出産して、復帰してすぐにその職場に転勤になり、結構大変だったのですが、支えてくれた人でした。
自らも、二人の子どもを持ち、深夜も働いていた奥さんと二人で子育てしていました。
一緒に、マラソンをしたり、野球をしたりする話を聞き、羨ましく思ったりしました。
その人の転勤が決まった時、二人きりの部屋で、書類を整理しながら、思わず泣いてしまいました。
私にとっても、びっくりで、私ってこんなにこの人のこと好きだったんだって気が付いたくらいです。
部屋を出た後、みんなの前で、
「○さんが異動しちゃうから、不安で思わず泣いちゃったよ。」
なんて言ってごまかして・・・・・

その後の送別会の飲みの席では、いつも隣に座って、一緒に3キロくらいの道のりを歩いて帰っていました。
少しでも、一緒に居たかった。もしかしたら同じ気持ちでいてくれるのかな。
そんな風に、思ってみたりしたけれど、このままの関係が一番いいななんて思っていました。
これ以上、近づきすぎてしまったら、何かを壊すことになるなと思いました。
この関係なら、ずっとこのままでいられる、そう思いました。

その人は、かっこよくて、人当たりも良くて、笑わせ上手で、男女問わず、好かれていて・・・・・
私の中では、非の打ち所のない人でした。
でも、いつも自分を責めているような人でした。
それを知ったのは、好きだと気が付いてからなのですが・・・・・
結局は、同じような人を好きになってしまうのでしょうね。

仕事を辞めてからも、昼に食事に行ったり、メールをしたりしていました。
でも、ある日突然、メールが届かなくなり、電話が変わっていました。
連絡もないし、ここまでなのかなぁ、迷惑だったのかなぁと思っていました。
でも、やっぱり逢ってみたかった。
自分の過去一緒に過ごした人と、逢って話すことは、過去の自分にも気付くことが出来るし、まだ少し、想いも残っていたのかもしれません。
食事に行こうと誘った人に、好きだった人も誘ってくれるように頼みました。

自分から、こんな風に誘うことは、今までになくて、
「誘ってくれて嬉しかったよ。ありがとね。」と二人に言われて、私も嬉しかったです。
「変わらないね。っていうか、前よりも華やかになっているし。」
「痩せたよね。」
それまでは、自分を着飾ることもせず、すっぴんに口紅だけで仕事をしていて、私が変わったことを気が付いてくれて、嬉しかったです。

携帯電話が変わったことは、水の中に落としてしまって、データが消えたのだと教えてくれました。
新しい番号も、アドレスも交換できました。
自分で、勝手に想像して、傷付いていた私。馬鹿みたいじゃんって思いました。
相手の行動を、想像してもいいことなんて何もないことを学習できました。

実はねって、今の状況を話したときに、男としての立場を聞かせてもらいました。
二人とも、夫婦で仕事していて、子どももいて・・・・・
結構、奥さんが何を言っても、受け止めてあげていて、子どもの成長のことも考えていて・・・・・
今まで旦那の話をした時に、女友達は、男の立場を理解するような発言が多かったのに比べて、自分だったらそういうことは思わないししないと言われました。
別居して、旦那の話をした男性は、みんな旦那の行動を否定して、女性は、ある程度擁護する、なんだか面白いなって思いました。

結構、遊んでいると思っていたのに、家族に対する想いはとても強くて、旦那のことを考えると悲しくなりました。
想いはあるのに表現できないのか、そういう想いが生まれて来ないのかは定かではないのですが・・・・
二人とも、私の仕事も評価してくれました。
カウンセリングの先生もそうだったのですが、旦那は、まったくと言っていいほど、興味を示してくれず、掲載されている本すら見てくれることはありませんでした。
旦那は、私から評価されることは求めても、私を評価してくれることは一切なかったのです。

旦那の話をしながらも、色んなことで、盛り上がり大笑いしました。
久しぶりにこんなに笑ったなぁと思いました。
「今年の忘年会の中で、一番楽しかったよ。ねこさんがいる頃が一番良かったよ。今は、職場の交流もないし、こんな話をして、笑うこともなくなったよ。いい時に辞めたね~。」
そんな風に言ってもらえること嬉しかったです。

下ネタ満載の話が始まってしまい、
「私は、どこでもそうなのよね。二人とも私のこと、女性として見ていないでしょ!」
Sさんに言った言葉を、もう一度言う羽目になりました。
「まぁ、受け止めてくれる人も、必要ということで・・・・」
同じような回答をされて、私って受け止めてくれる人なんだなぁって、改めて自分のことに気が付いたりして・・・・・

翌朝、二人からメールをいただきました。
「・・・誘っていただきありがとうございました。・・・色々とあるとは思いますがなるようにしかならないので・・・・・」
「ねこさんの笑い顔も見れて、なんかうれしい気分でした。また、いつでも声を掛けてね。いろいろあった時に、応援できなくてごめんね・・・・」
こんな風に、言ってくれる人たちが回りにいることを改めて気が付きました。
一人で殻にこもって、一人で傷付いていたこと。
ちゃんと目を開けて、周りを見渡せば、暖かい人たちに囲まれていて・・・・
それに気が付かなかったのも私なんだなって。

それまでは、逢いたいと思っても、何かと自分に理由をつけて、誘えなかった私。
でも、なんだ、簡単なことだった。
逢いたいと思えば、連絡を待たないで、自分から連絡すればいいし、頼りたいと思えば、頼ればいい。
こんな簡単なことが、出来ないでいたんだ。
それに気が付いたこと、大きな収穫でした。


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